東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【出前講義】飛翔型「科学者の卵養成講座」/福島県立福島高等学校合同・日英高校生交流発表会(8/6)

2016年8月 6日 (土)

 梅雨が明けて、やっぱり猛暑。。。期待した方が間違いかも知れないですが。。。それにしても。ここ数日、最高気温は35oCくらい。。。こんな暑い時期に、定期電源点点検というのが、よいことなのか。1つには、電力がすごく使わざるを得ない時期ですから、節電には、ぴったり。。。ただ、植物をはじめとする「生き物」を扱っているものには。。。もうすこし涼しい、寒い時期の方が、まだ全う。。。思い返せば、2011.03.11の時にも停電、断水、ガス供給停止でしたが、人間は寒くても着ることをすれば、何とか。。。ということを考えると、夏休みで、電力消費が多い時期かも知れないが、そんな災害を経てきたものとしては、再考の時期のような。。。月、火と雨が降るようですが、その雨の時期をせめて、人工的に移動できるような環境になれば。。。ずいぶん違うような。。。いずれ、いつだかのようなトラブルがないことを祈るのみで。。。

20160806154524-1b907be1014b4c41964e43134f60b7aecedd308f.JPG そんな土曜日。2年前にも福島高校と科学者の卵養成講座とのコラボで、日英高校生交流発表会が。イベントは先月から始まっていたのですが、仙台では火曜から。10あまりの研究室に日本、英国の高校生が配属されて、研究したものを土曜日に発表会。生命科学研究科でも、南澤先生、三井先生日出間先生にお世話になりました。いずれの研究室も普段から海外の研究者、留学生がおられることから、かなりactiveに対応頂きました。ありがとうございました。また、金曜日の昨日は、仙台周辺の震災の爪痕で研修したとか。。。。日英相互によい刺激になったのでは。。。

20160806154545-5e598c943b6e84e18a356e00c386e116caae411c.JPG そんなことを踏まえて、1課題当たり、10minの発表と5minの質疑。今年度の全体統括の座長は、福島高校の金澤先生。2年前同様に発表の部分は日英で問題なく、問題は質疑の部分。ところが、今回は、科学者の卵養成講座企画で毎月、英語が第2言語という方とtalkをしていることが効果的だったのか、日本の高校生も英語で質疑をしていたのは、感動でした。いまだに、海外の学会での発表が苦手な渡辺には。。。いずれ、よい交流会でした。最後の閉講式では、多くの方から未来につながるコメントが。。。感動でした。そう考えたとき、さらに次の2年後、科学者の卵養成講座がどの様な形で継続できているかにもですが、国際性がさらに高まれば。。。福島高校をはじめ、参加された東北地区の高校、立教英国学院をはじめ英国の高校の先生方、さらには、クリフトン科学財団、スポンサー頂いたロールス・ロイス社バークレイズ証券様にこの場を借りて、お礼申し上げます。ありがとうございました。日本企業にもこうした企画力というか、そんなものが次の2年で。。。。

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 わたなべしるす

 PS. 会議の昼休み、終わったあとには、スポンサーの2社の方々、関係の高校の先生方などを含めて、deepな議論ができましたし、夕方の交流会では、参加した高校生たちとの交流も。ありがとうございました。きっと彼らが新しい形の「日英alliance」を構築するのではと。。。ふと、そんなことを。。。

 PS.のPS. 今日は「広島71回目の原爆の日」。8:15に黙祷。。。平和であることの大事さを実感し、また、それをいかに継続するのか。どんなことも難しいことで。。。まさに、歴史から学び、未来への解決策を考えるのかという大事なモデルケースのような。。。もちろん、71年前に何があったの理解をdeepにした上で。。。

20160806153640-55244ddfac7291e86ac1da89e8583d7e0d04a000.JPG20160806153705-f70ec0a80c23467003a549925a58d5012d34d679.JPG PS.のPS.のPS. スポンサー1社の方とは、不思議なご縁が。。。世の中、狭いです。ありがとうございました。





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