【教養講義】「大学生のレポート作成入門-図書館を活用したスタディスキル-」研究における情報収集・評価-表彰とその後のイベント(7/18)
2017年7月19日 (水)
季節外れの寒気が入っているとか。おかげで、連休明けの火曜は雨もありましたが、終日凌ぎやすい天気。夕方にかけても雨が降るというので、自転車でなくて、講義に出かけたのですが、移動中は結局降らずじまい。。。よかったのか。。運動不足なのか。ただ、この寒気。大気の状態を不安定にさせて、東京では雹(ヒョウ)が降ったとか。。。この不安定さが抜けると、梅雨明けという所が出てくるのかと。。。仙台は来週頭にかけて雨模様なので、8月近くになっての梅雨明けとなるのでは。。。記事を書いている水曜、あるいはきのうくらいの天気であれば、ほっとできるのですが。いわゆる、渡辺が仙台にきた頃の梅雨と夏のような。。。
去年の講義の時は、時間があったようで、中間評価、最終評価を記事にしているようです。。。今年は、他案件でパンクしていて、無理そうなので、お許し下さい。というか、次年度の宿題に。。。ただ、講義の時に話をしたように、いかにストーリー性を持って、みんなが読んでくれる、おもしろいものにするか。そのために大事なこと、忘れていました。話の最後に「オチ」をつけること。外国で文章を書くことを学ぶと、パラグラフごとにある種のまとめを書くらしいです。英語で論文を書いていると、当たり前化してくるわけですが、。。日本語しか書いてなかった当時は、あまりそんな意識もなかったかも知れないです。その意味で、うまくまとめるというか、なるほどという「オチ」を考えるようにしてみて下さい。
これだけ長い文章を書くということ、ある種の論理性を持って。。。初めてのことだったか、その当たりは不明ですが、あるえらい先生のお言葉に「自分の研究にまつわることであれば、A4 1 pageを30minで書けないと。。」ということも。さすがにそこまで行くには、かなりの修行が必要ですが、それくらい書くことになれてほしいと言うことだと思います。で、去年からですが、渡辺がこれというのを選んだ5つのレポートを表彰。最優秀賞、大逆転賞、堅いで賞、アピール賞、理系で賞。渡辺の論文が去年の12月、今年の6月にNature Plantsに掲載されたこともあって、Natureにまつわる粗品も。次なる励みになってくれればと思います。
講義のあとは、昨年に引き続き、講義をした教官と受講生、TAの方々、さらには、裏方を支えてくれた事務官も交えての交流会。半分くらいの受講生の方が参加してくれたでしょうか。4つくらいの学部の方々と色々な話ができたように思います。大学ではもちろん、色々な基礎的なことを学ぶ訳ですが、最終的には自分のコンセプトを持って、真っ白の紙の上に、自分なりのデザインをすると言うこと。どの様に何を並べるかで、物事が変わるというのは、分かってもらえたのではないかと。その味付けの仕方も。受講生の皆さんの温かいご意見がこの講義を新しい方向に向かわせている駆動力になっているのだなと。そんなひとときでした。
渡辺が学生時代、少なくとも、1, 2年の教養部と呼ばれていた時代、5コマ目を取るなんて。。。でした。その5コマ目という講義を受講し、最後まで聴講してくれた学生さんと裏方の皆様に感謝して、今年度のこの講義を終了し、次年度に備えたいと思います。ありがとうございました。皆さんご意見を集めて、呉越同舟、同床異夢にならないよう、まとまりのある講義になればと思いますので。
わたなべしるす
PS. 講義の途中でも話をしたように、渡辺は、後期に展開ゼミ「秋冬野菜を盆栽として育ててみよう--栽培を通して、観察眼を養い、栽培の大変さも理解してみよう--」を行っています。興味のある方は、HPをご覧になり、申し込んで下さい。すでに2名ほど、興味を持ってくれている方もいました。どの様な観点でも、講義をおもしろいと思うのであれば、また、お目にかかりましょう。
PS.のPS. 講義でお世話になった事務方の運営のheadの吉植様。家庭菜園をされていたり、決断力、行動力などの重要性などを今年も議論できました。ありがとうございました。事務官には定期的な異動があることから、次年度またお世話になることができるのか。。一抹の不安がありますが。何とか、その当たりは、この講義がよい方向に行きつつあることを鑑み、寛大な対応があってほしいなと。ありがとうございました。