目的とプログラム概要
本講座では大学での先端講義や実験・体験を通じて、研究カ・科学カ・国際性を身につけ将来世界で活躍できる科学者の卵を育成します。成績優秀者には大学での実習・海外発表の機会を提供し、創造的科学人材の育成を目指すことも特色の一つです。高校の枠を越え、科学に意欲・関心のある高校生が東北大学に集い、さらにすぐれた成果に対して国際会議での発表や論文発表、各種科学賞へもチャレンジすることで、科学者の卵として大きく飛翔する機会を提供します。

- 科学に興味がある高校生(対象は高校1、2年生(高専生含む))を、東北大学が支援します。
各学部の大学教員が、みなさんに直接指導し、体験や経験を通して、科学を見る眼を育てます。
将来グローバルに活躍できる科学者の卵に発展する人を育成したいと考えています。

- 当プログラムは、東北大学の理系全学部が運営し、高校生であるみなさんの支援にあたります。
<講座概要>
- 研究力と科学力を身につけるため、講義内容は理系全学部から!
- グローバルな視点を開く科学講座などのミニ講義
- 自由に英語で発信する力を付ける英語交流サロン
- そして選抜された受講生は、大学の研究室での集中講座で科学する力を鍛える
コースのご紹介
平成30年度の探求型「科学者の卵養成講座」では、80名程度(自己推薦・学校推薦枠の合計人数)の高校生を募集し、レポートや面接により研究基礎コース、研究発展コース、そして研究重点コース(翌年度実施)に分けて、「科学を見る眼」を養う講座を実施します。
詳しい応募方法は受講生募集要項をご確認ください。
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スケジュール
実施スケジュールは、年間スケジュールをご覧ください。
東北大学内の構成
東北大学の理系全学部が運営し、全面的に支援いたします。
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「科学者の卵養成講座」について詳しく知りたい方へ
■探求型「科学者の卵養成講座」パンフレット
平成29年度まで実施してきた「「飛翔型」科学者の卵養成講座」の紹介用ビデオ、パンフレットについてはこちらから。
これまでの経緯
当プロジェクトは平成21年度から「科学者の卵養成講座」としてJST(科学技術振興機構)の補助を受け、東北大学が高校生を育成するプロジェクトとして始まりました。
その後、平成24年度は「次世代型「科学者の卵養成講座」」、平成25年度は「循環型「科学者の卵養成講座」」、そして平成26~29年度ではJST「グローバルサイエンスキャンパス(GSC)」事業として「飛翔型「科学者の卵養成講座」」と名前や講座プログラム内容、参加者数を変えながら実施してきました。
平成30年度からは、新たにGSC事業として継続採択され、「探求型「科学者の卵養成講座」」として、さらに4年間の継続事業として実施します。