豆苗の終わり(農:内野真子)
2016年11月26日 (土)

こんにちは。
先日片平キャンパスを訪れることがあり、その際に綺麗な紅葉を見ることができました。
前回の記事でも紅葉の写真をあげましたが、今回は前回とは少し違い、銀杏の絨毯です。
最近は雪が降るほど寒くなっていますが、まだまだ秋の気配は残っているようです。
これからますます寒くなっていきますが、野菜だけでなく季節の移り変わりにも注意していきたいです。
それでは、今回も野菜たちの紹介をしていきます。
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【ブロッコリー】
葉っぱが大きくなるのはもちろんなのですが、茎も太くなってきています。
次第にブロッコリーらしさが見えてきていてこれからの成長が楽しみになりました。
これまでの対策で徒長の心配は無くなったと思っていたのですが、この写真のように子葉よりも下の茎の一部が土から出てしまっています。
これが成長にどう影響するのかはわかりませんが、正常な野菜と比べ収穫量が減ったり、花の数が減ったりする等の悪影響があるとネットには載っています。
また、徒長すると風邪に倒れやすくなる、とも書いてあって、以前ブロッコリーが風に吹かれた身としては耳が痛くなるようなお話です。
ですが、これ以上土を盛るわけにもいかないので、風に注意しつつ成長を見守っていこうと思います。
その他にも心配な点が一つ、、、。一番大きなブロッコリーの子葉が枯れてしまいました。
初回の講義で渡辺先生が子葉に異変が起きたら野菜のピンチだと思いなさい、と言われたのでブロッコリーの様子が心配です。
ですが調べてみると、子葉は自身に十分な栄養分を貯蔵し、足りなければ光合成をして必要な量の栄養分を次世代の本体に与える働きをしており、それが終わると枯れ落ちる、と書いてありました。
だから、渡辺先生が言っていたことは成長の初期の話であろうか、とも思いましたが心配なものは心配です。
何もないといいのですが、、、。
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【ミニニンジン】
こちらは徒長など、これといった心配事もなく順調に育っています。
ミニニンジンとブロッコリーの成長の様子を比べると葉っぱの生え方一つでも明らかな違いがあることがわかります。
ブロッコリーは葉っぱが生えると同時に茎も伸びています。
そのため新しい葉ほど生え始めの位置が高くなっています。
それに対してミニニンジンはブロッコリーに比べ、本葉の枚数が増えようとも葉っぱは根元、子葉の場所から生えてきています。
葉っぱの生え方だけでもこの違いがあるので、その他にも数え切れないほどの違いがあるのでしょう。
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【豆苗】
久々の豆苗ですが、残念なお知らせとなってしまいます。
スーパーで買ってきた豆苗から育てている再生豆苗ですが、カビが生えてしまいました。
ですので、こういう形ではありますがこれにて豆苗の栽培を終了します。
栽培を終えたのは11月24日、栽培開始から35日目でした。
とはいえ、買ってきて食べたものも含めると、一度の栽培で3回も収穫することができました。
今回栽培を中止する理由がカビなのでうまく育てれば、さらに多く収穫できるのではないでしょうか。
ところで、カビが生えやすい条件とは温度・湿度が高く、カビの餌があることだそうです。
私は豆苗を室内で育てていたので温度が高くなり、室内に洗濯物を干すことにより湿度が高くなり、さらに豆苗の豆の部分には栄養がたくさんあることから、カビが発生する3つの条件を知らず知らずのうちに満たしてしまっていたのかもしれません。
2016.11.25
栽培日数
ブロッコリー 50日、ミニニンジン 50日
コメント
内野さんこんにちは。
寒くなると年寄りは大変です。うちの猫も布団に入ってきますが、知らない間にひっかいてくるので皮膚大変です。
さて、ブロッコリーは本当にブロッコリーらしい草姿になってきましたね。子葉は、この大きさになりましたら枯れるにまかせて下さい。もう土を足すスペースはなさそうですから、もしグラグラしていたら、支柱で支えてあげて下さい。
ニンジンも姿はいい感じです。もっともっと大きくならないと根は育ちませんが。これからも頑張って下さい。
豆苗はカビてしまいましたか。まあ、仕方ないですね。逆にいつまでもカビが来なければ、それはそれで何か妙な薬でも入っていないか心配ですね。
また報告お待ちしています。ラボスタッフ・オガタ
-追記-
イチョウといえば東京大学と大阪大学の校章ですね。
東北大学は萩の葉のようです。ちなみに各大学の校章を見ますと、東京理科大学はエコマーク、明治大学はベネッセに似てますね。個人的には中央大学がインパクトありました。