ハツカダイコンの収穫(工:大和田莉央)
2015年12月26日 (土)
図1 ハツカダイコンの苗に振った番号
こんにちは、工学部の大和田莉央です。
今回はハツカダイコンの生長と収穫について報告していきます。説明には苗に振った番号を用います。(図1)
図2 12/15(前回報告したとき)の鉢とパックの様子
図4 12/23の様子
前回ハツカダイコンについて報告したとき、外気に当てたほうが良いというコメントを頂いたため、12/18からは日中は外のベランダに出し、夜は室内に入れるようにしました。その結果図2、図3からはわかりにくいかもしれませんが葉の色が濃くなり、硬くしっかりとするようになりました。②は相変わらず本葉の先が黄色いですが、新しく出てきた6枚目の本葉は緑色で、枯れている様子はありません。
図5 12/24の鉢の様子(左)と①の根本の様子(右)
図6 収穫したハツカダイコン(左)とその断面(右)
そして、24日になると①の根本の太くなった部分が約2㎝になったため収穫しました。(図5右)この時スプーンで軽く土を掘り返した後、手で引っこ抜きました。(図6左)できたハツカダイコンの表面は上部が赤紫色、下部は白色で、断面は縦1.8㎝、横2㎝の楕円形で、大根らしい筋がはいっていました。(図6右)洗って半分に切った後に膨らんだ根を食べてみると、大根の香りはしますが思ったほど辛くなく、食べやすかったです。葉の部分ともう半分の根は炒めたところ、程よい歯ごたえがありとてもおいしかったです。(図7)
図7 ハツカダイコンを鰹節、醤油、ごま油で炒めたものとご飯と味噌汁
ホウレンソウについて
現在芽が出ている2つの苗に番号を奥からⅠ、Ⅱと割り振って説明していきます。(図8)
ホウレンソウは12/6に追肥を行い、だいたい10日おきに水やりをしていました。18日までは室内で栽培していたのですが、18日からはハツカダイコンと一緒に日中は外に出して、夜は室内の段ボールにいれるようにしました。その結果、前回報告した時から本葉の枚数が増え、Ⅰは6枚から8枚に、Ⅱは3枚から5枚になりました。(図9)
外が寒いので外に出してしまうと枯れてしまうかもしれないと思い、外に出していなかったのですが、元気に育ってくれてうれしいです。①以外のハツカダイコンやホウレンソウも無事収穫を迎えたいです。
2015.12.26 室温15℃
コメント
工学部・大和田さん
遺伝の渡辺でございます。こちらのコメントを参考にしてくれて、ありがとうございます。少し緑色が薄くなっていたのが気になったので、外気に当てるというか、外で直接の太陽光を浴びることが、植物の生長によい影響を与えると言うことを実感できたのではないでしょうか。二十日大根の収穫、次回はもう少し大きくなってくれると、よいかなと。寒くなってくる分、少し辛みが薄くなって、甘みが増すのではないかと。ふと、そんなことを。また、その当たりも報告して下さい。寒さで糖が蓄積されるはずなので。
ホウレンソウも同じように、直射日光に当てることで、生長がよくなっているようですね。毎日の出し入れはたいへんかもしれないですが、是非、継続して、おいしいホウレンソウを栽培して下さい。普段の水管理と太陽光に当てることの重要性を理解してくれているようなので、あとはこのまま、収穫までかと思います。ということで、よいお年をお迎えください。また、来年もしっかりした報告を楽しみにしております。
わたなべしるす