東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

第六回報告(法:川崎陽)

2018年11月22日 (木)

どうも川崎です。

好きな小説がクライマックスを迎え、あと1巻で完結する事となりました。この巻では切ない展開を迎えていたので、次の最終巻がより楽しみになりました。これからも応援していきたいです。

では報告に移らせて頂きます。


ほうれん草について

中間報告からまだ二日くらいなので、全貌は変わっていません。栽培している室内の温度は14度〜19度にするようにしています。水やりの頻度は風通しがあまりないせいか、土が乾くような事がほどないので、今は中間発表の時に報告したよりも、頻度を落としています。本葉の出方は2対の葉が両方一遍に出るのではなく、先に片方が大きくなってからもう片方の葉が出てくるという出方になっていました。また、後々行った芽出しもうまくいかなかったため、この2株を大事に育てようと思います。

次にそれぞれの株の報告をします。

小さい方について、高さは5.2cmほどで、子葉は8cm、本葉は先に出ている2枚は8cm、あとから出ている2枚は大きい方が5.5cm、あとの方は3cmでした。

大きい方について、高さは11cm、子葉は8cm、本葉は4枚の先に出ていた方は12cm、あとから出ている2枚は大きい方が6cm、もう一方は2cmでした。あとから出てきた2枚の葉の大きい方にはギザギザのようなものを確認できました。これについては渡辺さんの記事で葉が尖ってきたという報告があり、タキイさんのホームページで見た画像には丸い葉と尖った葉、どっちの特徴も持つ葉が混合しているのがわかりました。正常な成長をしていることが確認できているようで嬉しいです。

それぞれの株をみて、子葉の成長の限界は8cmほどなのではないかと思いました。家庭菜園でもう一回ほうれん草を育ててみて、調べてみたいと思います。

寒さ対策については、反射板の妨げにならないようにできる策でないといけないので、どのような案があるのか調べている途中です。


以上で今回の報告を終わらせていただきたいと思います。

コメント

川崎さんこんにちは

 好きな小説というと、何でしょうか。ラノベ系でしょうか。気になります。最終巻であることが決まっているのも珍しいですね。ちなみに私はラノベやコミックで最終巻だけを買わないということも多くあります。つまり、その世界が終わってしまい、過去の物語になるのが嫌だということで。最終巻を知らなければいつまでもその世界が残ります。

 まあ、この場合はクライマックスがもう描かれているのですか。主人公あるいはそのサポートキャラが死んでしまったのでしょうか。パーフェクトハッピーエンドの小説はあまりないので、なんだか寂しいですね。

 さて、ホウレンソウの残された2株、写真では順調そうです。その大きさの把握、そして形態観察が良いですね。その通り、ホウレンソウの葉は丸いものとギザのつくものがあります。元々は丸い葉の西洋種ホウレンソウとギザ葉の日本ホウレンソウとがあったのですが、今では複雑に交配されてしまっています。そのギザ葉にする性質が強かったり弱かったり、またどんなタイミングや要因で出て来るのか複雑です。基本は後から出た葉の方がギザが強いですね。

 温度について、それで正しいのですがそこにはあまり気を使わないで下さい。ホウレンソウはけっこう幅広い温度に対応します。まあ、急激な変化にはついていけない場合もありますが。それより、光が大事、光をとにかく強くする、これに尽きます。せっかくの反射板なので、日中見てあげて最適に当たる角度なんかを確認すればいいですね。

ではまた

ラボスタッフ オガタ