東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

野菜を育てよう その13 ~ブロッコリースプラウト栽培開始~(農:大須賀文音)

2026年1月26日 (月)

目次

1.はじめに

2.種の準備

3.種まき

4.コップの設置

5.発芽

6.おわりに

1.はじめに

 こんにちは!大須賀文音です。

 私はたい焼きが大好きで、あんこもおいしいですが、特に中身がカスタードクリーム、生地は外カリ中もっちりのものが好きです。この前、それにちょうど当てはまるたい焼きに出会いました。さらにそれらの条件に加え、生地は香ばしく、バニラの風味がしっかり感じられるクリームはとてもなめらかで、理想以上のたい焼きでした。ぜひまた食べたいと思います。

 さて、本題の野菜栽培では、最終報告も無事終わったということで、ようやくブロッコリースプラウトの栽培を始めました。ここまでの野菜栽培とは違うことが多く、わからないことばかりですが、過去の記事も参考にしながら頑張って育てていこうと思います。

2.種の準備

 まず種まきをする前に、発芽しやすく7時間ほど種を水につけておきました。

 水に浸し始めるところの写真です。

1/19(月)13:46

IMG_4506.jpeg

3.種まき


 最初は湿らせたキッチンペーパーに種をまく予定でしたが、家に使い捨てのスポンジがあり、お店で売っているブロッコリースプラウトはスポンジのようなものに植えられているので、試しにスポンジに播いてみることにしました。

 下の写真は、長方形のスポンジをコップの形に合わせて丸く切り取った切れ端です。

IMG_4507.jpeg

 丸く切り取ったスポンジをプラスチックのコップの底に敷き、水で少し湿らせて、水に浸し終わったブロッコリースプラウトの種をまきました。種が少ないと、芽が伸びてきたときに自立できない可能性があるので、少し多めにまきました。

 下の写真を見ると、いくつかの種はもうすでに芽が出ているのが分かります。

1/19(月)20:53

IMG_4511.jpeg

 種をまいたら、光が当たらないようアルミホイルをかぶせました。

IMG_4512.jpeg

4.コップの設置

 伊東さんのブロッコリースプラウト栽培の記事に対して、オガタさんが気温が低すぎると栽培期間が長くなってしまうとおっしゃっていました。そこで、気温が比較的高く、光を遮ることができる場所を考えた結果、ぴったりの場所を見つけました。

 それは・・・テーブルこたつの中に入れている箱の中です。これだけでは何のことかわからないと思うので、説明します。私の家にはテーブルこたつがあるのですが、熱源に足をできるだけ近づけるために台をこたつの中に置いています。この台は箱になっていて、中にものを入れることができます。おそらく前例はないと思いますが、その箱の中に種をまいたコップを入れて、栽培していこうと思います。

 下の写真は、その箱にコップを入れたところです。

IMG_4513.jpeg

 このように蓋をして、こたつの中に入れます。IMG_4515.jpeg

 コップが倒れるのを防ぐために、テキストやファイルを一緒に入れました。また、写真には写っていませんが、温度計も一緒に入れました。しばらくしてから温度を読み取ったところ、20℃くらいあるようでした。この時期にこのくらいの温度を保って光が当たらない場所はなかなかないと思うので、かなりいいのではないでしょうか。

5.発芽

【播種から1日目】1/20(火)21:12

IMG_4526.jpeg

 種をまいてから約一日たった時点での様子です。種をまいた時よりも、種皮を破って白い芽が出ている種が増えたことが分かります。



【播種から2日目】1/21(水)21:09IMG_4531.jpeg

 前日よりも発芽した種が増え、芽の長さも長くなりました。

 よくみると、ふわふわした白い毛が生えています。繊毛でしょうか。

IMG_4532.jpeg

6.おわりに


 ずっとスプラウト栽培を始められていないのが気がかりだったので、ひとまず始めることができて良かったです。こたつの中の箱で栽培をするという、おそらく今までやった人がいないであろう方法を選択しました。唯一の心配は通気性が悪そうなところですが、こまめに水を取り替えて、カビの発生を防ぎたいと思います。

 今回は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました!

