施肥とその後の経過(農:齊藤芙紀子)
2017年12月 3日 (日)

こんにちは、農学部一年の齊藤芙紀子です。
中間発表にも書いた通り、施肥を行ったので今回は施肥とその後の経過について報告していきたいと思います。施肥のやり方はオガタさんの記事を参考にしました。
化成肥料の粒を一つまみ、5~8粒ほどを窪みを作って置いていきました。一つの鉢に3か所ほどが目安とのことだったので、今回、3.5号の鉢(ハツカダイコン)は三か所、五号の鉢(コマツナ)には四か所施肥をしました。
「置く位置ですが、鉢の縁に近く、植物からは距離をとって下さい。それでも肥料成分は届きます。根は、葉の大きさ以上には張っているものです。写真のような小さなロマネスコでも肥料の粒の近くに根はあると思います。逆に根に直接触れては浸透圧の関係もあり根を痛めます。」
「追肥の時間的間隔ですが、大体10日間が目安です。この季節は根の動きが悪く、また植物も小さく吸い上げる量が少ないのでもう少し間隔を開けてもいいかもしれません。ですが、葉の色が薄く、また成長をもっとアクセラレーションしたい場合には、間隔を短くしてもいいかもしれませんね。」(上記のオガタさんの記事より引用)
施肥を行うのは初めての経験だったので、こちらの記事から様々なことが分かりました。根に近いほど栄養分が行き渡ると思っていたのですが、根を痛める危険性があるのですね...!また、思っていたよりも施肥の間隔が短いことも自分にとっては驚きでした。今後施肥をする際にもこのことを頭に留めておこうと思います。以下、施肥の様子です。
ここからは施肥後の経過について報告していきたいと思います。
こちらが現在のコマツナとハツカダイコンの様子です。
コマツナは現在一番成長しているもので葉は五枚でており、高さはおよそ4.5㎝で葉の大きさは縦4㎝、横(一番太い部分で)2.5㎝です。根から少し上の部分が太くなっており、一か所から集中的に重なり合って葉が生えています。葉の形状は卵型をやや細くしたような形です。小さい葉ほど葉脈が細かく、はっきりとみられます。また、大きくなるにつれて葉の縁の部分が丸みを帯びているように感じました。
コマツナの根元の様子
ハツカダイコンは現在一番成長しているもので葉は四枚でており、高さはおよそ5.0㎝で葉の大きさは縦4.8㎝、横2.6㎝です。こちらはすべての苗で葉の生えている部分より下~根元にかけてが赤く色づいていました。葉の形状は大きいものは楕円形やラグビーボールににているのですが、縦長のシャベルのような形状のものも見られました。
写真がいまいちわかりにくいので、今回から実際に測定した値を記録して行こうと思います。
最近いよいよ冷え込んできて冬本番が近づいているなあと感じます。植物たちのために何か寒さ対策を考えていきたいところです。農学部岡田さんの記事のような立派なもの(工夫が凝らされていて本当にすごいです)を作るのは厳しいですが、水入りのペットボトルや段ボールを利用して何かしら対策を考えていきたいと思います。
コメント
農学部・齊藤さん
こんばんは、遺伝の渡辺でございます。施肥をやってみたのですね。施肥をやった日付けと現在の植物の状態の日付けが不明なので、何ともいえないですが、コマツナとハツカダイコン、いずれも大きく生長しているのではないでしょうか。施肥が効果を見せていると思ってよいのではと思います。大きさを測ることももちろん、大事。その前に、感覚の世界で、効果があるのか、そうでないのかを、文章にしてみることも大事です。1つ前の菅原さんのは子葉が少し黄色くなっていましたが、齊藤さんのは、緑なので、この緑が維持されるように管理してみて下さい。今日などは、仙台もずいぶん暖かい日でしたし、日差しもありました。そんな日がある週は生長量も大きいと思います。是非、気温、日照などを気にしながら、生長とlinkさせて、考えて見て下さい。
あと、ハツカダイコンは、根っこが赤くなり始めて、肥大が始まったようですね。少しずつ楕円の球形に近い根っこになってくると思いますので。最後にあったように、是非、何かで工夫して、寒さ対策ができると、成長促進につながると思います。簡便なもので考えて見て下さい。
わたなべしるす