東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

[08]ご無沙汰しております(後編)(理:植木優)

2018年11月18日 (日)

ご無沙汰しております。本来この記事は10/28に投稿する予定でしたが、多忙かつ諸事情(11/19投稿予定の第09回にて説明予定です)により遅れてしまいました。理学部3年の植木です。


今回は手短に第06回の野菜の成長記録についてまとめます。

   

   

08a.JPG◎10/9~18における野菜の成長記録

このように、鉢への植え替え間もない時から一気に成長し、窮屈になってくると成長がゆるやかになっています。徒長気味でもありましたから、前回記事でプランターへ植え替えたのは正解でした。

さて、プランターで植え替え、都度土寄せをすると

「毎回ゼロ点が変わるから成長の度合いがこのようにわからない!」

ということが問題点になります。いかにこれを回避するかが課題になりそうです。

(ちなみにプランターは水が抜けるタイプのものを使用しています。)

        

過去の記事を見返していいなと思ったのは、葉の展開直径を見る手法。これを使っていけばいいのではないのかな、と考えたところです。

短いですが、とりいそぎこのシリーズは終わり。

また明日、ごきげんよう。

コメント

植木さんこんにちは

 報告が飛んでいると、あれ、どうしたのかなあと心配になります。受講生というか東北大生は一人暮らし率が高いですから。私の同級生でも学食で毎回カレーを食っていて、ある日カレー後に血を吐いて倒れたものがいます。他にも腎臓結石で入院とか、けっこういろんなことがあるものです。

 さて、成長記録はきちんと数字でまとめていますね。そしてグラフ化しています。さすがに理系の学生の考えです。しかもそういうスキルを持っているのですね。

 特に褒められるのは、横軸の時間の取り方で、きれいにリニアに合わせています。これを合わせないと意味がないですね。計測のゼロ点について、正にその通りです。基準点をどうするか、考えて下さい。地際は増し土で変動するかもしれませんし、子葉のところも子葉が枯れてきたら見にくくなります。

 成長を何によって計測するかも難しいですね。高さをとるのが一般的であっても、茎が伸びないタイプの植物(サラダナなど)は指標にならないかもしれません。葉の直径も成長を示しているかどうかは分かりません。本当は重量で見るべきなのでしょうが、抜くことはできませんので事実上無理です。まあ、高さと株の直径で併記するのが正しいかもしれません。

 経過日数と成長が比例しないのはもちろんいろんなことが考えられ、それは動物でも同じですね。

 特に長さなどの三乗が体積ですから。光合成は二乗になるかもしれません。窮屈だからというのはまだ結論付けられません。まあ、いずれはそうなると思います。

ではまた

ラボスタッフ オガタ