コメント

大須賀さんこんにちは

 今までアサイーボウルという若者の流行的な?スイーツが多かったのですが、何と今度はたい焼き!! いいものですね。魚なんかどこにも入っていないのに形だけでたい焼き! しかもカスタードとは通です。

 たい焼きは、一定期間ごとに変種が出るようで、10年くらい前にはモチモチの「白いたい焼き」がブームになったものです。あのモチモチ感がどこから来るのか、コメのデンプン?(当時米粉パンもまた流行っていた、まあ米粉が小麦粉とあまり値段が変わらない時) コーンスターチ?(ちなみに私がシフォンケーキを作る際は、小麦粉の1/5ほどコーンスターチを加えて粘り感を出す) じゃがいもデンプン(冷麺特有の歯ごたえはじゃがいもデンプン)? 果たして何でしょうね。

 その次...... カニカマなんかを入れた「おかず系たい焼き」、はたまたパリパリ感の「クロワッサンたい焼き」などがあったものです。そういえば忘れてはならないものとして皮の薄い「鳴門たい焼き」もありましたね。

 たい焼きと同じようなものに大判焼きがあります。山形県ではスーパーヤマザワやサンデーの駐車場に冬期間だけ小屋を建て、美味しくて安い大判焼き「あじまん」を売っています。仙台でもやっと数軒やっているところが出てきました。そのあじまんの小屋で働いている人、「あじまんレディー」といいます。

 余談はさておき、投稿についてになります。とにかく最終投稿から引き続いて投稿されているのは、とっても素晴らしいことです。これは声を大にして褒めてあげたいですね。

 内容的には本講義の課題の一つである「スプラウト」です。他の植物栽培と比べて、発芽それから徒長のみを利用するものですから、栽培期間も短く、講義開始から手をつける必要はないものです。しかし、ここまで遅い時期とは......スプラウト栽培はそれなりに注意事項もあるのですが、今回はとにかく「温度維持が鍵」となります。温度が低いと極端に伸びが悪くなり、日数がかかるので種子のエネルギーを使い果たし、あるいはカビの繁殖に負けて枯れてしまいます。投稿中の文章を読むとそのあたりはお分かりのようです。

 さて個別に事項を見てみると、先ずは「播種密度」、なかなかいいですね! 完成形のイメージから考えて適切だと思います。

 次に下敷きがスポンジ...... 確かに市販のスプラウトは下敷きにスポンジを使った製品が多く、ペーパー系のものは見ません。ただし、そのスポンジは当たり前のことながら「撥水しない」ものです。毛細管現象で水を保持しなくてはいけませんから。しかし、一般的に手に入るものはお掃除用のものが多く、汚れのつきにくい撥水加工がされていて、スプラウトの下敷きに使うと種子が水に触れません。

 画像を見ると、水がひたひたに入っている丁度いい水位のようです。いつまでもこの状態ではなく、発芽後の根の伸長につれ水位を下げますから、その時にスポンジが水を吸い上げるタイプのものか確認しましょう。

 遮光はまあまあいいようです。換気が不充分だと酸素不足になりますから、その場合は小さく穴を開けておく必要があります。その判断は、酸素は目に見えませんので、「コップの内面に水滴がついて」いれば換気不足の判断をしてもいいかもしれません。

 さあそして温度! テーブルこたつの中、というのがイメージしにくいのですが......20℃を保てればとてもいい環境になります。まあ、30℃を越える高音や、うっかりの乾かしに気をつければ......ともあれその置き場は本講義初ですから、面白いですね。

 スプラウトは、植物栽培の経験そのものというより、植物の動きのダイナミックさを感覚的に分かるために課題に入れているようなものです。「根毛の伸び」とか、「通常栽培よりずっと早い生育」などを見て頂ければと思います。

 次の経過報告も(他科目のテスト期間に差し支えなければ)お待ちします!

1000000029.jpg ものはともかくネーミング......

ラボスタッフ・オガタ