【出前講義】福島県立福島高等学校・SSH「課題探究」(課題研究)開講式「SSH課題研究を始めるに当たって」(4/22, 5/2追記)
2016年4月24日 (日)
今回も、1年生向けの「キャリア教育講義」に続いて、課題探求・探求クラス向けの開講式での講義。前日に宮城県古川黎明高等学校で、お願いされたものですが、このクラスに参加しているのは、1, 2年生。いずれの学年も渡辺が学年全体にキャリア教育を行っているので、課題研究を行うと言うこととして、何が重要なのか、SSHの本質が何なのか。その当たりを。
その開講式、1年生をmainに対照したもの。最初に、教頭先生、SSH長の国分先生から、課題研究、SSクラスでどんなことをして、何を学んでほしいか。渡辺が講師に呼ばれることが必要でないのではと思うほど。。。それを受けて、写真には物差しをつけて、また、しっかりと記録を書くこと。誰にでもわかるように。最近は、PowerPointで講義をすることが多くなり、聞くことで、メモをとることが少なくなったことに対して、警鐘を。聞いたときは、なるほどと思うかも知れないが、その時に書くことをしたら、脳みそでしっかり考えることをするので、是非、書くようにしてほしいと。また、多くの場合、数名での実験、研究。相互にどの様に連携して、それを成果にするのか。定期的にまとめて、文章にすること。それをやっておけば、実験の方法、結果まではかけるわけです。それをまとめれば、議論、discussionのことがかける。最後に、イントロを書けばよいわけです。書くことが始まって書こうとすると、忘れていたり。。。是非、トライして下さい。
課題研究をすること、SSHで活動することで、文章力、表現力が定着することは間違いないこと。是非、しっかりチャレンジしてほしいと。この開講式に続いて、東北大で行っている飛翔型「科学者の卵養成講座」の広報。今年から、電子入力をするようになったこと。少し大変かも知れないですが、やってほしいと言うこと。また、Wordなどで文章を書くのも大変かも知れないですが、是非、やってほしいと。何より、この講座の先輩方には、すごい方々を輩出。今年から、いろいろなことを伝えることを職としてがんばっている方であったり、今年で10年目になりますが、2年目の受講生の方は、「東北大の科学者の卵養成講座がよかったことを、受講生であるわれわれが、証明します」と。すごいです。もちろん、それ以外にも。
渡辺が講座の概要を説明するよりも、昨年、一昨年の受講生から、この講座からどの様なことを学び、受講することでどの様に成長したか。また、定期試験などあり、大変かも知れないが、休まずやることで、時間の有効利用とか、いろいろなことが学べたと。さらに、海外研修でもお世話になった細谷先生から、福島高校としては、欠席を認めないと。。。ありがたいサポートでした。感動でした!!!今年最寄り多くの福島高校からの参加を期待しております。
最後になりましたが、今回の講義の企画などをいただきました、国分先生、橋爪先生、細谷先生、原先生をはじめとする関係の多くの先生方にこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
わたなべしるす
PS. 講義室の外に、コンピューターで描かれたものが。。。渡辺が「科学」を目指すというか、すごいと思ったきっかけの1つ。「タキオン粒子」、「波動エネルギー」、「ワープ」、。。。
PS.のPS. 講義のあと、SSH関係の先生方と今後の方向性であったり、どうすることがこれからの高校教育で重要なのかなと。。。deepな議論の時間を頂きました。ありがとうございました。何より、重要なのは、やっぱり観察、経験だと。。。。
PS.のPS.のPS. 5/2(月), 23:40. 福島高校のHPに渡辺の講義についての記事を見つけました。ありがとうございました。