東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

叡智、覚醒、捲土重来(11/2)

2017年11月 2日 (木)

 30年以上前になる。高校3年の2月。共通一次試験も終わり、思うような点数でなかったこともあり、私立大を受けるというのもやめにして、自宅学習をしていたような。。。当時から3月1日が卒業式。今は、前期、後期があるので、卒業式前に受験となるが、昔は卒業式が終わってから、まさに大学受験。そんな2月に、東北大・経済で学んでいた先輩から手紙が届いた。何かと思って開けてみると、受験の前日に、仙台にいる今治西高卒の先輩方が激励会と会場案内をしてくれると。。その手紙のところに、1回生・○△□という先輩の名前が。大学になると、○回生といえるようになるのだ、かっこいいなと思ったのを思い出す。そういえば、関西方面に進学した同級生もそんなことをいっていたような。ところが仙台に来てみると、そうでもなかった。単に、1年生であった。あれ??と思って、その理由を追及することも。。。そんな時、その理由が書かれた記事が。。。なるほど。人類の叡智というか、そんなことを学ぶ大学の成り立ちとシステム違いとは。。。今の大学を「回生」、「年生」のどちらで呼ぶのがよいのか。少し頭を抱えるが、いずれ、考えて、工夫をして、あれこれとやった教養部時代を思い出した。

 考えるといえば、ロボット。昔は、導線があって、それで動かしていた。そのうち、リモコンで動くものが出てきたが、リモコンで動くのは、テレビくらいで、それ以外のものは。その意味で、家庭用ロボットが復活するとか。2006年に生産停止となったものを、version upして、AIを搭載することで、さらなる「覚醒」版とでも言えばよいのだろうか。値段など、色々なことをtotalに考えて、どうしようかなと。まずは本物を見ることであろう。本物といえば、先日の出前講義のおりに、四国中央市立川滝小学校・村上校長先生から頂いた「カブトムシ」。驚くほど精巧にできていて。。主な関節はきちんと動くし。。。感動もの。この時期に、もちろん捕まえることはできないので。そのカブトムシが蛹から成虫に脱皮・羽化するときのからくりが分かったと。なるほど。そんな風にしてたたみ込んで、広がるとは。。。まさに、これも「覚醒」だなと。。。セミの脱皮は観察したことはあるものの、鞘翅目のカブトムシ、クワガタムシはなかなか、土・木の中で難しくて。。。

20171102133456-3033f66c6e90d9e9fe2efa2f834a8819eb324c1e.JPG カブトムシとクワガタムシにとって、クヌギなどの蜜がでているところは、勝負の世界。子供の頃、そこまで見たことがあるかといえば。。。カブトムシがクワガタムシを蹴散らすとか、そんなことはなくて、だいたいは、スズメバチをどうやって退治して、ほしいカブトムシ、クワガタムシをgetするか。。。そうなると、こちらとスズメバチの勝負。もちろん、決して、刺されてはいけないので、。。とんでもないことになるので。。。そういえば、先週の土曜からSMBC日本シリーズ2017が開幕。贔屓のチームは、かなりきわどい判定もあったが、3連敗のあと、1勝。いずれ、崖っぷち。ここでやらないと。まさに、捲土重来。残り3戦3勝で。。。祈るばかりの3連休になりそうである。


 わたなべしるす

 PS. 農学部時代、生命科学研究科にもどってから、色々なことでお世話になった農学部名誉教授・山谷先生紫綬褒章を受章。お世話になった方が、このように顕彰されるのはなんともいえず。。そういえば、将棋界からも。昨年、A級から陥落して、B級1組にという道でなくて、フリークラスを選ばれたような。。。いずれ、すごい方ばかりです。こちらも脳みそを覚醒して、捲土重来、がんばらないと。。そんなことを思わせてくれた11月の最初の週であった。

20171102133603-3cfd246706c7f3039a7bed71f56fa61000078629.JPG


ARCHIVE