東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

[1日目]種まき、そして大事件勃発 !?(工:鈴木大貴)

2016年10月 8日 (土)

こんばんは。いえ、おはようございますでしょうか。

今は、10月8日朝の5:00です。訳あって一睡もできておりません。その訳はあとで記すとして、今回は種まきのご報告をしたいと思います。

災難につぐ、災難というべきか少々やらかしております。


事件が起きるまで・・・

10月7日16:45  帰宅したのと同時に山田さんの記事を参考に、まずカイワレダイコンの種子を水に浸しまし

         た。

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        5、6時間を目安に脱脂綿上に移すと良いことは記事を読んで理解していました。

        部活にいき、帰って来たらちょうど6時間くらいだと考えたのが災いしました。

        医学祭の準備に翻弄されることなんと10時間。

        気がつけば東の空は、ほんのり赤みがかり、時計の針は4:20を示していました。

        なんと予定の倍の時間、水に浸してしまったのです。

        家に帰り、卓上で静かに主人の帰りを待つ種たちを見たとき、今までの眠気はすっ飛びました。

10月8日4:20  恐る恐るコップの中を覗くと、なんと、すでに発芽している種子があったのです!!

        発芽した種をよく観察すると、根は薄く黄色がかった白色で、種子を二つに割るようにして伸び

        ていました。

        植物の生命力に感服するとともに、初っ端から失敗を犯してしまったことに失望しました。

        しかし、そこは立ち直るしかありません。

        水に浸った種子を浮いたものと沈んだものとに分け、ティッシュを丸め湿らしたものの上に並べ

        ました。そして、透明コップの底に入れ、下駄箱の上の棚の中に入れました。ここは扉がついてお

        り、常にくらい場所です。ここで数日徒長するのを待ちたいと思います。

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↑ 発芽してしまったカイワレダイコンの種子

  (左)浮いていた種子  (右)沈んでいた種子 →


10月8日4:33 今更寝る気にもなれず、ついでにミニニンジン小松菜の種も蒔くことにしました。

       平岩さんの記事でのコメントを参考に、ろ紙に種子の種類とイラストを添えました。

       そして、水で湿らせてシャーレに敷き、その上に種を等間隔に並べました。

       この時の室温は22.7度、湿度は43%でした。

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ああ

qあ

ああ

  ↑ ミニニンジンの種子 14粒              ↑  小松菜の種子 9粒


今回は水に浸しすぎてしまうというミスを犯してしまいました。種子がこのままきちんと成長してくれるのか、非常に心配です。それとともに、今回蒔いたニンジンと小松菜が順調に成長してくれることを願うのみです。

次は、発芽等の兆しが見えたらご報告したいと思います。

それでは、おやすみなさい。

コメント

工学部・鈴木さん

 遺伝の渡辺でございます。おはようございます。朝起きたら、mailとwebをcheckするのですが、タイトル、最初の図版を見て何が起きたのか、おそるおそる見ましたが、しっかり、種子を重さで分けるという昨年の受講生のものを参考にして、よいところをいろいろあわせて、と感心でした。

 で、発芽をしてしまっている。植物はそんなことではくじけないです。下駄箱の暗いところに入れる、それもよいですね。あるいは、玄関先で寒いとしたら、全体をアルミホイルで覆って、暗くするというのもありですよ。他の受講生の方も、やってみてはいかがでしょうか。それから、とても慌てているというのは、HPのpreviewを使って、文字の配列がパソコンからだと、数文字、きれいに表示されてないような。この記事を読んで、冷静さを取り戻していたら、修正してみて下さい。

 ニンジンとコマツナ、いずれも、播種をしたとき、種子間のバランス、よくできていますね。上記のパニック状態で、これをできているのは、niceです。また、他の受講生の投稿を参考にしているのも、とても朝4:30とは思えない行動です。次は、普通の夕方、夜にこうしたことをしてみましょう。もう少し、周りが見えて、なにがどうなっているか、冷静に見ることができると思います。今日は少し寒いので、発芽が夕方というのは、難しいかも知れないですが、意外とありそうな。そんな気がしますよ。しっかり、観察して下さい。


 わたなべしるす