【出前講義】石川県立小松高等学校開放講座との共催「せいぶつ実験教室~ブロッコリーをバラバラにしてみよう」小学生向け実験教室(11/7)
2015年11月 8日 (日)
最終日の午後は、石川県立小松高等学校開放講座との共催による「せいぶつ実験教室~ブロッコリーをバラバラにしてみよう」と題した小学生向け実験教室。午前中のダイコンの収穫、視察などが少し時間がかかり、ぎりぎりとなりましたが、ちょうど、この週末が学校公開に当たった小学校が多かったからでしょうか。3組の親子の参加というこぢんまりとした実験教室に。
最初にこの講義の趣旨を。前日の犬丸小学校での実験と同様に、ものを壊したり、解剖したりすることで、本質がわかる訳なので、。。ただ、なかなかそうした機会がないという現代。今回は、ブロッコリーを用いて、それをばらばらに。もちろん、どの様にばらばらにするかは、それぞれのideaで。この時にも、丸内中学校と同様に「ロマネスコ」を見てもらいながら、ブロッコリーとの今回は比較も含めて、導入として。
実際に分解を始めたところで、受講生と少しお話を。それぞれがいろいろ考えて、細かく数を数えたり、おおざっぱに、ブロッコリー全体の蕾の数を予想したり。いずれ、個性を磨いてほしいなと。。。
途中からは保護者の方も参戦。子供さんたちとは違った発想であったり、競争であったり。いずれ、また、家庭に帰ってからもこうしたことにチャレンジしてほしいと。
大きさ別にブロッコリーを並べたものは、とてもniceな発想でしたし、ブロッコリーに加えて、ダイコン、野生トマトも分解した受講生も。いろいろなものにトライすることも大事です。あわせて、違った発想を持つようにするために、他の受講生の様子を観察。あわせて、午前中収穫したダイコンの多様性観察してもらい、1つずつ、お持ち帰り頂けるように。細長いいつものダイコンと違い、おもしろかったのでは。。。
最後の修了式で、受講証を手渡し、無事完了。ぜひ、ピンセットと物差しでいろいろなことができるのでこれからも続けてほしいと。もちろん、世界に向けての情報発信という写真撮影も忘れずに。最後になりましたが、今回の開放講座を設定頂いた石川県立小松高等学校・寺岸先生には、たいへんお世話になりました。これで今回の北陸遠征も無事終了。ありがとうございました。
わたなべしるす
PS. 学校の玄関の脇に「アリジゴク」の巣を発見。3つのうち、1つには1mm程度の孵化して間もないくらいの大きさでしょうか。もう1匹は、かなりの大きさ。久しぶりに捕まえて、また、砂に帰る速さが、感動ものでした。
PS.のPS. 小松高校の近くには、小松基地が。その関係でしょうか。大学校への試験会場になっていました。意外というか、へーーでした。
PS.のPS.のPS. 玄関の所には、ありがとうございましたのboardが。こちらこそ、ありがとうございました。
PS.のPS.のPS.のPS. 小松駅の脇では、発掘調査が。。。金沢から福井まで延伸される北陸新幹線の基礎となる関係でしょうか。数年後には。。。ここに新幹線が。。。ふと、そんなことを。