【リモートアウトリーチ活動】探求型「科学者の卵養成講座」研究発展コース、福島県立福島高等学校・SSH特別講義、SS開講式(4/5, 23)
2021年4月25日 (日)
平年よりも日中の気温は高めで、朝の気温が低いので寒暖差が大きい今年の4月。今週末からはいわゆる、大型連休。少し低めで気温が推移してくれる方が、菜の花の実験にはよいので、今後の気温の推移も気になるところ。宮城県内にも蔓延防止措置が発出されるのが5/11(火)まで延長。感染防止に気をつけての日々の活動になるかと。そんな4月。
4/5(月):探求型「科学者の卵養成講座」研究発展コース
年度を超えて、3/26, 29, 4/2, 5の4日間で、研究発展コースを実施。受講生は大船渡高、宮古高、福島高から1名ずつの参加。ほぼ、1ヶ月前のこと。年度末、年度初めのばたばたで報告が遅れに遅れて。4日間の実習もコロナ禍と言うことで、リモートで。花の観察・解剖、PCRの原理と現状、databaseによる検索、遺伝子の解析。大学院生の福島君、益子さんにも手伝ってもらい、無事に4日間の実習を終了。ありがとうございました。
4/23(金):福島県立福島高等学校・SSH特別講義、SS開講式
宮城県内に蔓延防止措置が発出されており、今月初めの4/1からBCPレベルが3。出張の制限もあり、福島県立福島高等学校での、SSH特別講義とSSH部の開講式での講義はリモートで。前半は1年生向けに「課題研究とキャリア教育」。SSH主任の高橋先生はじめ、関係の先生方が各教室の1年生向けに、こちらの講義のpptの映像と渡辺がしゃべっているところをリモート配信。橋爪教頭先生から、渡辺の丁寧な紹介を頂きました。恐縮です。で、肝腎の講義は可能な限り、双方向性を保つために、こちらから質問をして手を挙げてくれた生徒さんとやりとりを。なぜ、課題研究に取り組むのか、また、渡辺をモデルに「キャリア形成」を考えるということに重点をおいての話を。講義の最後はほぼ、各クラスからの質問も。最後の講義へのお礼の言葉、しっかりしていました。SSH課題研究の発表では、是非、対面で議論をできればと。
後半は、SS部の開講式。課題研究を実際にどうやってやってみるのか。また、それをどの様に表現するのか、文章として、プレゼンとして。実際にやってみると、意外と難しいことなど、気をつけないといけないことがありますので。ある種の「科学的な実験」を行うときのルールですので。しっかりした研究を行って下さい。
わたなべしるす