見やすい写真作成のコツ(ラボスタッフ鈴木)
2019年12月 3日 (火)

こんにちは!ラボスタッフマスコです。皆さん、中間発表お疲れ様でした。寒い日が続きますが、野菜は元気ですか?そろそろ実食の報告も多く、楽しく見させて頂いています。さて、今回は、「見やすい写真作成のコツ」についてお話ししたいと思います。ほか、写真とは関係ないのですが、連絡事項も加えてお送りしますね。
- 背景に気をつけよう
- スケールを入れよう
- アングルを決めよう
- 拡大写真を撮るには
- 連絡事項(.heicは.jpg等に直してからアップしてください、文字のペーストは"プレーンテキストで貼り付ける"でよろしく、タイトルつけてね!)
写真は、ブログでも直感的に対象物を理解してもらうのにとても大事です。百聞は一見にしかず、一目瞭然、というやつですが、それ故の誤解を招くことも。誤解のない写真撮影を目指してがんばりましょう。
背景に気をつけよう
写真には対象物とスケールになる物以外、できるだけ写らない状態にしましょう。余計な情報がなくなって、相手に分かりやすくなります(写真はベンサミアナタバコ、まだ小さいのですが大きくなるとこうなります)。
なぜ、できるだけ他のものが写らない方が良いのか。というのも、背景に対象物以外のものが写ると、情報が散漫になるから。写真に写っている情報量を絞ることも、誤解を防ぐ予防線になります。皆さんの写真の中には野菜とともに家の中のものも一緒に写っている写真をよく見ます。生活の一部が垣間見えてブログのネタとしては微笑ましく、面白く見させて頂いてますが。
当研究室は物の多い実験台を隠すために、こんな感じで布を張っています。
布を張らないと、お恥ずかしい事に物が多い実験台なのがばれていまいますが・・・。布を張ることによって、まわりのごちゃごちゃが写らなくなりました。
皆さんはここまで徹底しなくても良いと思いますが、物が少ない壁紙の前で撮影するだけでも、写真がだいぶすっきりすると思います。
スケールになるものを入れよう
対象物がどのくらいの大きさか、ということがわかるように、目安(スケール)になるものを一緒に撮ると親切ですね。定規でも消しゴムでもいいです(ただし、透明な定規はパッと見でわかりづらいので裏に白い紙を貼ったりすると親切かも)。例えば、決まった大きさに切った紙(写真では1メモリ1cmの紙テープを使いました)を使ったり、ひと目で大きさが見える工夫ができると親切だなあ、と思います。小松さん、お手製の紙の定規、ナイスでした。
論文などでは、写真をデータとして使う時、必ず「スケールバー」を入れて、大きさがひと目でわかるようにします(以下の写真は、スケールバー1cmです)。定規入りの写真とナシの写真をとっておいて、後で定規ナシの写真に目安の線を入れる、という、めんどくさいことをします。見た目キレイだけど、めんどくさい。皆さんは今、そこまでしなくていいと思います。卒論とかの時にがんばってください。
アングルを決めよう
例えば、上と横から必ず撮る、と決めて、同じアングルで撮りつづけてみましょう。後で、報告などの時に、比較して説明しやすいかも。・・・もっと早く言え、という話ですね、すいません。日野原さん、中間発表の時に写真の比較、上手でしたね。これからでも心がけてみると、成長の仕方が比較しやすくなるかもしれませんよ。
拡大写真を撮りたい時
拡大して撮りたいとき、ご家庭にある(100均のでもOK)虫眼鏡を使うと、なんちゃって接写写真が撮れます。虫眼鏡の下にサンプルを置いて、上から撮影すると・・・。
こんな感じに撮れます(スケールバーは1cm)。拡大して、ベンサミアナタバコの葉がより詳細にわかりました。葉には毛が生えていることがわかります。
生えてきた野菜をより詳細に写したい。という時に役に立つかもしれません。お試しあれ。
色々ご紹介してきましたが、考えすぎると撮るのがおっくうになるので、ご参考までに!では、後半戦も頑張ってくださいね!
連絡事項
- iphoneで使用されている画像フォーマット.heicは.jpgに直してからUPしないと、ブログ上で画像を見ることができません。windowsのPCだとダウンロードしてからでないと見れないので、こちらを参考に気をつけてみてくださいね。佐々木円花さんの記事に多いです。気をつけてみてくださいね。
- Word等で作成したテキストをブログに貼り付ける時は、元々設定されている色味が崩れるので、右クリック→プレーンテキストで貼り付け、を利用してください。馬渡さん、吉田さんなど。
- ブログには必ずタイトルをつけてもらえるとありがたいです。小松さん、中間発表のタイトル、ついていないので気をつけてくださいね。
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