東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

ハツカダイコン、栽培開始!(教:阿部美里)

2017年10月11日 (水)

こんにちは。教育学部1年の阿部美里です。エレクトーンサークルに所属しています。エレクトーンを言葉で説明してもあまりイメージが湧かないかもしれないと思ったので、上に画像を載せました。鍵盤が3段あり、音をいろいろ変えることができます!小学校の時にやっていて楽しかった記憶があったので、また大学で始めました。今は学祭の準備でとても充実していますが、野菜のお世話も頑張ります!半年間よろしくお願いします。

このゼミを受講しようと思ったきっかけは、友達にもらったワイルドストロベリーの栽培キットで、春から育てていたイチゴが夏の暑さで枯れてしまったことです(私の部屋は日当たりが良すぎて、夏は40℃近くまで上がります)。今回は実を収穫したいです。

このゼミでの目標は、

・ブログのアップロードを15回はすること。

・野菜を収穫して食べること。

にしたいと思います。

私は、これから一緒に生活する野菜としてハツカダイコンブロッコリースプラウトを選びました。

ハツカダイコンを選んだ理由は、昨年の開田さんのハツカダイコンの子葉と実に一目ぼれしたからです。私も開田さんのように、可愛らしいハツカダイコンを育て、浅漬けにして食べたいです。

ブロッコリースプラウトを選んだ理由は、食べたことがあって美味しかったからです。(しかし、私が以前食べたものと種の写真のものは別物に見えます・・・。今度調べようと思います。)

これから栽培するために、頂いたものの他に

・じょうろ

・植木鉢の下に敷く皿

・観察ノート

を用意しました。

まず種を観察しました。20171011173859-b8d0df6d050a2b3ec0aa041bb544b49ac9c4eda8.jpg左がハツカダイコン、右がブロッコリースプラウトです。ハツカダイコンは3~4㎜くらいで赤っぽいもの、茶色っぽいもの、グレーっぽいものなどがあります。渡辺先生が、ハツカダイコンはいろいろな色があるとおっしゃっていたので、実の色と関係あるのだろうかと思いました。ブロッコリースプラウトはハツカダイコンの半分くらいで、約1.5㎜です。

10月7日(土)のAM11:50にハツカダイコンを7粒、水で濡らしたシャーレへ入れました。(室温20.4℃、湿度69%)20171011174623-e6c1e376a7ae82d463969cdc02c13aef38d9e99f.jpg意図せず赤茶色っぽい種ばかりになりました。ハツカダイコンは発芽するまでは嫌光性ということだったので、また昨年の開田さんの記事を参考にして、シャーレを段ボールに入れ、さらに段ボールを押し入れに入れました。また、発芽したらすぐに植木鉢に移植できるように、下から水が流れてくるまで植木鉢の土に水をやりました。

私は8日からボランティアで福島に泊まりだったので、明日の朝までに発芽していてくれ~と祈るような気持ちでした。

そして翌朝10月8日(日)AM8:00!(室温22℃、湿度70%)20171011175700-5b282aa4ca4a5afac1271afb3c58ec4008a71d9d.jpg7個中6個発芽していました!よかった~。左下の一つは茶色い皮から脱皮(?)していてとても可愛かったです。種は砂粒のような見た目なのに、水をかけても変化しない砂粒とは違い、ちゃんと生きていることを実感しました。発芽した6個はすぐ植木鉢に移植しました。20171011223522-51114e5a08726642f6212e1f17c557b1596796b9.jpg植木鉢は日当たりが良さそうな机の上に置きました。少しでも日当たりが良くなるように、薄いカーテンも開けました。残りの1個は時間がたてば発芽するような気がしたので、シャーレに入れたままにして、また段ボールに入れ、押し入れに入れました。そして私は、不安とワクワクを抱えて福島へ向かいました。

帰宅したのは10月9日(月)PM8:30(室温23.7℃、湿度59%)です。ドキドキしながら植木鉢を見ると・・・20171011224523-91e2462327226ed8aa4f17b0d3c9b344f36382bb.jpg芽が出てます!!私がいない間もしっかり成長していました!徒長もしていません!まだ土も湿っていて大丈夫なようです。写真の左手前の一本が一番伸びていたのですが、位置が端過ぎたので、根を傷つけないように注意してスプーンですくって少し中央に植えなおしました。間引きすることを考えて全体的に中央寄りに植えればよかったと後悔気味です。

ちなみに、シャーレの一つの種は20171011225109-627492bf2772cf3965ef7115a43b3cd511a2776b.jpg発芽していました!(周りの土は気にしないでください。)ふわふわの白い毛根と子葉まで生えています。この状態で植えると徒長するとおっしゃっていたので、これはシャーレでそのまま育ててカイワレダイコンにして食べようと思います。

すでに野菜の成長に記事が追い付いていませんが、できるだけ野菜の今の状況をお伝えできるように頑張ります。では、初回の投稿はこれで終わりにします。

コメント

文学部・阿部さん

 おはようございます。遺伝の渡辺でございます。渡辺は鍵盤ものはだめで。。小学校の時に、アコーディオンをやったことがあるくらいで。ワイルドストロベリーですでに、失敗という表現は悪いかも知れないですが、それを活かすような展開ゼミにして下さい。これからは気温が下がるので、いかにそれと戦って、栽培する方が大変と思いますが。。目標も、しっかりしていますね。今回の記事も細かいところまで観察して、文章化しているのは、よいことだと思います。ハツカダイコンの種皮の色は、多分、みんな同じで、うまく違う色のものが栽培できるとよいですね。

 何かの関係で、1日開けるといっていたのが、阿部さんだったのですね。予定通りうまく言ってよかったですね。あとは、徒長をどうやって防ぐか、少しくらいの徒長であれば、土寄せ(この言葉で、先輩たちの記事等を、Googleして、やり方を学んで下さい)をして、カバーはできると思いますので。土に移動した種子が発芽するところは、何ともいえない感動ですが、それを見えなかったのは、残念ですが。。。シャーレの小さなダイコンは、カイワレにしてみて下さい。しっかり、ダイコンの味がすると思います。記事の最後にあったように、毎年の受講生、同じ問題で頭を抱えています。今の時期は変化が激しいです。なので、がんばって、1週間に2回でもよいので書いてみてはどうでしょうか。レポートを書く講義で、そのコツの部分をつかんでおられるので。次を楽しみにしています。


 わたなべしるす