東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【全学教育科目・展開ゼミ】秋冬野菜を盆栽として育ててみよう-栽培を通して、観察眼を養い、栽培の大変さも理解してみよう-、中間発表会(11/14)

2014年11月14日 (金)

 1010/(金)にはじまった、展開ゼミ。このような形式の講義をやっている教員がいない、たぶん、そんなこともあって、学生さんは大変だったのかなと思いましたが、よく考えれば、1年の前期には、基礎ゼミをやっているはず。集中でやるような方もいるはずなので、それなりではないかなと。。。

DSCN2851.JPG 最初の10/10(金)には、34名でスタートしましたが、今日の発表会にこぎ着けたのは、29名。最初の講義でHPを通した双方向の講義が特徴であることは、話したはずでしたし、また、なにより、去年の基礎ゼミがこの形式で評価されたので、それを継承すると。なので、去年の基礎ゼミの記事を参考にして対応してほしいと。。。スマホのようなものを見ている方も多いはず。であれば、渡辺がパソコンでHPを見ているよりも見ているのかと思っていましたが、意外とそうではなかったかもしれません。中間発表会が終わって後半戦。しっかり、他の受講生のことを参考して、「わが、植木鉢の状況を直してほしいな」と。発表会で時間がかかったのもありましたので、気になったことを改めて、HPに記しておきます。後半の投稿において、参考にして下さい。

 徒長が多かったのが特徴的です。水のやり過ぎだと思います。あとは、太陽光の不足水、空気、適切な温度という、小学校の理科の時間に習ったことを実行することが意外と大変だということがわかったのではないでしょうか。水やりの程度がわからないときは、土の中に、竹串、割り箸などを差し込んでどこまでぬれているかを見てみる。というようなことを考えてみて下さい。自分が植木鉢の中にいて、水がほしいのか、乾かしほしいのか。そんなのわかるわけがないと思ったら、それはそれでおしまい。それを考えることが、ある意味、生きる力ということです。意味を考えてみて下さい。また、よくできているのにその収穫のタイミングを逸している方も多かったですね。収穫をして、冷蔵庫で保存する。たとえば、ラップに包んで。ということも考えてみては。できたものをどの様に活かすか。自炊をしてもしなくても。しなくてもどこかで食べるはず。昼の生協でのご飯の時に食べてみるとか。話題にはなるはず。というのは、どうでしょうか。。

DSCN2858.JPG 写真を撮るときは、誰かのにも書きましたが、背景はなしというか、その植物がはえる単色のものにする。生活感を出すのは、ちょっとサイエンスではあり得ないですね。あと、意外とnetなどでGoogleをして、探すということをしてないのではないかと。これはかなり意外でした。その意味では、去年とちがうのは、全体の一体感。それはそれでよいのですが、少なくとも今の時代、知っているもの同士で、情報交換をするとか、HPを見てうまくいってそうな人に相談するとか。渡辺だけが教えるのには、限界がありますから。いかに人をうまく使うかです。HPに情報送るのは、レポートではなく、情報交換ということを肝に銘じて下さい。

 発表時間を気にしていた人もいましたが、その点では、講義でも話したとおり、数minでのプレゼンをきちんとやってくれたのは、唯一の高校生。高校1年生です。たいしたものだと思いました。HPなど、必要な情報をきちんと守っているのだと思いました。よく言われることは、スライド1枚が1minです。ということを考えて、次は、何とトピックスにするのかなど、考えて、発表して下さい。

DSCN2867.JPG という辛口になりましたが、この展開ゼミでより多くのことを学んでほしいと、それは考えて行動すること、文章にすることなど、たくさんのことがあると思います。そうしたことは、社会だけでなくて、生きる力そのものだと思いますので。では、後半戦の活躍を期待しています。何回投稿するのか、最終発表会をいつにするのかは、また、連絡します。


 わたなべしるす

 PS. メンターの方には、準備から片付けまでお世話になりました。ありがとうございました。

DSCN2862.JPG

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