やっとだよ、全員集合!~成長と間引き~(理:伊東功平)
2025年10月29日 (水)
CONTENTS
1.近況報告
2.ダイコン速し
3.ゆっくりじっくりキャベツ
4.ホウレンソウ
5.反省
6.日照環境
1.近況報告
おはようございます。最近は晴れの日が多いのにもかかわらず、植物に直射日光を与えられないことがとてももどかしいです。この黄色いっぱいの写真は購買に売っていた「レモナック」という謎の商品です。こういう謎の商品があるたびにきっとこんな味がするだろうと予測して買ってしまいます。このレモナックは想像通りの味でしたが、おいしかったです。まだあるかわかりませんが一度食べてみてはどうですか。
2.ダイコン速し
ダイコンは播種してから5日目にようやく芽が出て、Day18の6日目にダイコンAのほうで5つダイコンBのほうで3つほど芽が出た。気温も急に低くなってきていたので芽が出るか心配でしたが、芽が出てよかったです。
Day21(10/26,14:34) 気温14℃ 湿度84%![]()
Day19、20は用事で実家に帰っていたので記録できていません。水やりの頻度は2日か3日に一度くらいなので水差しなどの対応もしませんでした。Day21になってみてみると...たくさんのダイコンが芽を出し伸長してました!一瞬でした。やはり光量が足りないのか徒長気味でした(´;ω;`)ただ、以前の芽出し苗と異なるのはまっすぐ強く育ち、葉が肉厚だったことです。水をやっても、風が吹いても倒れませんでした。前回と違ってしっかり根を張れているのでしょうか。さらに明らかに子葉が開いているものが多かったです。
Day23(10/28,12:02) 気温14℃ 湿度36%
そして嫌なことに気づいてしまったのですが、子葉の一枚だけ、一部が穴が開きその周りが褐色に変色していました。原因はよくわかりませんが、間引きで除いてしまえば大丈夫だと思うのでいったん経過観察することにしました。
ダイコンの間引きをパッケージの説明に倣って行おうとしました。"発芽後は順次間引いて本葉4枚で一本立ちにします。"と記載されていました。本葉が出てないのでまだ間引きするには早いかもしれないと思いましたが、過去のブログを参考にして"各個体の日照競合を減らす"という間引きの意義に反していないと考えたので間引きしました。間引く苗は葉の形が悪いもの、葉の一部が枯れているもの、徒長気味でぐらついているものを中心に選びました。間引き後は散髪後のような、なんだかさっぱりした気分なりました。
3.ゆっくりじっくりキャベツ
Day18のキャベツだがほとんど成長していないようにみえた。成長することもなく枯れることもない平衡状態にあるのではと心配になった。また、土に関して気づいたのだが、写真のように鉢中央から土が乾いていた。全面的に土が乾いていくものだと思っていたので意外だった。水やりは中央が少し乾き始めたくらいでやるようにしています。
Day23(10/28,12:02) 気温:14℃ 湿度:36%![]()
少しずつではあるが本葉が大きくなったり、数が二枚になったりと小さな変化が増えてきて、着実に成長していることが確認できた。パッケージにはそもそも秋播きで収穫に150日ほどかかると記載されていたので成長速度はこのくらいで妥当だと考えたのでこのまま忍耐強く育てていきたい。
4.ホウレンソウ
播種してから約15日経ちました。発芽したのは13/17個で発芽率は76%でおおむねパッケージ通りになりました。横から見ると、どの個体も真上というよりはばらばらに斜め上方向に伸びていました。二列の条播きをしたのですが、左側のほうが発芽率がよく特に右下の発芽がよくないです。一日ごとに180度回転させていたが、晴れの日曇りの日関係なく回転させていたので偶然右下にあたる光量が多かったのでしょうか。それとも偶然種の状態が悪かったのでしょうか。よくわかりません。葉っぱの形は面白いなと感じました。まさにその形は噴水のごとく、土の中からホウレンソウの葉が噴出しているようにも見えます。
Day23(10/28,12:02) 気温14℃ 湿度36%![]()
横から見ると一部の苗は根元の部分の土が割れていて少し露出していました。この時、根は光合成をしないので光は必要でないというのはわかるのですが、逆に光が根の成長を妨げることもあるのではと思ったりもしました。とりあえず、このままでは苗が安定せず生育によくないので優しく土を寄せて、水やりをして土を固めておきました。
5.反省
まず、そもそもの話なんですが前回プレビューすることを忘れてしまい字の配置がおかしいなどとても見にくいブログとなってしまったことをお詫びします。プレビューを忘れないように注意します。菜園のほうですが、やっとすべての野菜の苗がそろって一安心しました。しかし、過去のブログを参考にしていると多くの苗が初めのうちから低いところで葉が増えており自身の苗とは外見が全く違います。日光不足のため、胚軸の成長が速いのは仕方ないのですが、同じような経過日数で他の方の苗とどんな違いがあるのかもう少し調べておきたいと思います。
6.日照環境
明らかに柵の外側のほうが明るかったので移動させました。すこしでも日の当たるところへ...
