東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

4. 本日はキャベ男black(農:粥川颯人)

2019年11月14日 (木)

宣言通り記事をUPできて喚起に沸いている粥川です。

と言いつつ記事を書いているのは2019/11/14 10:46でございます。(17時に原稿書き終わりました!)前回のオガタさんのアドバイス通り将来のためと思ってレポートを書いていたら楽しくなってしまいまして、めちゃくちゃ力を入れたら終わるタイミングはいつも通りということになってしまいました(笑)

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間に合うのかなぁ、この記事、、、(間に合った!ほんとによかったです、、、)

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さて、今回の記事ですが前回記事の分量が多すぎて伝えきれない部分があったので、今回はそういった部分も含めて報告できたらと思います。

題しまして、

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続・前回記事!

キャベ男blackの観察①(播種から43日)

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の二本構成でお送りしていきます。

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続・前回記事!

今回お伝えするのは「ショウジョウバエ事件のその後」と「室内で育っているキャベ男の光環境」です。

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記事更新の延滞を防ぐため、友達にもこのブログを見るように声をかけたので、その人たちはこちらを見ていただくようお願いします。

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「ショウジョウバエ事件のその後」

キャベ男とアボカドの鉢から大量発生し、粥川家を未曽有の大混乱に貶めたのがショウジョウバエでしたが、鉢を外に出してゆさゆさと鉢を振ること、アボカドの水やりを極力抑えることで駆逐に成功しました!ちなみに、心配していたコナガではなく、正真正銘のショウジョウバエでした。

ただ、ショウジョウバエを研究していた友達に話を聞くと、卵から成虫になるまで一週間くらいだそうで、そろそろ第二波が来るかもしれません、、、

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今日の朝水やりをして、アボカドの水受けに大量のショウジョウバエの死骸がたまっていることを発見しました。つまり、キャベ男の鉢は別荘で、悪の巣窟は僕のお気に入りのアボカドの鉢ということなのでしょうか、、、

(ショウジョウバエの第二波がくればつづく)

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「室内のキャベ男の光環境」

前回記事のコメントで「こちらとしては室内のキャベツが育つ方が不思議なのですが......」というコメントがあったので報告しておきます。

キャベ男を置いている位置は写真のように自室の窓際に置いています。僕の部屋は南東にあるので午前中の日当たりは抜群です。もうね、眩しすぎるくらいです。プライバシーの都合上、枠の比率を変えたので見にくいですがお許しください。

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夜はカーテンの外にあるので気温は結構低くなると思います。

カーテンの外の窓際というのが意外といい環境になっているのかもしれないです。

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キャベ男blackの観察①(播種から43日)

はい、お待たせしました。こちらが久しぶりの報告となる黒キャベツのキャベ男blackの記事でございます。

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キャベ男blackを植えていた鉢は小ぶりな鉢だったので、やはり葉も小ぶりになってしまいましたね。観察して気づいたことをまとめると、

・本葉は一株につき4~5枚程度

・本葉は淵が波型の丸みを帯びた形

・本葉の大きさは3~4cm程度

・新しい本葉はキャベ男以上にしわしわ

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この写真を見ていて思い当たることはないでしょうか?

そうですよ!キャベツの本葉に意外と似ているってことですよ!(当たり前ですが)

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僕の第一回記事の内容を覚えているでしょうか?

たしか、「黒キャベツはキャベツの原種に近い」という内容を載せたはずです。

キャベツもよく見てみると淵のほうが丸みを帯びた波型になっており、これは黒キャベツの名残ということですよねぇ!本当に当然のことではあるんですが、面白いですねぇ~(笑)

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さて、キャベ男の元ネタともいえるキャベ男blackですが、もともと植えていた鉢が小さい鉢だったので間引きを行いました。

間引くかどうかは本葉の数本葉の大きさをもとに決めました。

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小さい個体や葉の少ない個体は、根と茎の間の部分をはさみで切り

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一番力強く生きそうだった一本だけを残しました。

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根元に土が全然なかったので追肥もしておきました。自家製キャベツと黒キャベツの食べ比べを早くしたいところですねぇ、、、

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以上で今回の記事を終わりです。

ちなみに、今回の観察はすべて今日の朝行ったものでして、更新日時の自己申告をしておくと意外とやるもんだなぁと驚いております(笑)

意外と自己申告の効果があったので次回の記事更新は11/22に行うことを宣言いたします。(次回記事と言っても中間発表でしかも〆切が11/22なのですが、、、)

コメント

粥川さんこんにちは

 さてさて、予告通りにできたんでしょうか。おめでとうございます! 小さな一歩ですが大事なことですね。その長いレポートの方も、やりきった感が伝わってきますのでまずは良かったです。

 先ずはショウジョウバエ、なるほどアボガドの鉢から出現していたとは。

 次に考えるべきことは、その鉢に使った土に未熟有機質が含まれていたためハエの餌になったのか、あるいはアボガドの根が傷んで腐ってしまったので餌になったのか、ですね。今はどちらでも一緒のようですが、知らないと来春の植え替えなどの時に困るでしょう。まあ、鉢土を開けて見るのも勇気がいるかと思います。撲滅するだけならおっしゃるように水を控えるか、または逆に水没させるかだとは思いますが。

 ハエの撲滅、ここでポジティブシンキング、「自分は勇者だ!」と中二病全開で挑みましょう。ご存じか分かりませんが、西洋ではハエの王はベールゼブブといって、かつて大魔王ルシファーと地獄の覇権をかけて戦い、今では地獄界の東方を治める領主です。

 室内の光環境は納得しました。考えられる限り室内としては最高ですね。室温に関しては、いくら窓際で冷えやすいとはいえ、冬場でも最低気温7℃はあるでしょう。その影響も踏まえて見ていきましょう。関係ないですが画像はとてもきれいで、インテリアの見本集のようです。

 黒キャベツの生育もゆっくり着実なようです。この場合鉢が小さいから、というわけではなく黒キャベツは全般遅めです。当研究室の黒キャベツも似たようなものです。

 間引きは思い切ってやったものです。残り1本、男らしいというか何というか...... まだ2本くらいあった方がスペアが......とも思いましたが。まるで銃弾一発で充分なゴルゴ13を思わせます。

 いや、ここで決めセリフを、ケンシロウではなく大門未知子で言って下さい!

 

 追肥もそろそろ与えていいのですが、増し土も少しは行って、安定化してもいいですね。

ではまた、続けてお待ちします。

ラボスタッフ・オガタ