[7]スプラウト2回目収穫・ふあふあ仕分け(工:吉田朱里)
2019年11月27日 (水)

先日、友人が買ってくれました。ここのケーキはやや高めですがめっちゃくちゃおいしいです!kazunori ikeda さんというお店で南町通店、常禅寺通店、エスパル仙台店の三カ所があるようです。一度機会があれば是非!
「赤茎かいわれ大根2回目」
前回の記事でコメントをいただいたようにカビに関係なく普通に根元を切る形で一部収穫をしました。(11月25日)今回は前回書いていたようにだいぶ色味もはっきりとし、徒長しすぎず、まっすぐなスプラウトとなりました。以下の写真(右一回目・左二回目)のように一目瞭然です。(写真を見返していて定規を添えるのを忘れたことに気づきました...横からのコップより、おそらく長いもので9cm, 平均8cmほどでした。
今回も添えただけですがこのような感じに
味は野菜独特の苦みも気にならず、普通においしかったです。
おおまかにまとめると
- よほどの大雨などの曇り(一回目時)ではなく、やや曇りでも日光に当てていれば二日目くらいから色づき、より長時間光に当てれば最終的にはだいぶ色づきが良くなった。
- 気温のおかげか、密度のおかげか(混むとのびのびと成長できない?)外に出してからも前回ほどの徒長は起こらなかった。
- 密度のおかげでそれぞれ曲がって絡まることもなくだいぶまっすぐに育った。
二つ目の点の確認に次回は密度の変化させた物二つを同時に栽培もしてみたいです。一応過去の記事から比較している物を確認してみたところ、2017年の岡田さんが密度を変えて行っていました。種類も栽培環境も異なっているので私も挑戦してみようかと思います。(今回の物でも少ないとのことだったのでもっと多くして変化をつけたいです。)
「ふあふあミックス」
中間発表で書いたように今回は、まだ小さめながらも種類分けしてみることにしました。
そもそもですがそれぞれ小松菜以外何なのか...となってしまったのでついでに各基本情報から。
山東菜(サントウナ、サントウサイ)
- アブラナ科
- 非結球白菜の一種
- 主に埼玉県の南埼玉郡域で栽培されている
- 主に漬物、おひたしに使う
高菜(タカナ)
- アブラナ科
- 葉や茎は柔らかく辛味がある
- 野沢菜、広島菜と共に日本三大漬け菜
小松菜(コマツナ)
- アブラナ科
- 関東地方で古くから親しまれた野菜
- ホウレンソウより用途は広く、灰汁が少ない扱いやすく食べやすい野菜
今回の山東菜は丸葉と春まきに2種類なので区別の付け方としては葉の形となりそうです。高菜の紫高菜は名の通り葉の色に注目して、小松菜は各種類の成長個体の葉より山東菜よりかは濃いめの色のようです。
これを元に以下、分類をしました。
各個体の全体像を入れてしまうと混み合っていて見にくいと思ったので各葉をメインに。
調べる前は何がどんな物か知らず違いがややわかりにくかったのですが、調べたらとてもわかりやすくなりました。
栽培開始時に大まかに種を分けて植えましたが、増し土の時にだいぶ徒長しており、結果だいぶ根元と土の上の平面上位置がずれてしまいました。しかしやや分布が別れているのが見られるような。
画像ではわかりにくいですが、根本付近の方向などから春まき山東菜は黒付近、丸葉山東菜はやや赤茶、小松菜は茶色付近、紫高菜はばらけているもののやや赤茶~しわしわ付近にあるように感じました。紫高菜以外もばらけているのも存在するので確かではありませんが少しでも分布があるように感じれたのはよかったです。
最新の近況(記事を書き始めてから少し経ってしまったので)
- 中間発表時の支えのおかげか天候の落ち着いたおかげかハツカダイコンの折れは無し
- ハツカダイコン二回目開始。(11月27日13時10分頃)
前回のコメントに関して...
