東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

おそらく結球開始(工:番場崚太郎)

2018年11月29日 (木)

おはようございます。番場です。先週分は中間報告だったので経過報告としては2週間ぶりです。特に変わったことは起きていませんが一応の成長具合の報告です。

まずは白菜です。白菜は最近水を吸収する量が目に見えて多くなってきました。今まではコップ一杯分ほどの水を三日おきくらいに与えていれば晴れの日が続いても土は湿ったままでしたが、最近は家を出る前に同じくらいの量を与えていれば、帰るころにはカラカラです。白菜を煮込んだ時に出る水の量を考えればこれくらい当たり前かと納得はできますが、毎日毎日与えないといけないのは大変ですし危ないです。これでは実家に帰れない。やはり持って帰るしかないのか、それとも勝手に水をやってくれる装置か何かを作るか、要検討です

成長の様子ですが、白菜は2週間前に2本のうち1本を植え替え、その時多少根っこを傷つけたのでやはり成長具合に差が出てしまいました。

20181130214252-7dd4527d22a580cccf3e9dd29a4eff2e45d314dd.jpg20181130214313-80f8fd030713758932ca9dd3fe8a6d1527e693c1.jpg

1127日の時点でこうなっていました。下のほうの写真が植え替えた白菜です。上の写真の鉢に残したほうと比べるとやはりボリュームがありません。しかしどちらの苗も中心から生えてくる葉っぱたちはほぼ地面と垂直に立ち上がって生えてきています。過去の記事を見てみるとこれはもう結球の始まりと言ってよさそうです。よかったよかった。とりあえずよかった。再び追肥も行い、今のところ白菜の成長具合に関しては憂いなしです。あと買ってきた土は100均のものなのでそこまで高級ではないはずです。


20181130214519-66550a0e706713d6a4ad662693787fa6cd849b6f.jpgのサムネイル画像

ルッコラですが、こちらも順調です。指摘を受けていた通り、土台部分がぼこぼこだったため水没していた種たちは死んでしまいましたが、それ以外は順調に成長を続けています。相変わらず思ったようにまっすぐ立ち上がってはくれませんが食べれるならいいだろうとこのまま続けます。

終わり

コメント

番場さんこんにちは

 済みません、コメント遅れました。おそらく報告の日付けが書き始めとずれているのかな、と思います。そのため今回の報告に字数の記載がありませんが、次回から宜しくお願いします。

 さてハクサイは随分と成長しました。定規の目盛りが見えずらく、また数字の記載がないので具体的には分からないのですが、見える鉢の大きさを基準にすると、相当なものです。せっかくですので数字の記載もお願いしたいところです。

 ここまで大きくなると必要となる水の量も増えますね。いったん乾燥させるとストレスになり生育が遅くなりますから、水切れをおこさないよう頻度を変えてあげて下さい。ハクサイは確かに加熱すると水が大量に出ます。フタをしっかりすれば、水なしで鍋ができるほどですね。むしろそういう調理の方がうま味が濃くていい鍋物になります。ちなみにハクサイはグルタミン酸を含んでいて、うま味成分があります。これはトマトなどと一緒です。しかも、これにカツオブシや肉・魚のうま味成分イノシン酸が加わると相乗効果でうま味がぐんぐんアップします。昔から植物性のうま味と動物性のうま味を併せて調理するのは理由があります。ハイミーなどの合成調理剤にはたいていグルタミンとイノシン酸が配合されています。鍋を作る際にはハクサイと肉をバランスよく入れましょう。

 確かに帰省時にどうするか考えどころですね。さすがに京都まで帰省するとなれば一週間以上家を空けるのでしょうか。この展開ゼミの過去年には、鉢を持って帰った人も多々います。しかし、移動が遠くなると鉢を割ってしまう人も出てきます。鉢は荷物にもなりますし、帰省で持って帰ってもらうまで考えてはいません。

 工夫次第で対応できるものです。過去記を参照して下さい。市販の水やり道具を使う、深い容器で鉢に腰水を使う、など様々です。日数にもよりますが、普通にはそんなに本格的な装置を作るまでもなく腰水で対応できる場合が大半です。しかし逆に何らかのものを使うなら、今のうちに試しておかないと間に合いません。市販のペットボトル水やり器は、ものによって一気に水が出てしまい、意味のない製品があるからです。

 成長具合もいいし、写真では光もよく当たっています。エアコンの室外機に直接置くのは避けて、何かを挟んだらいいですね。追肥などはしっかり定期的に与えて下さい。

ではまた 

ラボスタッフ オガタ