東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

74日目~76日目 ビニールハウス作製 カブリーニの収穫(法:岡崎和奏)

2026年1月 8日 (木)

目次

はじめに

74日目 12/16 ビニールハウス作製

75日目 12/17 カブリーニにさらに亀裂が!

76日目 12/18 カブリーニの収穫

カブリーニの食レポ

おわりに

はじめに

サムネは激かわ『おおきなカブリーニ』です!!!小かぶですが。まるで鳥獣戯画の一幕ですね。

74日目 12/16 20:40 5℃ 82% 曇り

ようちゃんずらいふというチャンネルの

【100均】300円でできる簡易ビニールハウス!組み合わせ無限大!【ダイソー】【DAISO】【簡易ビニールハウス】【DIY】【自作】【苗床】【寒さ対策】

を参考に簡易ビニールハウスを作りました。

使うものはダイソーで300円のランドリーバッグとLサイズ200円のふとん圧縮袋です。

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この4年前の動画では両方100円だったのですが、現在ではいろいろ売ってる物も変わっていて、ランドリーバッグは光を十分に通しそうなものを選ぶと300円かかりました。合計500円したので、これなら買ってもよかったかもしれません。

まずランドリーバッグを横倒しにして、ふとん圧縮袋に入れます。

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中に鉢植えを置いて、風で飛ばないようにまわりにコンクリートの重しも置きました。

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30cm程度の空気穴を作りました。

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中間報告についたオガタさんのコメントによれば、光合成には昼間に5℃以上が必要で、下回れば害になりうるらしいので、ビニールハウスにどれだけ温度を上げる効果があるか見ものです。

スマホの天気アプリで見たところ1/8の昼間の最高気温は3℃らしいので、1月にはビニールハウスが必要かと思うのですが、検証が必要です。

75日目 12/17 21:25 温度湿度計測忘れ

左の株に新しい亀裂を発見しました。大きさは少し物足りないのですが、そろそろ食べちゃおうと思います。

右の株は直径5.5cmとよく成長しています。食べごろですね。

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76日目 12/18 19:40 温度湿度計測忘れ

カブリーニをついに収穫しました!!!

左の株は亀裂が2つ入っている方で、葉は21枚。真ん中に密集した小さい葉が多いです。右の株は葉は20枚。左の株と比べて葉が大きくしっかりしている印象です。どちらの株にも黄変した葉が見られました。

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上の画像の左の株:直径4cm、縦3.5cm。

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右の株:直径6cm、縦4cm。土に埋まっている状態で測ってしまったため、きっともっと大きく、6.5cmは堅かったかと思います。

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カブリーニの食レポ≫

タネ袋にサラダがオススメと書いてあったので、トマトとキュウリを添えてゴマサラダにして食べました。

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身は甘味があってパリパリでおいしいです。すも入っていないですし、繊維を全く感じないです。葉もうまみがある感じで良いと思います。

さいごに

カブは手のかからない良い野菜でした。結構美味しくて気に入ったので、来年も作りたいです。

コメント

岡崎さんこんにちは

 なかなか良いトップ画像ですね! 絵本「大きなカブ」ではなく、確かに鳥獣戯画に見えます。

 全然関係ないですが、日本は世界最古のコミックである鳥獣戯画を持ち、加えて浮世絵という線画の長い長い伝統も持ちます。そのためアニメの表現にかけては世界一であるのが当然であり、そうあるべきなんです!(力説)

 さて、今回の投稿では何と「温室作り」が述べられています!

 温室について、毎年のように受講生の中に挑戦者が現れます。鉢をビニールで覆っただけのもの...... 本格的に支柱から設定するもの...... 段ボールから箱を作って完全に温室にするもの...... また効果もそれぞれです。

 今回はランドリーバッグと布団圧縮袋という今までに例を見ないつくりのものになっています。温室で重要なのは「風で壊されない強度」と「水やりなどの操作を邪魔しないこと」と「日射を確保すること」と「効果を出す密閉性&過度の温度上昇や湿度上昇を防ぐ適度な換気性」といったポイントになります。それらの条件を満たせば材質はむしろ何でもいいのです。

 この場合、柔軟でありながらも潰されない素材ですし、密閉性もかなり良い水準でしょう。良い素材を使われたものです。また換気を考えて通気口を設定されています。例年の受講生の温室は「思ったより通気が良い」ために効果が今一つという例が多いのですが、これなら充分に温度が上がるものと思います。

 温帯性植物において、光合成を行うには5℃以上、しかし最大限行うには20℃あれば最高ですね。25℃以上になればさすがに夜間温度との差が大き過ぎてダメージになりうるのですが、そこまで温室(無加温)の温度は高くならないでしょう。

 とにかくよく温室に挑戦しました。

 さて次はついに76日目にしてカブの収穫でしたね。最後の写真撮影(抜いた時点)、大きさの計測、葉の枚数も付け加えてそつなくこなしています。そして収穫時にカブが土に埋まっている様子、また根の張り方も分かっただろうと思います。

 ついでに、こちらとしても初めて見るカブの品種なので、アントシアンが茎に結構着く品種なんだなあ、などと知見が得られました。それまた岡崎さんの受講のおかげですね。

 結果的に栽培は大成功のうちに終わり、最終報告の前に、立派な大きさでもって収穫までこぎつけました。おめでとうございます。食レポのゴマサラダ、見た目通りの美味しさになって何よりです。

 さあ最終投稿含め、講義期間も残り少し、期待してお待ちします。

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 仙台市天文台のプラネタリウムスケジュール表...... これプラネタリウムの意味あるのか......

ラボスタッフ・オガタ