【学会報告】日本有機農業学会 第21回大会 全体セッション「アブラナ科植物はどの様に栽培するのが良いのか?」(12/6)
2020年12月 6日 (日)
コロナ禍を受けて、ほとんどの学会がリモートでの開催。先週も研究室のM1の福島君が渡辺とは別の学会で発表してくれたと思うのですが、そのことについては、また、別の記事で。リモートでの開催というか、参加は、渡辺ももちろんはじめてのこと。そんな中でお願いされたのが、日本有機農業学会 第21回大会 全体セッション。普段、育種学、遺伝学、分子生物学というような名前がつく学会に出ているものには、少し不慣れですが、まだ、学部生の頃のサークル活動では、そんなことを議論したこともあったような。。。
各学会で、シンポジウム、ワークショップなどといいますが、この学会では全体セッション。あらかじめ、話題提供であり、当日の議論をする方々は、簡単な研究紹介。渡辺はアブラナ科植物についての紹介と育種、自家不和合性について。当日は、座長をされた茨城大・農・成澤先生からアブラナ科植物と共生微生物との紹介に始まり、有機農業を行う上で、根圏での微生物との共生は重要。ただ、自然界では難しいとか。そのあとは、あらかじめ、参加者からの質問に答えながら、渡辺以外の話題提供者でもある北農研・池田様、中央農研・釘宮様を交えての参加者との議論。もちろん、当日、会場からの質問にも回答を。農業というか、栽培についてなるほどと考えたあっという間の1hrでした。
最後になりましたが、このような機会を頂きました、茨城大・農・成澤先生をはじめとする学会、大会運営の先生方にこの場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。作物栽培について、領域横断的な観点で物事を考える時間でした。今後ともよろしくお願いいたします。
わたなべしるす