経過報告5(農:高畑朱里)
2017年12月18日 (月)
こんばんは。今朝は氷点下まで気温が下がったのですね。先日東京に行ったのですが、仙台と比べて暖かかったです。写真は、そのとき撮ったものです。早速、経過報告をしていきたいと思います。
ミニハクサイ
まずはミニハクサイについて書いていきたいと思います。最後に投稿したミニハクサイの写真が11月16日のものだったので、それからお見せしたいと思います。
11月16日18:13
11月24日12:34
定規を入れるのを忘れてしまったのですが、本葉が4枚から5枚になっています。
11月27日15:46
こちらも本葉が5枚で大きな変化は見られません。ただ、16日の写真と比較すると最初に出てきた下のほうの本葉の葉脈がはっきりしてきたように見えます。白菜というと芯があるイメージなので、少し白菜らしい部分が見えた気がします。
12月13日19:46
2週間程経過しているのですが、成長らしい成長は見られません。ピントがぼけてしまっていて見ずらいのですが、1番大きい葉の大きさが4㎝です。他の方の記事を読んでいたところ、自分が追肥を行っていないことに気が付きました。
12月18日10:00 気温2.5℃
かなり遅くなってしまったのですが、追肥を行いました。
追肥はオガタさんの文章を参考にして行いました。ミニハクサイの鉢には5粒ずつかたまりにし、3か所、合計で15個を植物の根元から離して置いて、上から水をかけました。
ハツカダイコン
次に、ハツカダイコンについて書きたいと思います。
12月13日19:44
土寄せ後のハツカダイコンの様子です。株が安定しました。こうしてみると、ほとんどの葉が同じ方向に表側を向けています。ちょうどこの方向が南側です。土寄せをする前は茎が曲がって南側に傾いていたのですが、土寄せ後は葉の表側が南を向くようになりました。葉の表側のほうが裏側より光合成が盛んということでしょうか。
12月18日10:00 気温2.5℃
こちらは5粒ずつ、2か所、合計10粒の肥料を置いて上から水をかけました。こちらは水分が足りておらず、萎びています。
12月18日19:00 気温5.3℃
9時間後のハツカダイコンの様子です。朝よりも元気です。中間報告にも書いたのですが、植物のこの回復力には驚かされています。その前に、朝のような状態にならないようにしなければいけないのですが...私は水を控えすぎなところがあるので、ハツカダイコンに関してはもう少し水をあげたほうがいいのかなと思っています。
葉の大きさですが、1番大きいもので5㎝ぐらいです。13日と比べて、少し成長しているのが分かります。ただ、根元の成長は見られません。これについては、齊藤さんの記事とそれに対する渡辺先生のコメントにあったように、肥料をあげていないことが1番の原因だと思うので、これからの成長を見て、足りないようならさらに追肥したいと思います。
寒い時期ですが、植物が着実に成長していることにとても驚いています。思っていたより丈夫でした。ただ、成長は遅いようです。小笠原さんの記事に温室を作って寒さ対策をしているとあったので、参考にしてみたいと思っています。
コメント
農学部・高畑さん
おはようございます、遺伝の渡辺でございます。昨日の朝は、ずいぶんと寒かったですね。今朝はさほどでもないですが。3-5oCくらいは違うのではないでしょうか。ハクサイ、時系列で並べてみると、生長していますね。ただ、誰かの記事にあったように、施肥は、1週間に1回くらいのペースでないと、葉物野菜は大きくならないですね。一方で気になるのが、葉っぱの食害ですね。前にも書いたかも知れないですが、今の時期でいそうなのは、「コナガ」でしょうか。小さな、青虫がいるのでは思います。葉っぱの裏など、しっかり観察してみてください。見つけたら、潰してしまうという、物理的防除がよいかと。
ダイコンも、ハクサイも、この時期であれば、少しくらいの萎れは、大丈夫ですが、あまりしおれさせないように。植物にはストレスですから。しっかり観察して、しおれる前に水やりをすることですね。水やりを少し控え気味というのは、確かにそうかも知れないですね。水やりの頻度を少し多くしたら、生長のスピードも速くなったというような記事があったかと。参考にしてみて下さい。他のコメントは、ラボスタッフのオガタくんがまた、別途書くと思いますので。それも参考にして下さい。
わたなべしるす
ー 追記 ー
上のコメントでもう充分だと思います。
幾枚かの写真を見ますと、土が乾いているものと湿っているもの、メリハリのある水やりだなあと思います。しかしながら萎れているハツカダイコンなどを見ますと、全体水が足りていない印象です。
萎れているというのは受講生全般であまり見かけません。萎れるというのはよほどのことです。もう萎れることがないように水を与えて下さい。もちろん、植物は回復しますが、限度があります。生物で植物細胞を習ったと思いますが、水分不足では細胞壁から細胞膜が内側に剥がれる原形質分離が起き、そして高い浸透圧でタンパク変性、結果生合成の調節が破綻して修復不可能になったとき細胞は死を迎えています。
ハクサイは不運にも虫の食害に遭っていますね。葉が展開するそばから食われてしまいます。注意深く観察して虫を見つけてみましょう。考えによっては、展開ゼミは植物を食べること自体が目的ではありませんので、こういう滅多にない事柄を見るのは意義のあることです。その意味では幸運ともいえます。願わくば極端な虫嫌いでなければいいのですが・・・
防除について、物理的防除が一番です。しかし、それこそネット検索でいろいろ出てくると思いますので試すのも面白いですね。
さてさて、東京が暖かい話をされています。そうですね。ほんと東京は暖かいと思います。
実は私は先日弘前に行ったばかりで、仙台は雪もなくていいな、と逆に思いました。
ではまた報告待ってます。
ラボスタッフ・オガタ