コメント
伊東さんこんにちは
レモナック...... 見るからに味の想像がついて......
ちなみにですが、栃木県名物の「レモン牛乳」はレモンが入っていません。そういうものです。
さて投稿内容に入り、栽培の模様は......まあ順当でしょうか。
ミニダイコンはうまく発芽したようです。リスタートの時期遅れが気になるところではありますが、結果的に言うならリスタートしたのは正解でした。子葉の開きもそうなんですが、明らかに胚軸の徒長の仕方が一回目の時よりも改善されているように見えます。
点まきでしっかり発芽し、間引きもいい感じに行ったようです。とりあえずこの三株で生育させましょう。ではなぜ点まきでそんなに種子が必要だったのか......最初から三粒で良いのではないか......というと決してそんなことはなく、最初の生育時には隣の株と接しているくらいが生育に良いのです。理由は不明なんですが、たいがいの植物はそういう性質を持ちます。
さて、性質と言えば最初に言うべきことだったかもしれませんが、ダイコンは「子葉の向きに合わせて根を張りやすい植物」です。どういうことかと言うと、ダイコンは双子葉植物なので一本の主根とそこから分岐した幾つかの側根を出すのですが、主根から子葉の向きに合わせて側根を出すという面白い性質を持ちます。ただ、鉢栽培の場合、お互いの株で根が絡まるのはどのみち避けられず、結局のところそんな性質を気に掛ける必要はなかったということです。
それよりも、間引きの「意義」を理解して行ったこと、つまりはこちらのコメントを読みこなして頂いたことはポイント高いですね。
さて、もう一方のキャベツは、ダイコンに比較して初期の生育が遅いものです。気長にいきましょう。
鉢中央から土が乾くのは不思議ですね。たいがい逆なんですが、プラスチックの鉢だからでしょうね。お渡しした鉢は「駄温鉢」というタイプであり、分類上「陶器」になります。この陶器というのは焼成温度が低く、中に含まれる微細な間隙が連続して存在します。そのため、実は水や水蒸気を通します。その方が「空気中の酸素を取り入れ」、「かつ過湿を避ける」ことができ、植物の栽培に非常に都合がいいのです。プラ鉢はその点絶対に水を通しませんから、弱点でもありますが、逆に乾きにくくて水やりの回数を減らすことができ、手間が減るという長所にもなります。
ちなみに陶器は茶碗なんかでは水を通したら困りますので「釉薬」というガラス質で覆います。高温焼成する「磁器」は空隙が連続しておらず、水を通さないので釉薬はその意味で必要ありませんが、やはり装飾と洗浄性のために釉薬を使っています。
最後にホウレンソウはなかなかいい発芽率でした。というのもポテンシャル的な発芽率は、パッケージ通りで疑いないんですが、ホウレンソウの種子は硬いためなかなかアマチュア栽培では発芽率が下がりがちになります。きっとしっかり土に播種し、覆土が適切だったのでしょう。
その後の見守り、というか観察、また土を添えるなどの細かい対処はさすがです。
最後の画像は...... 最初アパートの隣のベランダかと思ったのですが、どうも違う......廊下的な部分でしょうか。まあ使って差し支えない場所ならいいのですが。
そして日照条件を少しでも良く、本当に立派です。どういうことかというと動物と違って植物は目立たず、応答も早くはありません。つまり感情移入しにくい面があります。それなのに、「少しでも」という、単なる実験を越えた気遣いがいいのです。
さあ、また投稿お待ちします。生育スタートは変化があるため画像枚数も多くなりがちですが、ここぞという画像のみで結構です。![]()
スイカ割りに細かいルールがあったー!
ラボスタッフ・オガタ

