風から守る!!(農:小笠原千夏)
2017年12月 5日 (火)

こんにちは。農学部の小笠原千夏です。
木々の葉も散り始め、秋も終わってしまいそうです。
そんな中、
岡田和花さんや、昨年度の鈴木大貴さんの投稿を拝見し、
冬の厳しい環境から植物を守るため!!温室のようなものを自分も作ってみようと思いました。
できたものがこちらです。
使ったものはこちら
・長方形の段ボール
・アルミホイル
・新聞紙
・テープ
・クリアファイル
まず、ベランダに置く向きと、日光が当たる方向を考えて、
長方形の段ボールの側面2面と、天井の面を切り抜きました。
南と西に面する側面は、植物に当たる日光をなるべく遮らないように、切り抜く面積をギリギリまで大きくしました。
切り抜かなかった2面には、アルミホイルを貼り付け、日光が反射して鉢に当たるようにしました。
そのうちの1面(窓側の側面)は、段ボールを切り抜き、その部分にアルミホイルを貼ったクリアファイルをつけました。下の写真のようになっています。
この温室のようなものは思ったよりも背が高くて、支えも無いので、
強い風が吹いたら押し倒されてしまうのではないかと心配し、風が吹いても多少は吹き抜けるようにしました。
風通しを良くしてしまっては、温室の効果が薄れてしまうように思いますが、
とりあえず、風によって倒れないようにすることを第一に考えて・・・。
今後改良します!!
次に、段ボールに透明なビニールをかぶせようと思ったのですが、、、
透明なビニールが手元になかったので、なるべく早く用意しようと思います!
(今のままでは、温室の効果が全くありません。。。)
それでは、キャベツとハツカダイコンの様子を報告します。。
キャベツ
11月29日(水)17時 曇り 最高気温16℃
12月4日(月)21時 曇り 最高気温11℃
キャベツは相変わらずのようです。
一週間前と比べると、本葉がほんの少しだけ大きくなったように見えます。
ゆっくり成長を見守っていこうと思います。
ハツカダイコン
11月30日(木)21時 晴れ 最高気温9℃
最善を尽くしたつもりですが、、、
ハツカダイコンの1つはすっかり枯れてしまいました。
12月4日(月)21時 曇り 最高気温11℃
ずっと元気だったもう片方のハツカダイコンの双葉が、しおれていました!!
双葉の1枚の端が茶色くなり、縮れています。
枯れてしまったハツカダイコンがしおれ始めた様子にとても似ていて、
このまま枯れてしまうのではないかとヒヤヒヤしています。
どう対処するべきかわからないので、
適量の水やりを心がけ、
アルミホイルの効果で以前より日光がよく当たるようになったことを期待して、
このまま様子をみようと思います。
一方で、本葉は日に日に大きくなってきています。
2枚の双葉がしっかりと目で確認できるようになりました。
よく見ると細かいフサフサの毛がびっしりと生えていて、健康そうです。
日光がしっかり当たっているのか(しおれる原因が日光不足なのか??)知るために、
日光の照射時間を調べたいのですが、どのような方法を取るべきでしょう。
考えてみましたが、
(1)カメラで窓の外を撮影し続ける
(2)休日、家にいて調べる
と、あまり良いアイディアは思いつきませんでした。
ひとまず、晴れの予報の日に(1)の方法でチャレンジしてみようと思います!
次回までにやるべきことは、
・ダンボールにビニール袋をかぶせる
・ハツカダイコンが枯れないように最善を尽くす!!
それでは!また更新します。
コメント
小笠原さんこんにちは。
いやあ、これは秀作ですね!
よく作られました。クリアファイルの開閉という構造もいいと思います。それと光がどう当たるかを考えていることと、強度的な問題、風の通りまで考えてつくられましたか。加えて形がかっこいいですね。実用よりも上方向に高くしてあり、温室界のサグラダ・ファミリアです。良いものだと思いますので、是非完成させましょう。
植物はなかなか大変なようです。萎れていることもありますが、葉の色が薄いように見えます。土の色は湿り気があるようで、こちらが水分を心配していることを分かって、水をやった時に写真を撮ったのかな、と思います。そういう気遣いは大事ですね。まだ子葉の段階なので土の色が明らかに変わらないよう水をやって下さい。
あとは日照なのですが、正確に何時間当たるかまでは分からなくてもいいです。直射日光が当たる時間が一時間でもあるのか、無いのか、さえ分かれば。
関係ないですが温室といえば、よく考えたら私も作ればいいんですね。今まで猫害を考えて室内栽培をしなかったのですが、ケースを作れば。いや、うちの猫はアホなんで壊すだろうか・・・ 昨日も足元の猫を踏んでしまいました。猫ふんじゃった、というのは実際有るものです。
また報告お待ちしています。
ラボスタッフ・オガタ