お久しぶりのイズミとイヌ
2016年5月10日 (火)
こんにちは,D2の辺本です.
先日,私の母校である金沢泉丘高校に高校卒業以来初めて行ってきました!遊びに?ではなく・・・なべさんの出前講義について行き,私も好き勝手お話しさせていただきました.
泉丘の卒業生であり,年も近い先輩である私から生徒さんへ良い刺激となるような話をということでしたが,高校時代,最強に勉強できなかった私が語ったところで何の刺激になるのだろうか?しかも泉丘の生徒にとって大きなイベントは大学受験.私,大学受験は失敗した例しかないですがどうしましょう?と不安になるばかりで・・うちのアルバイトの笹嶋さんの方がよっぽど優秀で,年齢的にも高校生に近いじゃーん!笹嶋さん行ってよー!と思っておりました.しかし,笹嶋さんが私の代わりに行ってくれるわけでもなく・・・
結局用意させていただいたスライド3枚.成績優秀で先生からチヤホヤされまくる生活と,成績最悪で先生から怒鳴られパーティーな生活,どちらも味わってきた私だから語れることを語らせていただきました.成績最悪だった高校時代のことについて話すのは,母校という場で高校の先生を悪く言うようで躊躇いがあったのですが,そんな大変な時期があったからこそ今の私がいるので,現役の先生の目を気にせずに喋りました.もし気を悪くされた先生がいましたら申し訳ありません!!
当日は,好き放題話してしまったため,何を語ったか,逆に何を話さずに終わったか,詳細に覚えておりませんが,大切なことは「置かれた場所で頑張ろう」ということです.高校生くらいだと,人によっては大きな壁にぶち当たることなく現在に至っている方もいるかもしれません.しかし,人生山あり谷あり.生きていれば誰でも「こんなはずじゃなかった」,所謂「失敗」という壁が、次から次へと現れます.落ちる時は,面白いほど簡単に谷底に落ちてしまうものです.そんな時にでも大切なのは,その状況を受け入れて,その状況の中でも地道に咲く努力をすること.これは,失敗の壁が高くても低くても同じだと思います.そして壁を何度も乗り越えていくうちに,成功や失敗という結果そのものでなく,その結果に至るまでの「過程」が大事で,その過程における気付きや成長が本当の自分にとって価値あるものだと気付いていくのではないかなと思います.要は,あれですよ,失敗なんて怖くないってことですよ(怖いけれども)!失敗も見方を変えれば大きな財産(そう思えるまでが大変だけれども)!谷でも,逆さまになって見れば山に見えなくもないでしょ.
講義の後は,高校時代の仲間と獅子吼高原近くへ遊びに行きました.もく遊りんでピザを食べながら,高校時代の先生の話で盛り上がりました.宿題やってこないと机の上に「宿題やってこんかーい!」とデカデカと書かれてイジメかと思ったという話や,ある先生の「なべもとさんっ(怒)!」という声が忘れられないなど,今となっては爆笑ネタになる話ばかりでした.やはり怖い先生ばかりだったなー,いや,良い意味で熱い先生がたくさんいる高校でした.当時は嫌だー,怖いーとしか思っていませんでしたが,今となっては感謝です.自分が誰かを指導する立場になって(そのような機会はまだ少ないですが),怒ることがどんなに大変なことか・・・
ペットの犬には怒りやすいんですがね.不思議なものです.あ,今回,石川に出張するついでに実家にも帰ったのです.動物臭がぷんぷんする犬を洗い,シャンプー臭のするフワフワ犬にしてきました.最後に,今回のような機会をくださった米口先生をはじめとする泉丘高校の先生方,渡辺先生,写真を大量にとってくださった中谷内先生,本当にありがとうございました.
D2 ナベ