【出前講義】小松市立中海小学校・出前講義「ヘチマとそのなかまたち--実は、たくさんの仲間がいます--」(1/26)
2016年1月26日 (火)
朝の小松高校での出前講義のあとが、中海小学校。小松市内の平野部と山間部の境目。学校が近くなるにつれて、積雪量も多くなり。。。。今年度は「キャベツとブロッコリー」、「花の不思議な世界」に続いて、3回目。季節的には、材料をそろえるのが大変ですが、ウリ科の写真と実物を見て考えてもらうもの。ヘチマ、キュウリ、ズッキーニを寺岸先生が用意頂き、それを観察することで。学校の入り口には、いつものようにwelcome boardが出迎えてくれて。ありがたいことです。
この時期にヘチマがあると言うのも、とてもすごいこと。寺岸先生のお宅で栽培されていたものを保存頂いていたのを、これにあわせて、横断面の観察。小学校では、「維管束」という単語を習わないようですが、せっかくなので。また、ウリ科に特徴的な名前の付け方、「親づる」、「子づる」というようなことも。あわせて、なぜ、メロンには、Tの字になった果実とそうでないものがある理由。講義の時にはさすがに高価なので、実物を見せることができなかったですが。。。
また、スイカなどは、横断面で切ることは稀で、基本は縦断面の方向に切断。この理由とおぼしき歴史だったり。メロンにネットがある理由。かさぶたのようなものと考えて下さいというと、なるほどと理解してくれたのは、さすがでした。もちろん、寺岸先生が用意してくれたキュウリとズッキーニの横断面を実際に見て、なるほどと。あわせて、維管束の位置関係も。また、途中の休憩時間で積極的に質問してくれたり、。
最後は、みんなからこの講義での感動したことなど、1ことずつ。立派でしたね。最後は、恒例の世界に向けて情報発信。
最後になりましたが、今回の出前講義の企画の時からサポート頂いた石川県立小松高等学校・寺岸先生、小松市立中海小学校・山本校長先生、谷口先生をはじめとする関係の先生方にこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
わたなべしるす
PS. 午後からの小松高校での講義、発表会のあとに、明日の講義向けの野菜をgetに。その時に、メロンのTの字のつるがあるものとないもの。値段もずいぶん違いました。是非、見てみて下さい。