【アウトリーチ活動】米沢興譲館高等学校・SSH異分野融合サイエンス(研究室見学), 仙台市教育センター「環境教育研修」特別講義(8/1)
2018年8月 1日 (水)
学力テストでは理科離れが顕著とか。。。また、学力の底上げというか。そんなことも。写真で見たというようなことではなく、本物を見て、実感して、その中で失敗しながら、学ぶと言うことが、どこかかけているような。。。というのは、簡単でそれを完遂するのは難しいことなのですが。。。
米沢興譲館高等学校・SSH異分野融合サイエンス(研究室見学, 8/1)
7/12(木)に、SSH異分野融合サイエンスということで、米沢興譲館高等学校へ。その時のメンバーが東北大のオープンキャンパスにあわせて、研究室見学に。講義の時に、話をしたように、実際にものを見てみることは、大事ですから。渡辺の講義を取ってくれたメンバーは、皆さん、農学を目指しているとか。ということで、渡辺も農学部の卒業なので、それぞれのコースというか、昔で言う学科がどの様なことかを説明。そんな中で、昔のことを思い出して。渡辺の学部時代のノートを。今とは違って、アナログなので。。。ただ、書くということは、やっぱり大事なことだと。そうそう、もちろん、研究科、大学院という存在は、こんなところというのを概要を使って。大学院は先かも知れないですが、改めて、考える機会になれば。
後半は、TAとしてM2の佐藤さん、引地さんに研究室内の見学を。これまでもたくさんの見学対応をしてもらっているので、生徒さんたちも楽しんで見学してもらえたのでは。また、当日が、仙台の最高気温を更新するという気温だったこともあり、ガラス室ではなく、人工気象器を見学に変えて。。。そんな設備もあるのだと。いかがだったでしょうか。こんなところで研究してみたいという気持ちがでてきたのであれば、よいことではなかったかと。
最後になりましたが、実施に当たり、山口先生をはじめとする関係の先生方には、大変お世話になりました。本物の研究室を見てもらい、研究の実感を持ってもらえたところで、来週、また、講義に伺います。科学と歴史という接点を求めて。。。
PS. 講義のあと、TAの引地さん、佐藤さんたちを囲んで、片平キャンパスの食堂で交流会を。大学とは、研究とはなど、議論をしながらのお昼になったのでは。。。お二人には最後までお世話になりました。ありがとうございました。
仙台市教育センター「環境教育研修」特別講義(8/1)
午前中の米沢興譲館高校に続いて、午後からは、仙台市教育センターでの教員向け「環境教育研修」の講義。タイトルは「身の回りはいろいろな環境ということを児童生徒に気づいてもらおう」という理科的でないような話もたくさん含んだ形の講義を。
これまでは、小学校などの環境の出前講義に使ったスライドが多かったのですが、今年は心機一転。クワガタムシ、ワカメ、クズ等を例にした新しいスライドを追加して。。こんな「環境」、あんなことも。というような事例を挙げて。。。いつものペースで話しすぎだったような。。。研修に来られた先生方の年代による「環境」に対する考え方も違うと思いますので、何かの刺激には、なったのではと。
あまりにheteroだったこともあり、質疑の時間が十分でなかったのは、申し訳ありません。夏休み明けからの児童生徒の皆さんへのよもやま話のideaの1つになってもらえれば、仙台で最高気温を更新するという劣悪「環境」の中、研修に来て頂いたのは、収穫になったのではと。。。また、出前講義の中身についても、お話ししたとおりです。仙台市教育センターと相談頂き、リクエスト頂ければ、幸いです。
最後になりましたが、今回の企画を頂きました、仙台市教育センター・志賀指導主事をはじめとする関係の方々にお礼申し上げます。酷暑という環境の中、講義をする上では、とても快適な環境を準備頂き、ありがとうございました。こうした機会があるようでしたら、さらに、研鑽して、よりよいもので伺うようにしますので。今後とも何卒よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
わたなべしるす
PS. 講義のあと、センター企画情報班の大友主任指導主事に貴重な議論の時間を頂きました。何より、人のつながりのありがたいこと、また、企画をする上での外してはいけないポイントなど、これからの大学での教育研究にすぐにでも活かせる知恵を頂きました。ありがとうございました。今後とも何卒よろしくお願いいたします。これからは、さらに発展させて、小中高大で縦串を刺したような連携ができればと思います。何卒よろしくお願いいたします。ありがとうございました。