科学者の卵受講生のみなさん、OBOGのみなさん、こんにちは。
ちょうどシルバーウィークの初日から二日間、東京ではJST主催による「全国受講生研究発表会」 が行われ、東北大学 飛翔型「科学者の卵養成講座」より昨年度(平成26年度)の受講生代表7名と、 いつも科学者の卵養成講座のヘルプをしているOBOGら大学生のみなさん、そしておなじみの実行委員 先生方などが参加してきました。
参加された先生より当日の様子を平成27年度活動ブログにアップしていただきました。先輩方のご活躍をぜひご覧ください。
また、吉田怜王さん(宮城県仙台第二高等学校、2年)は、昨年度3月の海外派遣にも参加した先輩で、 今回の全国大会では『抗がん剤耐性に挑む!!』という題目のポスター発表を経験してきました。 吉田君から感想をいただいたので、紹介させていただきます。
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こんにちは。今回の発表会はとても実りの大きな経験をすることができた上に、全国の友達が増えました。いつも科学者の卵には素晴らしい経験をさせていただいて、自分は恵まれていると改めて実感しました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。◇ 一日目~ 口頭発表聴講 ◇

とにかく英語力に偏りがあることがわかった。専門用語は分からなくても仕方ないが、 それにしても英語での理解度が低く、日本語の要旨に助けられたことが悔しかった。
午後のイブニングセミナーでは、宇宙の魅力についてみんなと検討した。 自分の意見を主張することができたのは、アメリカ研修から今に至るまでの自分で一番大きく変わった点だと思えました。
◇ 二日目~ ポスター発表 ◇
多くの審査員の方から「君の発表の仕方はポスター向きではなく、論文向きだ」と言われて悔しかった。せっかくいい研究しているのにもったいないよ、とも言われ、それがかなり悔しかった。
可能ならば、リベンジする機会がほしいです。

◇― 謝礼 ―◇
二日間を通して非常に中身の濃い充実した生活でした。日本の広さに浸り尽くした日々でした。
これから先につながる経験だからこそ忘れないようにしたいと思います。
皆さん、お世話になりました。可能であれば、またお会いしましょう!

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吉田君、感想をありがとうございました。
吉田君をはじめ、発展コースを経験して次年度に全国受講生発表会に行く例が多いですが
発展コースでの実習を重ね、年度末の3月にこの科学者の卵養成講座でもポスター発表会を経験した上で、
英語理解力、「ポスター発表として魅せる」の難しさ等、限られた時間で多くのことを感じ取ってこられたようです。
参加者を長くご指導されている先生方も、このような感想を聴けるのは大変嬉しいのではないでしょうか。
今後も全国大会参加者の感想や写真を紹介する予定です。どうぞお楽しみに。