東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

通過点、念願、理解(7/10)

2019年7月10日 (水)

 2月末に3 wordsを使ったコラムというか、何となく思うことと言うか、そんなことを書くのが止まっている。不思議なくらい忙しい。理由はよくわからない。いずれ、やることがたくさんある。右から左に片付けている速度が落ちているのか、脳みそにキレがないのか。何かを改善しないと、物事がまとまらないような気がする。改善ではなくて、「カイゼン」の方がよいのかも知れない。仙台に来た頃、新幹線は大宮と盛岡の間。いわゆる、大宮暫定開業。それが今や、北海道まで。ただ、北海道までといっても、問題はいろいろあるようで。その1つの改善策が記された記事を見つけた。なるほど。。コストがどれくらいかかるかによるが、いずれ、新鮮であることは良いことなのだろう。さらなる改善が行われる通過点であることを期待する分けなので。。。

20190710182359-76d4142d3958960133214857bdb71ff1480924cf.JPG 学生の頃は、時間がたくさんあった。その分、特急料金をケチって、周遊券を使っていた。今はそんなものはないのだろうか。時刻表を見るが、それらしいのがない。当時は、仙台と上野が東北本線、常磐線経由でまつしま、ひたちというのがあったような。。5hrくらいかかっていた記憶が。。。周遊券には急行券代が含まれていて、学生には格安で便利であった。その常磐線も震災の影響でいまだ全通せず。2020年3月には、念願の全線開通だと。もちろん、この全線開通も通過点なのであろうが。。。直通運転で東京までになるのだろうが、時間がどれくらいなのか。気にかかるところである。でも、かつての風景を思い出しながら、乗ることができればと。そんなことを考える。

 そんな学生時代、デジカメがあるわけでなく、写真は基本白黒。デジカメ時代の到来で、一時期生産停止していたものが、復活したとか。。。暗室で長いフィルムから、フィルムケースに必要量を巻き取って、自分で現像。もちろん、ネガフィルムからポジの写真にするのも、学生の大事な仕事。あの壮大な時間を考えると、デジカメの便利さを理解できる。ただ、こんなからくりであったということを理解できる大事な機会でもあったような気がする。時間と便利さ、どちらをどうというのは難しい。いずれ、何かが変化する通過点であるとき、その念願の壁を打ち破ったことを感じ取り、ことの大事さ、重要性を理解できるのであろう。

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 わたなべしるす

 PS. 共同研究でお世話になっている大阪教育大の鈴木先生から、執筆された本を献本頂いた。遺伝学のことを話していても、簡単に説明できないところもあって。とても助かりました。ありがとうございました。また、いつの日にか、お礼を。

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