科学者の卵養成講座事務局です。
帰国報告その3は、今回の海外研修でおそらく卵の生徒さんが感じたであろう日本と違うアメリカの生活についていくつかあげてみます。
まず3月21日、成田で前泊した際の直前オリエンテーションでの卵の皆さんの表情と、30日に成田に到着した際の表情・・・・ホッとしたせい?いや、それだけではない、何かが違っていませんか?
アメリカでの文化の違いを一番身近に感じる事ができたのは、やはりホストファミリーと家で過ごすひと時だったのではないでしょうか? 親子関係の違い、食事の習慣の違い、家での過ごし方の違いetc....
リバーサイドでまず向かった先がWelcome Partyを開催してくれるご家庭。その家の大きさ、庭の広さといったら正にアメリカ!おそらくホームステイした家でもプールがあり、ビリヤード台があり、バスルームは3~4つというところもあったのではないでしょうか。各家庭により多少の差はあるもののどうしても自分の日本の家と比べてしまったのでは?

今回は朝食、ランチ、夕食を日々ホストファミリーに準備していただきましたが、そのランチの豪華な事!出発前に散々「日本のお弁当を想像していたらがっかりするよ」と脅し?ていたのですが、ちゃんと具が沢山入ったサンドイッチ+サラダ+りんご+バナナ+オレンジ+クッキー+グミ+ドライフルーツ+ジュース等々、一体普段から実際に子供達はこんな量をランチに食べているのか?と驚くほどバラェティ豊か。もしかしたら、育ち盛りの高校生、しかも日本人は何が好きか分からないし・・・とにかく色々と持たせよう!というホストファミリーの気づかいだったのでしょうか。

そして、ハグ(Hug) おそらく最初はハグという行為に抵抗があった方もいるのでは?最近は日本でもお母さんが子供をハグするという図も見られるようになりましたが、本来日本にはない習慣。でも、慣れてしまうとハグする事でより関係が親密になれた様に感じませんでしたか?最終日のホストファミリーとのお別れの時、ハグをしながら「また戻ってくるよー!」「また会おうね!」というような約束をしたのは1人2人ではないのでは? When in Rome, do as the Romans do

この他にも、ここには書ききれないくらいの環境や文化の違いを今回の研修を通して学んだという声を聞きました。違う文化や習慣を知る事により、逆に普段は当たり前になって気がついていない日本の良いところ、悪いところを知る事ができたのではないかと思います。
違う国、違う文化で育った同世代の生徒さんからも多くの刺激をうけ、今の自分に足りない事や今後こうなりたいという目標を見つける事ができていれば、卵の皆さんにとって今回の海外研修は大きな意味があったのではないでしょうか。
事務局より
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