【リモート・アウトリーチ活動】福島県立福島高等学校SSH特別講義、宮城県仙台第三高等学校SSH運営指導委員会(7/14, 17追記)
2020年7月14日 (火)
13日の月曜から宮城県が「みやぎアラート」を開始。レベル0~4が設定されていて、昨日時点は、レベル2。このあたりから「不要不急の外出を控えるなど」を県民に要請することを検討とか。5月の連休前のような緊張感になるのか、気になるところで。もちろん、前の週の米沢と同じく緊張感を最高レベルにして、福島往復・対面での出前講義。
7/14(火):福島県立福島高等学校SSH特別講義「将来に向けたキャリア形成と『考える基礎』となる課題研究のあり方」
例年であれば、4月の終わりに出前講義を行っている、1年生向けの課題研究を踏まえて、キャリア形成を考える講義。リモートで講義をしたところもありましたが。対面が可能になったらということで、この時期に実施。新型コロナvirusを入口にして、課題研究に取り組むことの大事さを。コロナ禍と言うことで、課題研究をどの様に行うのかということは、どの学校も問題ではあるのですが。
後半は渡辺を例にして、現在までのキャリア形成について。高校の数学で考えると言うことの大事さを。また、ちょっとしたきっかけで、現在の歩みがあると。そんなきっかけは意外なところにあるので。観察したり、考えたりすることを大事にしてほしいと。最後は30minの質疑の時間。最初に質問した方、とても勇気があったと思います。最後の最後は、代表の方から今日の講義への感想。これからの行動指針なれば、講義をしたものとして、ありがたいことかと。
SSHの運営指導委員も仰せつかっており、本来なら、この時期に運営指導委員会を通じて、意見交換ができるのですが、それも難しいことから、竹田校長先生、SSH主任の高橋先生を交えて、現状と今後の方向性について、意見交換をする時間も頂けました。最後になりましたが、竹田校長先生、SSH担当の高橋先生、渡部先生をはじめとする関係の皆様にお世話なりました。
PS. 第61期王位戦七番勝負の第2局。持ち時間を使い切り、1min将棋に。挑戦者藤井七段が2連勝。若手の活躍はどの分野に限らず、うれしいことですが、渡辺の世代には一抹の。。こちらも頑張らないと。。。
7/17(金):宮城県仙台第三高等学校SSH運営指導委員会
今年の仙台は梅雨寒で、湿度が高い。。。日照不足、低温というのは稲作には堪える環境条件。と言うか、気がついたら、7月中旬。8月が見えそうな時期なのに、梅雨明けはしばらく先になりそう。月末にかけては、少し夏らしい気温のようですが、低温に慣れた体にはちょっと酷な。。。
そんな金曜日。宮城県仙台第三高等学校のSSH運営指導委員会。今回はリモートでの参加。高校の授業などもリモートで行った時期があったとはいえ、通信環境など、いずれのところも大変なようで。。。4月からの活動と今後の方向性について。何をどうするのかと言うことは、ある種、秘匿事項と言うことで。ただ、柔軟に対応できると言うことを聞いて、ほっとしている一方で、何か新しいことが模索できないのか、そんな一年になりそうです。近いから、遠いからということではなく、リモートでの講義などで、サポートできればと。。。最後になりましたが、今回のリモートでの企画を頂いた仙台三高・千葉先生、岩手先生をはじめ、関係の先生方にお礼申し上げます。ありがとうございました。
PS. 運営指導委員会の前日。第91期棋聖戦五番勝負の第4局。渡辺棋聖に藤井七段が挑戦していた一戦。藤井七段の勝利で通算、挑戦者の3勝1敗。史上最年少での初タイトル獲得。記録更新はもちろんすごいこと。とともに、自分自身を振り返って考える機会にしないと。。。
わたなべしるす