ハクサイ、復活!(農:平澤花織)
2017年11月23日 (木)

こんにちは、農学部の平澤です。中間発表とは別にハクサイ・ミズナの様子を報告したいと思います。
2017/11/23 天気: 曇り(9:50現在) 最高気温/最低気温(予想): 12℃/7℃ (参考: Yahoo! 天気・災害)
なんと、しおれていたハクサイが復活しました!
左の画像が復活前(前回の記事と同じ画像)、右の画像が復活後です。前回の記事でラボスタッフのオガタさんが「今の段階で萎れている葉だけは残念ながら枯死すると思います。」とコメントしてくださっていたので、まさか元に戻るとは思っていませんでした。これによって、この株の一番大きい葉の付け根から先端までの長さは7cm、一番長いところの幅は4cmとなりました。葉の枚数は8枚で変わりません。
しおれていない方のハクサイも元気です。
一番大きな葉の付け根から先端までの長さは12cm、一番長いところの幅が7cmです。葉の枚数は11枚です。前回の更新から中央に新しい葉が1枚増えました。
今回気になったのは葉の縁の変色です。画像で黒っぽい色になっている箇所は影ではなく、実際に葉の色が暗くなっている箇所です。裏返すとこのようになっています。
葉脈に囲まれた部分ごとに変色はおきているようです。これが同じ株の外側の葉7枚で確認されています。今のところ虫害は確認されていないので、植物自身に問題がおきているということでしょうか。一見病気のようには見えないのでしばらく様子を見ようと思います。
そして植木鉢を持ち上げて見ると...
根が植木鉢の底から出ています。根の成長に驚きました。土を乾かすのを意識して水やりの頻度を調節していましたが、根はこんな奥底まで水を探して伸びていたのですね。
次にミズナです。
一番大きな葉で付け根から先端までの長さは13cm、一番長いところで幅が6cmです。葉の枚数は3株ともおよそ20枚といったところです。これも前回の記事でオガタさんがおっしゃっていたことですが、外側の葉と葉の間から出てきた若葉は「側枝」と言うのですね。つまりは主枝から「側」方にでる「枝」ということです(参考: 写真でわかる園芸用語集)。漢字を見て瞬時に仕組みがわかりました。ナスやトマト、あるいは樹木のようにシュート(1本の茎につく葉や棘を一体と見なした単位。参考: 日本植物生理学会)が違う高さにできるものは側枝がわかりやすいのでしょうが、ミズナはシュートがほぼ同じ高さにできるため、主枝と側枝の概念が私の中で薄かったのだと思います。側枝と言われて納得がいきました。
こちらも植木鉢を持ち上げて見ると...
根がこんなに伸びていました。ピントが合っていないのは申し訳ありません。片手で植木鉢を持ち上げ、片手でスマートフォンを操作するのが難しかったのです...。
さて、報告は以上です。別記事にて中間報告をさせていただきますので、そちらもよろしくお願いします。
コメント
農学部・平澤さん
こんばんは、遺伝の渡辺でございます。このところ、ずいぶん寒いですが、そんな中で、植え替えたハクサイが、写真のように復活するとは。。こちらも感動です。ここまで、ほぼ完璧に復活できるとは。。。かなり水管理の加減を習得した賜物だと思います。水管理ができているというのは、植木鉢の底の穴から根っこがでている。ハクサイだけでなくて、ミズナも。植物の根っこは水が少なければ、それを探そうと伸びるという習性があります。もちろん、少なすぎるのはだめですが。その意味で、去年の沼澤さんが収穫するとき、引き抜いたら、土ごと全体が抜けていて、土が落ちないで、根っこで包まれているのを見ることができると思います。もちろん、収穫の時に。それから、葉っぱの表だけでなくて、裏側の観察をしているのはよくできています。そんな風に、注意を色々なところに向けることができるようになったのは、この展開ゼミでよいことを身につけたのではないかと思います。裏側の色が違う。原因を思いつきません。また、コメントを書いているのが夜なので、他の葉っぱの裏を見ることができないのですが。。。いずれ、このまま、観察続けて下さい。
側枝というのは、葉っぱの付け根に新しい生長点があって、それが生長してくるのが、側枝の生長です。基本は真ん中の茎の成長が止まると、腋芽である側枝の生長が起きるのですが。。。いわゆる、頂芽優勢といいます。頂芽優勢がなくなると、側枝が伸びるのが一般的ですが、ミズナは、このように側枝を伸ばしやすいようになっている作物ということになります。いずれ、水管理もよいと思います。あとに書いてあるように、施肥と太陽光を当てるようにして下さい。
そうそう、ハクサイ、ミズナのどちらにも施肥をやってみて下さい。10日1回くらい。しおれていたのが、復活したものも大丈夫ですから。
わたなべしるす
ー追記ー
復活、嬉しいことですね。それにしても大きな方の株はたいしたものです。当研究室のものと遜色ない大きさな気がします。
そして、教授のコメントにもある通り根のことまでよく気が付かれました。他の受講生に先駆けてトップで指摘されましたね。
さて、シュートというのは厳密には葉と茎を一緒にした単位で間違いないのですが、園芸の場面で使う場合には意味の違う言葉になるのです。成長が通常より早い側枝のことを指して言います。特に地面の際かあるいは地中から急速に伸びてくるものを言うのが普通です。バラなどでは強い剪定をするとシュートが出やすいですね。株の若返りを図る上で重要な性質です。不必要な時に出てしまうと、株の他のところが消耗するので厄介なのですが。
しかし、色々と知っている&調べているのは大したものです。
これからも期待しています。
ラボスタッフ・オガタ