第16回: カブの収穫1回目!(教:三浦 佳織)
2025年3月29日 (土)

お久しぶりです!
なんだかんだで、最終報告からけっこう時間が経ってしまいました...
春休み期間中にカブの収穫を行ったので、3回に分けて報告をしていこうと思います!
その前に...
写真は、この記事の最初に書いていた「在来線で栃木に帰る」ということをした時の写真です。ちょうど最終報告締切後の土日にしました。これは新白河発 黒磯行きの電車なのですが、めちゃくちゃ空いていて、1両に私ともう1人くらいしかいなかったのですごく快適でした!
新白河では待ち時間が40分くらいあったので、白虎隊ちいかわを買ったりかもめの玉子のみかん味を買ったりしていました。
時間は新幹線の3倍以上かかりますが、ちょっとした旅行っぽくて楽しかったです!
ではこの辺で本題へ~
今回は、カブの収穫と調理の様子の報告【1回目】をしようと思います!
カブの収穫【1回目】
【播種から135日】2/17(月)16:09(気温4.3℃,湿度78%)
播種から135日時点でのカブの様子です。1回目は、写真の①を収穫しました。
・本葉15枚
縦と横の長さの差が0.4cmと小さく、球に近い形でした。
そこで、胚軸肥大部を球と考え、直径を胚軸肥大部の縦と横の長さの平均を取って5.0cmとして体積を求めると、(3分の4)×π×(2.5の3乗)より、約63.78㎤でした。
調理
記念すべき1回目の収穫では、カブを丸ごとシンプルに食べたいと思い...
YouTubeで見つけた、"カブの丸ごとオーブン焼き"にしてみました!
200℃に予熱したオーブンで、オリーブオイルをかけたカブを30分くらい焼いて完成です。
カブが箸で切れるくらい柔らかくなって、カブ汁(?)が溢れてきておいしかったです。
茎は、おにぎりに混ぜ込みました!
それでは今回はこの辺で!
引き続き、2回目・3回目の収穫・調理の様子も報告していきます~
コメント
教育学部 三浦さん
研究室のHPを見ていて、日付けが3月になっていたのに気がつきました。講義が完全に終わったあとで、こうして記事をuploadしてくれる受講生は久しぶりです。講義が終わっても植物を収穫できないようなことがあり、その記事をきちんとHPで報告してくれるのは、開講している側としても望外の喜びです。栽培についての細かなコメントはラボスタッフのオガタ君からあると思います。渡辺が気がついたことを2, 3点記しておきます。
イントロにあった新白河駅で黒磯行きに乗り換え。渡辺が学生の頃は、仙台から黒磯までが直通であったような。今は、福島、郡山、新白河当たりで乗換えでしょうか。周りの景色を楽しむのも学生さんの特権ですから。
カブは大きくなりましたね。2/17(月)の状況を記事にしているので、すでに遅いのかもしれないですが、①の個体はカブの肥大部がどのようになっているのか、縦に切ってみるとよいのだと思います。葉っぱの部分もあわせて。2/17(月)当たりの気温を思い出せないですが、暖かくなると花芽が分化し、場合によっては茎が伸びる抽苔が生じます。それを観察できるのは「縦」に切ってみることです。もちろん、様々な料理法にトライするのも良いですが、植物の生長の様子を理解することで、野菜を購入する時点に注意すべきことも分かりますので。次の報告も楽しみにしています。
わたなべしるす
三浦さんこんにちは!
講義終了後もこうして記事を上げてもうらうこと、大変嬉しく思います!
度々繰り返し言うのですが、人間にとって重要なことは「利害関係がなくなっても、物事を続けるかどうか」です! つまり利害関係がない(この場合は単位とか)時点がスタートで、そこからが本物かどうかの分岐点です。昨今では「要領よく」「タイパよく」行うことがスマートとされますが、実際は逆であり、泥臭く人間臭く行く方が、結局は自分の「品位を上げる」という代えがたい結果を得られるものだと思います。
さて、最初は普通電車の旅の話ですね! 仙台ー宇都宮間はそう遠くもなく、小旅行気分にはぴったりです。40分の乗り換え時間があったようですが、まあ長いというほどではないですね。逆に2時間くらいあれば、駅前散策など可能だったでしょうが......
電車を乗り継げば、ボックスシート型の電車(4人掛けのやつ)や、クロスシート型の電車(対面の長い座面のやつ)なんかの変化を楽しめます。もっとマニアックなことを追求するなら、例えば速度とガタゴト音から線路の継ぎ目長さを計算したりとか、あるいはモーター音から制御方法(VVVF=可変電圧可変周波数など)を類推したりとか、楽しみがあります。しかしま、あまり電車を追求すると昨今では電車ヲタ叩きに遭いますが......
はてさて、本題のカブの収穫にはもう文句なし!ですね。
大きさはコカブにしては理想的なまでの大きさになっていますし、またその形! まるでプラスチック模型のようにキレイです。
そしてここまで成長すれば「土に潜っている割合が少ない」ことも分かると思います。これがカブの成長スタイルですね。ダイコンなどですと、地上部が伸びるタイプ(青首ダイコンとか)、地下部が伸びるタイプ(三浦ダイコンとか)など品種によって異なるのですが、カブならだいたいこういうスタイルになります。
加えて、収穫タイミングとして、春休み時期(?)ということもありますが、花芽を伸ばす直前でもあり大変良いタイミングでした。
最後に調理が洋風というか珍しいやり方ですね! 出汁を使う和風ではなく、オリーブオイルを使う!焼き物! 昨今では料理動画も多数あげられてますが、その中でも面白いチョイスでした。
さあ、別の調理もあったような雰囲気で...... 続きがあるなら期待してお待ちします!
うちの娘用のガクガクブルブル弁当!
ラボスタッフ・オガタ