間引きの基準としては葉が重なって邪魔しあってれば行うものです。早く株を減らすのはあまり得策ではありません。
私の場合、過去の記事と見比べてばかりで、間引きの本質的な意味をないがしろにしていました。最近は葉の重なり以前に折れてしまっての間引きでしたが危うく必要以上にしてしまうところでした。必要最低限にしないとまた折れてしまったときなどに代わりが無くなってしまいますし、基本的なことですがコメントで気付かされたました。
種子は発芽時にさまざまな栄養成分を周囲にまき散らして腐敗させやすいのですが、酸素が不足すると余計に中途半端な分解物をまき散らして腐敗を促進します。
これは知りませんでした。水没してしまっても腐るだけと思っていました。あと、水没に関しては起こさないようにしていたので...(もし下の画像のようなところが水没のように見えてしまっていたなら、おそらく内側のコップの段差です。)水没までいかないにしろ湿度は高めすぎてしまった気がしています。
間引き株の食用ですが、市販のダイコンの葉もそのままサラダにするパターンは多くないと思います。
言われてみれば確かに。次から一度クックパッドで下調べをしてみたいです。
(中間発表)
ただ、気になったのは、外に置くときとありましたが、基本は外で大丈夫ですというか、外での栽培にして下さい。
これに関してはすみません。文章を読み返してやや取り違いを起こしてしまいそうな書き方でした。栽培は外で行っています。大丈夫です。観察の時は、外の洗濯物やスペースの狭さなどから家の中で行っていました。記事の時のは、竹串の支えを内でつけ、それを外に戻すときに、と言う意味でした。ただ最近この観察のためとはいえ、一日一回ほどでも鉢を持ち上げて動かしてしまうのはやはり植物に負担となってしまうのでしょうか...もしそうなら移動は控えて観察方法を少し見直したいです。
(2294文字)
コメント
吉田さんこんにちは
ほうほう、ケーキですね。なるほどいいものです。たまには高くてもいいものを食べるのがいいでしょう(というか友人金持ち......)。
ケーキといえば、展開ゼミ2018年の坂谷さんの1月9日の報告のところで、私の作った二段ケーキもどきの写真を載せています。娘のためには頑張るもの、過去娘が高校生の時にはバレンタインデーで苦労したものでした。娘は学校に50個も持ってくので、二人とも前日一日がかりで流れ作業的に次々と製造したものです。
さて今回、赤茎カイワレの収穫時ですね。こうやって白い紙に並べている様子が科学実験的でいいですね。第一回目との比較も興味深いものです。第一回目のデータも捨てることなく有効活用し、比較検証が素晴らしいですね。そのようにダメに見えたデータも多面的に使うような姿勢は大事です。
食レポも非常におしゃれな写真です。綺麗なのですが、チーズトーストにシュークリーム......
まとめの文章もいいですね。種子が余っていれば使って下さい。ただしカイワレはできるだけ素直に長く徒長させ、一気に緑化させて下さい。
ふあふあミックスについてよく調べました。正直私も知らないことが多くあります。高菜の漬物ってどんな味なんでしょうね。
分類は正しくされていると思います。紫色の発色がまだ弱い段階ですがよく見分けました。ここで気付いたのですが、春播き山東菜が配合されているということは種苗会社はオールシーズン播いても大丈夫なようにこの4種を混ぜたのかもしれません。当初、サラダ用に味をミックスするのが主眼なのかとも思っていましたが、播く期日や環境が異なっても最適な種類が育って安全に収穫まで持っていけるという配慮として。
組み写真の品種名文字の背景まで考えているのが芸が細かいです。
そして鉢の全体上面図、背景にも気を使い、テロップも的確でとても見やすいものです。
他の話でハツカダイコン今から開始も驚きました。ある意味チャレンジで、これは貴重な発育データになりそうです。個人的に楽しみですね。
コメントからの返信もしっかりしています。なるほど、コップの段差で私が水に見てしまった、というわけですね。湿度については、通常ならあまり気にしなくて構わないというところなんですが...... 前回なぜカビなどが出たのか不明なところがあります。
植物の移動はできたら避けて下さい。それはストレスになります。まあ、観察して写真を撮るためであれば仕方のない面はあります。この場合はそうなのでしょうね。受講生の中には植物に良かれと思って移動を頻繁にする人も例年出てきますので一応そう言います。展開ゼミの植物は移動にも鈍感なものですが、園芸的にシャコバサボテンなどは一日の場所の移動で蕾を半分落とすなどといったことが起きるものです。
最後、クックパッドですが、見てみるのはいいことです。ですが、たいていのレシピには「この材料は何のためで、それが無いとどうなるか、あるいは入れすぎるとどうなるか」という理屈がありません。そのためもあってやたらと使う材料の種類が多くなっていますね。私なら種類を減らす方向で血道を上げるのに...... 例えば、マーボー豆腐ならば配合をうまくすれば、豆腐+(豆板醤+トマトケチャップ+片栗粉)オンリーで上手に作れます。
ではまた、報告お待ちします。
ラボスタッフ・オガタ