屋外での栽培と徒長対策を(10/17追記あり)(渡辺 正夫)
2018年10月17日 (水)
遺伝の渡辺でございます。おはようございます。今年の試みとして、ラボスタッフのオガタくんが細かなコメントを書いて、こちらは、全体を見ながら、気になることを、誰の記事にということでなく、全体へということでコメントする形を取ってみています。もちろん、必要に応じて、各自の記事に渡辺もコメントしますので。
さて、現在、皆さんが抱えている大きな問題は「徒長」でしょうか。オガタくんのコメント、あるいは、過去の先輩方の失敗の数々を見てみて下さい。先輩の記事を見るのが、参考例になると思います。たくさんあるので、大変かも知れないですが、そこに書かれてある記事は、何が起きたか、その時、何を考えたのか。それに対して、こちらが何をコメントしているかがあると思います。で、肝腎の「徒長」ですが、これは、太陽光の不足です。特に、室内での栽培のように、気温が高くて、光が少ないと、なりやすいです。寒いので、どうしても室内でかわいがろうと思うかも知れないですが、植物には、逆に酷なことをしています。それから、今日、記事になっていた工学部の水口さん、昨日の文学部の木町さんをはじめ、多くの方がなっている徒長。そこから回復するためには、「土寄せ」という、茎の周りに土をかぶせて、茎の長さを短くする。その時に、土をかぶせたところを「ぎゅっ」と抑える、ということです。それによって、地面がしっかりします。
徒長になっている人。カイワレダイコンのようになっていた方は、やり直した方がよいですが、そうでないときは、上記のことを行い、屋外で、栽培をして下さい。皆さんにとっては、寒いと思うかも知れないですが、植物には、まだ、それほどでもありません。10月の太陽光は、植物の生育に十分なものがあります。ですので、まずは、外での栽培に切り替えて下さい。
それから、生育初期に、うまくいくとそのあと、比較的スムーズです。最初のところでうまくいかないと、そのあと、結構、大変になるのが、これも過去の先輩方の記事から分かると思います。今日は水曜日。明日、明後日と、講義があって、忙しいかも知れないですが、自宅に戻っての観察の時間の合間、あるいは、土日の時間があるときに、まずは、過去記事を見て、何が起きているのか、そのあと、どうなるのかを理解しながら、行動をして下さい。こちらから、コメントをしますが、まずは、自分たちでしっかり、予習をすること。きちんとやって下さい。今までの先輩方も、かなりの時間を毎週使って、観察、学習、記事の投稿を行っていましたので。そうそう、もう1つ、大事なこと。それは、現在進行形の他の受講生の動向を見ること。それに対する、こちらからのコメントで、他の受講生に向けて発信しているかも知れないですが、それを自分のことだと思うこと。そうしたら、受け取る情報量は増えて、困ったときの対策ができると思いますので。
わたなべしるす
PS. この講義は、文章を書くことが大事と思われているかと思いますが、そのためには、まずは、よい文章を読むこと。先達がどの様に、この講義を最後まで成し遂げたのかということを、過去記事を見て、読んで学習すること。それも大事な側面です。改めて、認識して下さい。