東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

ハツカダイコン播き直し(農:小笠原千夏)

2018年1月13日 (土)

こんにちは。農学部の小笠原千夏です。

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年明け、青森からたくさんのリンゴをスーツケースに入れて持って帰ってきました。

祖父が持たせてくれました。スーパーで買ったと言っていました!

       

仙台も雪が降る日が多くなってきましたね。。。

寒さに負けないようにリンゴを食べて頑張ります!!!

            

        


さて、ハツカダイコンの種を新しく蒔きました。

シャーレの中に水を含ませたろ紙、6粒の種を入れ、光が当たらないようにダンボールをかぶせ、家の中に置きました。

1月7日(日)23時 曇り 最高気温7℃

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1月11日(木)14時 曇り 最高気温2℃

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どの種もほぼ同時に全部発芽しました!!このうち3つを鉢に移植して、温室へ移動。

残りの3つはというと、電球の光を当てて育ててみたいと考え、もう一つ違う鉢に植えて家の中に置くことにしました。

成長不良の原因の一つは日光不足かもしれないので、もっと直射日光を当てる方法がないか考えたのですが、

あまりいい考えは思い浮かばず、、、。

代わりに電球の光を当ててみようと思いました。

電球の光が日光に勝ることはないのですが、電球なら長時間当てることができるので!試しにやってみます!

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そして、遅くなってしまいましたが、

前々回の投稿にいただいたコメントを参考にして

断熱のために、手作り温室の底に新聞紙を貼り付けました。

20180113172740-2c4a62a712ba6f6bb4e1bacfe7671ed7637375f7.jpg↑写真は温室を横向きにして底を撮ったものです。

             

側面から見るとこんな感じになりました。↓

20180113172914-b258e1d1904d8a4978645917948182ebef6dba74.jpg底に貼った新聞紙の間に空気の層を作りたくて、ビニール袋を詰めてみました。

断熱効果が上がることを期待!

エアコンの室外機の上は温度が低くなるんですね!考えていませんでした。。。

           

そして、昼夜の温度差がやや大きかったので、緩和のために、水を入れたペットボトルを中に置きました。    

20180113173234-af41bc7df1ed30a17e5bb3579bdadaaa99ed6eba.jpgこれで成長が早まることを期待します!!      

                

     


次にキャベツの報告をします。

キャベツ

1月3日(水)18時 晴れ 最高気温3℃

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1月9日(火)23時 晴れ 最高気温12℃

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1月12日(土)18時 曇り 最高気温6℃

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青森から帰ってきて1週間以上が経ちますが、

実家にいた時と比べると成長がほとんど見られないような気がします。。。

大きくなって欲しいなあ

     

        

それでは、この辺で〜〜

        

        

コメント

小笠原さんこんにちは。

 スーパーで買ってきたというのが、なんともですけれど、帰りに持たせてくれたんですね。その気持ちはよく分かります。体に良いリンゴを持たせてやりたかったんでしょう。それをまたきちんと受け取ってもってきたのがとてもいいこと、褒めてあげたいですね。ともすれば、仙台でも買える、重くて運べない、とか思いがちなのに。「魔女の宅急便」でニシンパイを渋々受け取る孫の場面を思いました。

 さてリンゴですが、最近は保存技術が進んで、ほぼ一年中出回っています。けれど、今の季節からはともすればペクチンが減って細胞が離れやすくなり、もさもさした食感のリンゴも出てきます。いわゆるぼけたリンゴですね。家の冷蔵庫の最新型にはエチレン吸収機構があり野菜・果物の老化防止を図ったものまであります。

 本来のリンゴの収穫期は、8月初旬からの極早生(祝など)から始まり、最盛期は10月の中生(つがる、王林など)、そして終わりは11月の極晩生(むつ、インドなど)、実に4か月もあります。観光リンゴ園に行くと食べ比べができていいですね。元はとても取れませんが。私も毎年、福島市のフルーツラインにある観光果物園に娘と二人で行ってたものでした。

 さて、栽培は発芽が順調でここからいよいよ成長です。日光不足を認識し、今度は試しに室内光を使うのですね。そういった比較は非常に有意義と思います。是非ともトライして下さい。ただし温度など他の条件が違いすぎるので、試しに、です。普通に考えれば室内光はとても日光には及ばないのですが、やってみなければわかりません。

 温室はきちんとこちらの言うことを受け止めて、行動されているのがポイント高いです。これ、なかなか難しいことなのですよ。断熱はよく工夫してビニールを入れたりしましたね。ついでながらよく家に新聞紙がありました。

 キャベツは非常に微妙なところで、光の加減か、弱ってきているような感じがします。画像を統一条件で撮影するのが難しければ、色などを文でお知らせ下さい。実家は温度も光も大変良い条件だったのですね。仕方のない面もありますが、これから期待して栽培しましょう。

 また報告お待ちします。

 ラボスタッフ・オガタ



農学部・小笠原さん

 おはようございます、遺伝の渡辺でございます。青森のリンゴはきれいですね。手元にそれとは異なるリンゴを持っているのですが、写真を撮る場所、それがどれくらいのものかというのを示すための物差しがなくて。。また、どこかで写真をuploadしたいと思います。いずれ、日本の農家の栽培力のすごさを実感できるきれいな写真です。前置きが長くなりました。教育学部・阿部さんが同じように、ハツカダイコンの播種にチャレンジしています。是非、参考にしてみて下さい。温室の中に入れる水、できれば、お湯の方がbetterですね。室内もですが、外に出して夜温が下がってくるときに。自分の記事を投稿するだけでなく、他の受講生の記事・コメントにも心配りをして下さい。見えてないものが見えますので。子葉が展開するまでは、室内でよいですが、そのあとは、外に出す方が、太陽光の恵みを頂けると思います。その点も、考えて見て下さい。

 キャベツは、青森の自宅がよい環境だったのですね。かなり。日差しも強い感じでしたから。それに近いものを何とか作ることができるように。色々と工夫した温室の中に入れて、外で栽培することができればよいのですが。。いかがでしょうか。


 わたなべしるす

 PS. 種をまく、というとき、播種、ということから「播く」をつかいます。一応、農学部生なので。。。好き好きなのかも知れないですが。