報告10(ハツカダイコンの64日目~70日目;1834字)(文:鈴木亮祐)
2018年12月16日 (日)
① はじめに
今回はハツカダイコンの観察結果について載せようと思います。ルッコラは、コップのカビなどの汚れがまだ落ち切っていないため、栽培開始を見送りました。そのため、今回は載せることができませんでした。加えて温室についても、材料に何を使うかということや、強風に対抗するためにどうするかということ、そして日照を遮らないようにするにはどうしたらよいかなど、まだ迷っていることが多いため、載せられませんでした。申し訳ございません。前回カビが発生した原因はおそらく部屋にカビが潜伏していることと、通気性が悪くて湿気がこもりやすいことの二つだと考えられます。実際、夏に帰省してその後部屋に戻ってくると、カラーボックスなどの家具がカビで覆われていました。このことからルッコラにも同じことが起きたのではないかと思いました。
また、前回のコメントに書かれていたことについては、報告することが2つあります。
1つ目は、日照についてです。葉の色がやや薄く、日照が完全ではないとのことですが、それは強風注意報が出ている日にはたとえ晴れていても外に置かず部屋の窓際に置いていたからだと思います。今まで何度か風で倒れているため、その対策のためにやむなく部屋の中に置きました。
2つ目は、葉の一部についている灰色がかった斑点についてです。それに注意して観察していましたが、広がってくるということも葉が乾燥したように枯れてくるということもありませんでした。一度、水やりの時に葉に少し水をかけてみたところ、少し取れたため、ただの土だと思います。土寄せの時に葉に触ることが何度かあったためその時についたものだと思います。
② ハツカダイコンの観察結果
12月10日(栽培開始から1回目は64日目、2回目は38日目)午後10時52分
全体像 1回目
前述したとおり灰色の部分は広がっていませんでした。また、7枚目の本葉が成長していて、大きさは1.3cmで下部にはすでに亀裂が入っていました。
加えてさらに小さい本葉が出ていました。最終的には何枚の葉が出てくるのか気になります。
全体像 2回目
1本だけ、ひょろひょろになっていて、子葉もしおれているものがありました。この個体はもうだめかもしれないと思います。
また、ほかの個体の小さい本葉はほとんど変化がありませんでした。
12月12日(栽培開始から1回目は66日、2回目は40日目) 午後10時46分
全体像 1回目
本葉の大きさをすべて測りました。その結果は以下の通りでした。
なぜか5枚目と6枚目の本葉の大きさが逆転していました。理由は、5枚目の本葉はほかの本葉の下にあり、ほかの葉に比べて日光が当たらないからだと思います。
全体像 2回目
また、とても小さな本葉も、成長はしているようでしたが、微増でした。
12月16日(栽培開始から1回目は70日、2回目は44日目) 午前10時5分
全体像 1回目
本葉の長さをすべて測りました。その結果は以下の通りです。
全体像 2回目
また、観察を続けていたほかの個体の本葉も成長し、それまでは1本にまとまっていたのですが、葉が開き始めました。これからの成長が楽しみです。
③ 終わりに
今週はルッコラの栽培を始めずに、ハツカダイコンの観察だけで終わってしまいました。次回の投稿までにはルッコラの栽培を始めて、観察結果を載せることができるようにしておこうと思います。また、ハツカダイコンも、1回目が予想以上に大きくなり、葉が広がっていて、2回目の生育を邪魔しているように思えます。実際に、1回目のハツカダイコンの葉によって、覆い隠されてしまった個体があります。そろそろ間引きをするべきではないかと思いました。前回は間引きを行った後、切った植物を捨ててしまいましたが、ほかの人の記事を見ていると、それを調理して食べているようなので、今回の間引きでは食べてみたいと思います。
また、1つ質問があります。今回記事を書いていると、「クリックして複数画像アップロード」というアイコンを見つけました。これの使い方を教えてください。クリックしても、「画像をドロップ」と出てくるだけで、どうやって使ったらよいかわかりません。どうかよろしくお願いします。
今回の文字数1834字。
コメント
鈴木さんこんにちは
なるほど、夏にカビですか。それもカラーボックスで分かるくらいに。どんな部屋なのか分かりませんが、乾燥の方が問題になる仙台でそれとは凄いです。基本湿度が高い方が住みやすそうな気がしますが、行き過ぎるのもなんですね。
そして強風がそれほどとは知りませんでした。確かに鉢が倒れては元も子もありません。それの対策の方が急務ですね。平たい段ボール箱なんかがスーパーの捨て箱コーナーにあれば持ってきて、それに入れるなどしなくてはいけませんね。
葉の斑点が病気でなくてよかったです。昨年まであんまり冬期間に病害の報告はなかったのですが、今年やや疑わしいケースが他にあったので。まあ今後とも写真でこちらも見ますが、自分で気付くことがあれば教えて下さい。
今回の報告、細かく写真が撮られていて、計測もまめなものです。指摘の通り横倒しになっている株はダメかもしれません。原因は何か分からないのですがいずれ間引きをする以上、ここらで退場でも仕方ありませんね。
土の様子を見ますと、過去土寄せをしたことが分かります。水をやるスペースがやや少ないですね。土自体は湿っているので、まめに与えているのかと思います。もう少し水やりの頻度を控えてもいいかもしれません。ハツカダイコンは土に水分があまりに多いと下に潜ろうと考えくなる植物なので。
間引きの時期、確かにもうそろそろですね。最終的にはハツカダイコンであれば3株くらい残るのかなあ、と思います。もちろん株の勢いの違いや、今回のように大きさが違っていて収穫時期が異なる場合は分かりません。鈴木さんの記録が次年度以降の貴重なデータになります。
ドロップについては私にも実は分かりません。当研究室の詳しい人(そういうスキルを持っている人は少ない)に聞いておきます。
ではまた
ラボスタッフ オガタ
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こんにちは!ラボスタッフマスコです。
複数画像のドラッグ&ドロップ機能については、こちらに記しましたので、ご参考になさってくださいね。
また何かありましたら、ご連絡くださいー。
ラボスタッフマスコ