【リモートアウトリーチ活動】課題研究情報交換会(豊岡高・盛岡三高、東海大高輪台)、福島県立安積高等学校・SSH生徒研究発表会、たねまきめぶき「キャベツの秘密」(3/17, 18, 26, 28追記)
2022年3月18日 (金)
2011.03.11から11年がたったと思ったら、5日目が終わろうとした、3月16日の夜中、M7.4の地震が。地球の歴史年代から比べたら、11年はまだ短いのでしょうか。そんな中でも復旧活動の合間に教育研究の「普及」である、アウトリーチ活動。コロナ禍と言うことで「リモート」での実施。
3/17(木):令和3年度三校合同課題研究情報交換会(兵庫県立豊岡高等学校、岩手県立盛岡第三高等学校、東海大学付属高輪台高等学校)
昨年度も行った豊岡高校と盛岡三高との交流会に今年度は東海大高輪台高も加わっての交流会。基本設定は研究発表を動画にして、それを見ておいて当日は質疑応答のみ。活発な議論ができるという仕組みです。もちろん、これだけでは楽しくないので、自分たちのお国自慢。どれだけ自分の足元を理解しているか、ということも研究をする上で大事なこと。震災を受けて、最後の講評でなくて最初の挨拶に。予定の半分くらいを見ましたが、よい交流だったかと。是非、次年度以降も発展してほしいなと。
3/18(金):福島県立安積高等学校・令和3年度SSH生徒研究発表会
翌日の金曜日はみぞれ気味の天候。数日前の4月のような気温から冬のような気温に。2月に予定されていた安積高校SSH発表会。SSHでの課題研究が広く、深くというような展開になってきたもあり、テーマは自然科学の実験から社会問題まで。もちろん、3.11に関わるようなことも。3.11からの復興はまだ道半ばと言うことを改めて実感できた2hrでした。次年度のさらなる発展を楽しみにしています。
3/26(土):たねまきめぶき「キャベツの秘密」
前日の25日は学位記授与式。比較的暖かい日が続いていますが、寒暖の差が激しいので、その当たりに注意しながら、植物の管理と思うこの時期。共同研究をしている方にご紹介頂き、小学生向けオンラインワークショップ「たねまきめぶき」に参加。この講座も「科学者の卵養成講座」と同様に多様なことに興味を向けるというもの。スタート前から楽しみでした。参加頂いたのは小学校2, 3, 4年生。植物の生長を追ってどの部分がどの様になるのかを考えながら。もちろん、可能な限り双方向でのやりとりを入れて。「キャベツの秘密」ということなので、実際にキャベツを分解しながら、観察もしてもらいました。
ちょうど春休み。コロナ禍があり、出かけるのが難しいかもしれないですが、おうちの近くを歩いて、植物をしっかり観察することで、今まで気がつかなかった秘密に気がつくようになると思います。これから植物も大きくなります。たくさん、解剖して観察してみて下さい。そんなきっかけになるような、リモートでの出前講義でした。
PS. 3/28(月) 21:00. 「たねまきめぶき」のHPに当日のやりとりなどの記事が掲載されているのを発見。ありがとうございました。
わたなべしるす