東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

可能な範囲で寒さ対策を(12/11)(渡辺 正夫)

2024年12月11日 (水)

中間発表が終わり、10日ほどたちました。後半戦に向けてという目標をしっかり達成しつつ、栽培ができているのを拝見しています。個別のコメントはラボスタッフのオガタ君からの通りです。研究室で一番「園芸」に詳しい方です。自分のコメントだけでなく、他の受講生へのコメントも是非、参考にして下さい。この講義の目標である「観察力」を身につけ、分かりやすい「文章力」が身についているのを、植物を見て、文章を書いて実感できていると思います。このペースを是非、維持してください。
 
そんなみなさんの栽培の努力をよい形で支援してくれていた「温度」と「日長」のうち、まずは日長が来週末に冬至を迎えて、夕方の日の入りが早くなっていると思います。午後からの講義が4コマ目まであると、終わった頃には暗くなり始めているのでは。日長が直接、植物の生長に影響するというよりも「温度」が高くならないことがnegativeな要因になると思います。12月になって仙台らしい寒さになってきました。今日の日中の雨は少しみぞれていたような・・・。また、来週の月曜日には、仙台でも雪マークが出ています。植物は外で生育しているので、ゆっくり寒さを感じているとはいえ、先達の知識を借りたり、受講生独自の工夫で「寒さ対策」をして下さい。もちろん、現状くらいの寒さであれば、植物は耐えることはできますが、せっかくの機会です。チャレンジしてみてください。
  DSCN0747.JPG天気予報を見ていると、年末年始の天気予報が出ていました。例年から見ると、ずいぶん高い最高気温です。晴れ間も多いようです。その分、水やりのことが気がかりになると思いますが、その点はまた、年末近くにラボスタッフのオガタ君と相談しつつ、対策をお知らせしたいと思います。これまでのチャレンジを見ると道具を使った水やり、仙台市内の友達に頼む、自宅へ持ち帰るなど、先達もあれこれとトライしています。今から考えておいておくのもおもしろいと思いますので。
 
 
わたなべしるす