その11 室内栽培(カブ・ハツカダイコン)(医:金濱 央子)
2025年1月 8日 (水)

こんにちは!そして、あけましておめでとうございます!写真は実家に生えている南天です。雪だるまを作るときはいつも南天の実を目にしていました。今年も雪だるまを作ることを楽しみに帰省したのですが雪がほとんどなくて作れませんでした。悲しかったです。年末年始はのんびりしていましたが、1月は怒涛のテスト&レポート祭りなので頑張って乗りこえて春休みにたどり着きたいです...!
目次
1.成長
2.寒さ対策
3.帰省
1.成長
12/6から1/6の間の成長について簡単にまとめます。まず追肥を12/6、12/20、12/31の計3回行いました。忘れてしまってぴったり10日おきに行うことは出来ませんでした。これでカブとハツカダイコンは計5回の追肥をしたことになります。水やりは様子を見ながら7~10日おきに行いました。前回のオガタさんのコメントを参考に結構水やりは控えました。
12/15 7:54 3℃ 80%
この日に観察すると葉がぐったりして元気がなかったです。急に寒くなってきたからでしょうか。
12/19 7:50 0℃ 78%
この日の朝はとても寒く、手元の温度計で0℃を記録していました。葉が凍ったのか濃い緑に変色してぱりぱりになっていました。次の日見た時は葉の色は正常な色に戻っていましたが、いつもより元気がないように見えました。
12/24 7:52 1℃ 70%
葉に少し雪が被っていました。葉が相当しおれていたのでひとまず室内に入れて様子を見ることにしました。
2.寒さ対策
ここで寒さ対策として12/25から室内栽培をすることにしました。温室づくりに挑戦しようか迷いましたが、あまり暖房をつけない今の生活ならこの部屋自体が温室になり得るのかも?と考え室内栽培に切り替えることにしました。実際、ここまでの同じ時間帯の室温計測だと5℃から10℃あたりなので11月下旬~12月上旬の室外と同じ程度の気温の推移であることが分かります。夜間に暖かすぎることもないので特に問題もないかなと考えました。最近の南中高度が低く以前日光が当たっていた場所も当たらなくなってきているので午後の西日が当たる位置に鉢を置くことにしました。室内だと湿度が外に比べて低くなるので今後の観察で湿度が植物の成長に与える影響にも注目していきたいです。今のところ室内栽培に変えたことで葉がしおれることもなく順調に栽培出来ています。
3.帰省
年末年始の帰省は1/2~1/6と短かったので腰水だけで対応しました。いつもの水やりスパンより短いので特に心配はしていませんでしたが、帰省後に悪い変化は見受けられなかったので良かったです。逆に良い変化として見るからに大きくなっていたのが驚きました。
帰省前と帰省後の比較です。写真だと遠近法とかで疑わしいかもしれませんが計測してみると確実に成長していました。どちらも直径は約1.8㎝でしたが高さがカブは1.5㎝から1.8㎝に、ハツカダイコンは3.5㎝から4.0㎝にまで成長していました。
1/6 10:52 6℃ 60%
しかし上の写真のように肥料の周りにカビのようなものがありました。調べてみるとこちらの記事では湿気により肥料の発酵が進んでしまうとのことだったので、帰省前の水やりで一度に大量に水を与えたのが原因だと分かりました。植物に直接的な害はないとのことだったので特になにも対処はしていません。
春の七草であるすずな、すずしろがカブとダイコンの葉であることを知ってから1/7までに収穫できたら七草がゆを作ろうと思っていましたが間に合わなかったのが残念です...。ですがハツカダイコンも肥大によって個体間の距離が近くなってきているのでそろそろ収穫しようかなと考えています。なので次回は収穫&実食の様子を記事にする予定です。最後まで読んでくださりありがとうございました!
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コメント
金濱さんこんにちは
この冒頭の写真は今年のものでしょうか? いや、雪がそこそこあるなあ、と思いまして...... というのは仙台ではひとかけらも雪が無かったのです。まあ助かるといえばそうなんですが...... 写真のような紅白のコントラストがあれば、とってもめでたい正月ですね。
どうでもいい個人事ですが、珍しく今年はオミクジを引きませんでした。普通は泉区の二柱神社で......なんと「血液型別オミクジ!」を引いたりするのですが。
さてさて、植物の方は、投稿の最後の方にありましたが「そろそろ収穫」なんですね...... まあ株間の近さは特に構わないというか接してもいいくらいで、こちらとしてはもう少し見たい気もしますが、タイミング的に本講義も終わりに近づいています。もちろん収穫・実食と最終報告を合わせる必要がなくとも、キリがいいといえばそうですね。
確かに七草にはなりませんでしたが...... 最近売られている「七草セット」、けっこう立派なカブが入っています。しかしま、七草はビタミン補給と考えれば葉を食べればいいのであって、根は必須でないような。今回収穫するであろうカブもまたミニサイズですが、かわいいものです。ハツカダイコンの方は品種的に紡錘型になっていて、見える高さは4.0㎝でももう少し地下部が加わりそうです(そう考えたらまあまあ最終形態に近いですね)。
投稿内容について、腰水はうまくいったようです。肥料の周りのカビは一定水量が続いた時に出るもので、おっしゃる通り害はありません。生きている細胞に取り付くほどの害のある種類ではありません。
葉の萎れは「寒さのため」というか、おそらく土が乾いたタイミングで急に寒くなり、「根の活動が抑えられた」ため、水分を上へ送れなかったのでしょう。長く続くものでない限り問題ありません。本当は室内栽培に切り換えることもなかったのですが、もう切り換えてしまったのなら、そのままにすべきです。先取りして日照や高温の問題についてよく考えているようで、ポイント高いですね。
これは他の受講生が読んでいる可能性があるために老婆心までに言いますが、今回の萎れは前述の通りです。しかし、この先大寒波が来れば「葉が凍る」ための萎れもまた考えられ、対処はその都度異なります。
さあ2025年、どうなるでしょうか。先ずは目の前の課題と試験を乗り越え......ルンルン気分(死語)で大学生ならではの長~い春休みを楽しみにしましょう!
いや作った人が現実離れてるだろ......
ラボスタッフ・オガタ