【出前講義】仙台市立片平丁小学校・平成28年度 第1回学校評議員・関係者評価委員会(6/17)
2016年6月17日 (金)
昨日までの雨模様が梅雨の晴れ間。ずいぶんと気温が上がり、過ごしにくい季節に。。仙台にきた頃、30年くらい前になりますが、もう少し「涼しい」、「寒い」くらいの梅雨だったような気がするのですが。。そんな中、labがある片平キャンパスがある小学校の校区である仙台市立片平丁小学校から、学校評議員を賜り、今日が、その第1回の会議。7年ほど前に、お願いされた七北田小学校の時は、学校評議員だけでしたが、関係者評価委員とも連携というのは、よりよいコラボができる体制ではないかと。。
最初に、全ての学年の授業参観。出前講義でいろいろな小学校に伺いますが、学年を通して、拝見するのははじめてか、ずいぶんご無沙汰で。。。渡辺が小学校の頃、どんな小学生だったのと、ふと考えながら。。。1年生がこの時期には、「アサガオ」を栽培している時期。品種改良の賜物でしょうか、ずいぶんと大きな子葉が展開していて、。。ちょっと、かなりびっくりでした。それに続いての会議では、最初に成田校長先生から、「自己有用感」、「自己肯定感」ということで、小学生と言うよりも、1人の人間としてということで、大学人も考えないといけないなと言う大きな話を頂きました。また、「学級力向上プロジェクト」として、多数の項目について、自己評価というか、考えてみると言うことは、labを運営する上でも、大変参考になりました。今の渡辺の研究室は、他と比べて何がよいのか、何をさらに推進することがよいのか。一度、labで考えてみるべきことだなと。
教務の加藤先生から、授業カリキュラム。全国一斉の学力テストで、片平丁小学校の水準はかなりのものがあると。。。学校、家庭、地域が一体となり、よい方向に物事が進んでいるのではと思います。ICTを使ったactive learning。デジタルとアナログをどの様に融合するのか。新聞紙上では、電子教科書という話も出ていますが、アナログでしかできないことをどうするのか。なかなか、難しいところだなと。あと、授業が始まる前に、児童の皆さんは「ちゃんと静かにできる」。とても大事なことだなと。言うは易く行うは難しということの典型だと思いますので。。。
浅野教頭先生から学級力向上プロジェクト、学校評価の現状、年間予定などについて。教育目標、協働型教育目標の細かな点について、保護者からは高く評価されているのは、よい学校運営なのだろうと。保護者の方々からのリクエストはとてもheteroなので、それに対応するのは、とても大変なことだなと。。。渡辺が行っている特別講義についても、それなりの評価であったのは、よかったのかなと。それにつづいての、質疑のところで「民度」ということが議論に。よい意味で、地域の子供を注意できる、よき昭和の環境をどのように取り戻すのか。。。難しい問題だなと。学力が高いという理由。渡辺の頃と違い、今は、小学生でも「塾」に通っているとか。。。若手からベテランの教員間の交流もあるとか。昔は、ベテラン教員から技を「見て覚える(盗む)」という表現はよくないかも知れないですが、そんなところもありましたが、いろいろなものをオープンにして、議論できているのは、よいことかと思いました。
最後になりましたが、成田校長先生、浅野教頭先生、加藤先生をはじめとする、片平丁小学校の先生方にはお礼申し上げます。ありがとうございました。来週の出前講義で、また、お世話になります。
わたなべしるす
PS. 片平キャンパスも、片平丁小学校の学区。児童の皆さんが安全に通学したり、活動できるようにすることも、大学、大学人としての大事なこと。会議の席で賜った内容。早速、大学本部の方にお願いをしてみました。その時に、頂きました「学校評議員」の「委嘱状」が役に立ちました。ありがとうございました。どれくらいのことが実施されるのか。できるだけのことをしたいと思いますので。そんなことを、本部と協議しないといけないと思っていたからか、「デジカメ」を忘れて、HPを書こうとして気がついた状況で。。。もう少し自分自身の危機管理をしっかりしないとと。。。。
PS.のPS. 来週の土曜日は参観日。と言うか、渡辺が出前講義「キャベツとブロッコリー」に伺います。講義資料を浅野教頭先生にお渡しして。。。来週の土曜日がたのしみです。