東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

豆苗:1、2回目の収穫(工:大和田莉央)

2015年12月23日 (水)

図1 12/3(前回報告したとき)の様子

こんにちは、工学部の大和田莉央です。

今回は11/24から栽培を始めた豆苗の生長と一回目と2回目の収穫について報告します。

1回目の収穫

20151223100712-b3a5183ba5c7dff56e623e30ae1fdc5f61a68157.JPG図2 12/6の様子

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図3.1 12/9の様子(収穫前)

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図3.2  12/9の様子(最も長く生長したもの)

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図3.3 収穫後にベーコンで巻いて焼いたもの(12/9)

 前回の投稿で報告したように、12/3には4cm程だった豆苗(図1)は、12/6には最も長いもので約11cm位の大きさになったため日光に当て始めました。(図2)9日になると、葉が青々として14cmくらいになったので収穫しました。(図3.1)収穫したものは、刈り取る時期が遅れてしまい少し硬かったのですが、10/17に報告した時よりも茎が太く、瑞々しかったです。(図3.2)このような結果になったのは、10/17の時よりも気温が低くて豆苗が水を吸収するスピードが遅く、水不足になってしまうようなことがなかった、ということが原因の一つと考えられます。

2回目の収穫

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図4 12/16の様子

20151223221441-b316b477a3d731684b9eb44fe20ab5ab5e86f786.JPG図5 黒くなってしまった種(12/20 23:34撮影)

 1回目の収穫が終わった後、また種の入った容器を段ボールの中へ戻し、2回目の栽培を始めました。そうすると12/16には再び豆苗が大きくなり始め、約5㎝になりました。(図4)その後も生長を続け、12/20には最長15cm位になったため、12/21に光に当て始めました。このとき20日に黒くなりかけの種を発見したためピンセットで取り除きました。(図5

20151223215527-f8c73dfb2be6fc8995aedecf4edee02c099c755b.JPG    20151223215703-436fd46b3a577e4f26682147ea159ff2237a3308.JPG

図6 12/23の様子(左:収穫前、右:最も長く育った豆苗

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図7 収穫した豆苗を使ったスープ

 そして12/23の6:30頃収穫しました。このとき最も大きく生長したものは16cmとなりました。図6左1回目の栽培よりは茎が細く、葉も小さかったです。しかし、一回目では収穫が遅れてしまったことを考えて、日に当て始めてから約2日間で刈り取って食べてみたところ1回目よりも少し柔らかくて美味しかったです。(図7

今回の報告はここまでです。現在朝晩の冷え込みが厳しくなってきているので、作物の状態に気を配っていくようにしたいです。

2015 12/23  室温15℃

コメント

工学部・大和田さん

遺伝の渡辺でございます。年も押し迫りました。というか、年末が12/27まで出張でしたので、コメントが遅くなりました。

豆苗の栽培はかなり工夫をされていますね。ペットボトルをひっくり返して、よくできています。1回目の栽培と今回の栽培で、気温がちがうことによる生長の違いをコメントしていますが、よくみていますね。最後のまとめの時でもよいので、1回目の栽培と2回目の栽培で気温がちがうと栽培にかかる日数というか、収穫までの日数の違いを比べてみてはどうでしょうか。おもしろいものが見えると思います。ベーコン巻きは、おいしそうですね。

2回目の収穫もすっかり慣れてきているようで、タイミングを逸してないのが、よいです。どのタイミングで何をするのか、また、それをどう表現するのかと言うことをこの講義の目標としていますが、十分に身についてきたのではないかと。3回目にチャレンジしたのか、その当たりは、また、報告して下さい。

わたなべしるす

旧展開ゼミ