東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

芽が出ました!!(農:小笠原千夏)

2018年1月19日 (金)

こんばんは。農学部の小笠原千夏です。

先ほど最終発表の記事を投稿いたしました。もうすぐ2セメが終わるんだなあと実感。。。

早くテストを乗り切って、楽しい春休みを過ごしたいです。

   

さて、先週種を播いたハツカダイコンが芽を出したので報告します。

    


ハツカダイコン

1月18日(木)24時 晴れ 最高気温12℃


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の写真は、ベランダの温室の中に置いている鉢です。

移植した3つのうち2つが生長して、土の上からでも見えるようになりました!

     

対して、下の写真は、鉢を部屋の中において育てているものです。

温室で育てている鉢と同様に、移植した3つのうち2つが芽を伸ばしました。

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一応、昼間はカーテンを開けており、外からの光は入るのですが、ベランダと比べると日光が当たる量は少ないです。そのせいか激しく徒長してしまいました。。。

また、双葉の葉が少し小さいように感じます。

以外にも葉の色は緑色で、多少なりとも光は当たっているようです。

茎の大部分が土の上に見えてしまっているので、茎の保護のために土を足しました。

この後もまた、徒長してしまいそうな気がしますが、、、!

      

 

外の温室で育てているハツカダイコンについてですが、

前回に記事のコメントを参考に、毎晩お湯を入れたペットボトルを温室の中に入れてみることにしました。   

10月に播いた時と比べると少し生長が遅いようですし、部屋の中のハツカダイコンと比較して遅いことからも、

外の気温が低いことが成長が遅くなる大きな原因なのでしょうか。ペットボトル効果で成長が早まるといいです!!!

       

直射日光の照射時間に関してはどうしようもないと思いますが、

温室の底にさらにアルミホイルを敷いて、アルミホイルの面積を大きくしてみました。

少しでも日光を集めたかったのですが、あまり効果はなさそうです。。。

      

       


キャベツ

1月18日(木)24時 晴れ 最高気温12℃

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20180119195325-9e4ddd0ed1b2e37477809c19dae4750a5f60a3e8.jpgキャベツの方は相変わらずです〜。

    

それではまた報告します〜〜

   

   

コメント

小笠原さんこんにちは。

 報告ありがとうございます!

 最終報告が終わってからもこうして報告頂けるのは本当にありがたいですね。こちらも各人がどれくらい育てたか、成長が遅かった場合でも食べるまでいけたか、気になっているのです。

 皆さんからすれば、この展開ゼミは多くの講義の中の一つです。それに他の授業では、先ず双方向のやり取りがありませんで、そのためおそらく各人の顔の見えない講義になっています。ところがこの展開ゼミは珍しく各人の名前、植物の管理の様子、それどころか性格や生活までが分かるものになっています。どこに帰省するのか、サークルの遠征やバイトがなんだとか・・

 こちらは、学生さんたちが思うよりずっと記憶に残しています。名前などは忘れてしまいやすいのですが(もちろん聞けば思い出す)、全体の様子、特にイベントやハプニングはよく憶えているのです。今年で言えば受講生の中にネコでやられた人、鳥にやられた人、温室壊れた人、高校生で凄い頑張った人、たぶん私も一生憶えていると思います。

 文章というのは面白いもので、短くても非常に性格がそれぞれ出ます。この展開ゼミ、本当に皆さんは個性あるものでした。私も楽しくコメントしていました。教授もそうです。ま、今は一気に来た最終報告相手に格闘しているようですが。

 さて、もう一月も後半です。仙台はまだまだ寒く、いよいよ最低気温-6度なんていう季節になります。そちらも青森よりはまだマシと感じるかもしれませんが体はもう仙台仕様なので寒いと思います。

 植物、まずは発芽からですね。最終報告に書かれていた通り、環境は良くなくともそのせいにせず、できるところからやりましょう。二度目三度目と確実にスキルアップしていくはずです。

 ハツカダイコン、また徒長気味ですね。まあハツカダイコンは最初は徒長しやすいものです。しかしアルミホイルをわずかなりとも工夫し、光を増やそうとすること、素晴らしいです。水やりも画像で見る限り充分与えているようですね。そうです、こちらが心配しているだろうなあということを分かって、先回りして見せてくれているのかと思います。

 土寄せも早めに考えましょう。わりと土が少なめですので土寄せを数回しても大丈夫なくらいスペースがありますね。

 ペットボトルにお湯を入れるのはなかなか大変かと思います。注意事項として、もちろん夜間に急な温度上昇をきたさないようにして下さい。あくまでマイルドに、最低気温を緩和する程度にする、と思ったくらいがいいのです。できれば最高最低温度計があればいいのですが・・ でなければマイルドを心掛けて下さい。

 キャベツは相変わらずではありますが、枯れてもいないようなので一安心です。根気よく栽培を続けられれば、3月に入って春になったときに変化があるでしょう。

 これからも期待しています。大学はこれから試験期間(昔よりだいぶ早いような・・)で、その後長い春休みです。一年生なのでグダグダするのもいいと思いますし、何かやりたいことがあれば思い切ってやるのもいいですね。

 ちなみに私は相変わらずネコの世話をするばかりです。名前はやっぱりドウブツに戻しました。高いエサ(シーバ)しか食べなくなったのが癪にさわります。植物は、一応スイートピー、ラナンキュラスなどを播き、今年はチューリップを少し増やそうかと思って12月半ばに安売り球根(チューリップは秋植え球根の中でも特別遅植えでも平気。時期外れに遅くなっても大丈夫なことを知らない人が多い)を買ってきて、なんと20品種植えです。大多数は素性もよく知っている(自分で言うのもなんですが、チューリップ品種なら百は軽く言える)ものですが楽しみです。

 あ、その前に2月14日、今年はバレンタインをどうするか。今年はパパがいなくて娘がどうするのか心配です。そのために弘前まで作りに行くのもなんですし。

 ではまた、お待ちしています。

 ラボスタッフ・オガタ