ミズナの今まで③(農:田阪初音)
2016年11月25日 (金)

こんにちは、農学部1年の田阪です。今週の記事もミズナです。実はずいぶん前からカイワレダイコンが途中なのですが...
前回の記事への渡辺先生のアドバイス通り、最新の状態を含めて記事を書きます。
冒頭の写真は2回目の味見をした時、もっとも大きかった本葉です。最初の頃と比べてずいぶん固く、大きくなりました。
☆ミズナ
Ⅰの子葉の片方を枯らせてしまいました。原因は、段ボールを被せるときにうっかり傷つけてしまったのですよね...茶色い部分がその傷の部分でした。中間発表では復帰したお話を書かせていただいたのですが、今回も、という訳にはいきませんでした。ミズナさんには悪いことをしたな、と思うのですが、ひとまず成長に影響はなさそうです。
いまさらなのですが、子葉と本葉の違いについて観察しました。
子葉
・表面がざらざらしている。
・2センチほどで成長は止まっている。
・本葉よりも分厚い
・外側の本葉よりも柔らかく、新しい葉よりは固い。
・形は丸いハート型
・葉脈は真ん中に一本だけ
本葉
・表面は子葉と比べて滑りが良い。すべすべしている。
・外側に行くにつれて古い葉のため、固く、大きい。植物体の中心から生えてくる新しい葉は非常に柔らかい。
・ミズナの場合、形はぎざぎざしている。
・真ん中に太い筋があり、そこから葉脈が枝分かれしている。
当たり前といえば当たり前のことだと思うのですが、改めて観察してみました。
Ⅱの葉なのですが、本葉のような子葉のような、よくわからない葉が生えています。
形は本葉なのですが、成長はなく、触り心地は子葉なのです。なんだかよくわかりませんが、収穫する時にこいつも食べ比べてみます!
こちらはⅠの株なのですが、形がすごくミズナです!ミズナミズナしい!
ここまで良い成長をしてくれると感慨深いです。
Ⅱの株の子葉が弱って、枯れてきてしまいました!ガイダンスで聞いたのは、子葉が弱ったらピンチ、でしたよね!
この間のものは、私の過失だとわかっていたので、原因は肥料不足、水不足...ですか。でも、この大きさまで育っていることを考えると、やはり肥料不足でしょうね。早く追肥します。
株全体としましては、いよいよ外側の葉も固く、大きくなってきいて、サラダよりもお鍋に入れるとおいしそう、という感じです。
渡辺教授、ラボスタッフ・オガタさんへ
前回の記事へのコメントありがとうございました。記事の双方向性、以後気をつけます。
考えてみると、すでに土の中に肥料が入っていました。土のおかげでここまで成長してくれていたのですね。土に感謝です。追肥は明日の日曜日にやろうと思っています。次回の記事にその旨も書くつもりです。アドバイス、本当にありがとうございます。
学祭のアンサンブル喫茶、毎年来てくださっていたのですね。ありがとうございます。
実は、今年の黒板の絵や店の外装は私がデザインを担当していまして、それもあって忙しくしていました。楽しんでいただけたのなら幸いです。ぜひ、来年もよろしくお願いします。
コメント
田阪さんこんにちは。
ミズナ拝見しますと、大変よく成長しておいしそうです。写真のカラーが薄いのか、緑色がよくわかりませんが、形・大きさともいいですね。子葉についてはもう役目を終えていますので気にしなくとも結構です。本葉のギザについて、私も最近知ったんですが、葉にギザが付くメカニズムについては未だ研究途上で、植物ホルモンとその受容体の偏りによるものらしいです。
ミズナを食べる前には水を充分与えて、シャキッとした状態で収穫して下さい。それと、苦みというかエグ味がどのくらいか、感じ取れたら教えて下さい。
また報告お待ちしております。ラボスタッフ・オガタ