東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

方法、覚悟、決死(4/27)

2017年4月27日 (木)

 新しい年度が始まって、ほぼ1ヶ月。新しいmemberもほぼなじんできたのではないかと。連休明けには、もう少し落ち着くかと。というか、自分自身のたまっている雑用をこの連休で何とかしないと。少しずつではあるが、減少しているので、あとは、肝腎の原稿を書かないと。ずいぶん前から、止まったままでいる。。。ちょうど1ヶ月ほど。何を書こうと思っていたのかも、思い出すのに時間がかかるような。。。ちょっと、かなりまずい状態。ただ、そんなことは言ってられない。程度の差はあれ、何とか、進化形、完成形に持ち込まないと。そのための方法は。。。ぱっと思いつかないが、今までにない方法でということになるのだろうか。急ぎならが、確実に。難しい問題である。そういえば、この時期は「春の山菜採り」。子供の頃に、ゼンマイ、ツクシを取って以来、そんなことをしたことがない。ゼンマイ、ツクシくらいであれば、確実に識別ができる。たぶん。ただ、そうでもないものもあるらしい。「ニラ」と「スイセン」。ニラはネギ科だと思うので、何ともいえないにおいがあるよう名。スイセンは、そんなことなくて、何となく葉っぱをちぎると粘り気があったような。いずれ、間違えてはいけない。ただ、五感を使うことも大事なような。

20170427200928-9b43e6ac3a14439df0683971376b3c9af08bfb73.jpg 五感を使う。できるだけ、いつもでありたい。ただ、年とともに。。。という部分もある。年とともにという点では、集中力が長続きしない。ただ、年季が入った分、技は老獪になっているような。。。それはちょっと邪道のような。。。年相応の部分はあるにせよ、もう少し気合いを発揮して、研鑽を積まないと。。。集中力がどれくらい続くのか。年齢にもよるだろうが、小学校は45min授業。中学校、高校は確か50min。大学の講義は90minだったような。というか、今も、そうである。それより長くすると。。。なのだろう。ただ、別の理由があって「100min」、「105min」というのもあるとか。。。たった、10min, 15minかも知れないが、しゃべる方、聞く方が覚悟を決めないといけないような。。。しゃべる方はどれだけ興味を引けるか、聞く方も集中できるか。今なら、パソコンでメモを取るが、30年前は手書きのノート。今思い出しても、よく漢字が出てきたなと。。。集中力だけでなく、漢字力も退化しないように。進化することは難しいので。。。

 この前、何かの記事を見ていたら、ノーベル物理学賞を取られた先生の記事が。失敗は1,500回以上だと。。。物理系と生物系の違いはあるが、。。驚くべき数字であった。渡辺も学生の頃から見ると、ずいぶん、失敗をした。ただ、そんな時、同期であったり、共同研究している方々がすごくやっているのを見て、頑張れたような気がする。切磋琢磨とでも言えばよいのだろうか。ノーベル物理学賞をとられるような「精鋭」であってもそうならば、もっと頑張らないと。そんなことを。。そうやって、失敗を重ねることで、少しずつ完成形に近づき、より有望なものが見えてくるのだろうと。そういえば、元プロ野球監督の言葉に、その組織の中に入れば、1番も下位も関係ないと。そこからの頑張りだと。確かに。。。4月も終わり、連休を決死の覚悟でやってみれば、肝腎の原稿書きも進むような。そんな気がした。まずは、やってみよう。ものの本に「○○とは、習得そのものがゴールではない。むしろそこから、さらなる精進が始まると思うがよい」と。○○の部分は色々なことが当てはまる気がする。研究でも教育でも。

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 わたなべしるす

 PS. 今年も図書館の講義を担当。去年6月だったのを5月に。そんなで、図書館の担当の方と実習の打ち合わせ。実務をよく存じ上げておられるので、ずいぶんと参考になった。ありがたい限りである。そうそう、今年も「どこからきたのか」という世界地図が。。。。楽しめる企画である。5月の講義の時まであれば、また、拝見したいなと。。。

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