東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【アウトリーチ活動】飛翔型「科学者の卵養成講座」特別講義、グローバルサイエンスキャンパス・連絡協議会(11/16)

2017年11月16日 (木)

 16日の朝は、全国的にこの冬一番の寒さとか。。。確かに。。本州の市街地でも初雪の便りとか。。。仙台はしばらく先にしてほしいのですが。。。いち早く雪の便りがあった「北海道」では、公共路線である鉄道の維持が大変なことに。。。難しい問題で。。。古代の歴史につきものの「古墳」。直接見たことがあるのは、奈良県明日香村のものくらいだろうか。いずれ、どうやってこんなものをと、科学的に考えるのは、興味深いことで。。。というか、お世話になった方の施設が担当しているとは。。。これはこれで驚き。。。

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 飛翔型「科学者の卵養成講座」特別講義・「教授の進路選択アドバイス--人生を戦略的に考える--」(11/11)

 そんな先週の土曜日。運営も行っている飛翔型「科学者の卵養成講座」前半は同じく運営をしている工学部・安藤先生が「プラズマ・核融合」と題して、講義を。そのあとを受けて、渡辺からはこの時期恒例の「キャリア教育」。渡辺をモデルにして、今までの経験を活かして、失敗にめげずに、これから先の人生をどの様に歩いて行くかと言うこと。

20171116130507-0cdd568be66187b67399e801060fdcec47e18161.JPG20171116130520-15c68b6a883d2f64cccb46a2a3737ab0a49c178d.JPG 渡辺が子供時代と違って、スマホ、コンピューター、AIなど先端技術のオンパレード。一方、渡辺の頃は、学研の科学と学習で、何かを組み立てて遊んだり、。時代が違うとはいえ。。。そんなことを復活してほしいのですが。。そろばん勘定との問題もあるのでしょうか。。。また、何よりも復活してほしいのは「土曜半ドン」。こんな言葉を知っている時点で、かなりの年齢になるわけですが、。。午後からを自由に使う。まさに、科学者の卵養成講座で養成している、自分で考え、行動すると言うことに近いのかと。

20171116130538-51c3511fe907f7b673fbc151d5e729b69d6f75ac.JPG20171116130548-d7adf141af9e8fed94558efc13d026c38578fd70.JPG あと、渡辺の時代はアニメで、白衣を着た博士、教授がいて、かっこいいなと。そんな憧れが。今ではそんなことは乏しいのかと思いましたが、意外とそうでもないことが。この前の出前講義で。。。そんなちょっとしたきっかけを大事にして、将来のことを考えてほしいなと。

20171116130602-9b5de5782bf5d450b117a535d12fd976592ee816.JPG20171116130611-177e4b77c0adccbd85063bf6e3709d05fc9a5a42.JPG20171116130622-0d22ae05ce8edc52b44774222212a4823a068ed7.JPG
 グローバルサイエンスキャンパス連絡協議会・発表者(11/11)

 土曜日は、飛翔型「科学者の卵養成講座」で渡辺をモデルにして「キャリア教育」の講義を行いましたが、このプログラムの全国規模での共通名称は「グローバルサイエンスキャンパス(GSC)」になります。同じJSTが実施している「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の方が遙かにmajorですが。。。GSCは大学が企画して高校生に行うイベント。SSHは高校側が企画して、大学とコラボするようなプログラム。2014年度にスタートし、今年度はtotal 17の大学で実施しているGSC。東北大は2014年度からスタートし、今年度が最終年度。次年度、こうしたプログラムが継続されるのかは、運営している側としては気になるところですが。。。

20171116125930-97de120c86e5dcd6f91c2bb3bc6bbb57454cdedc.JPG そんな中で、今年度の17の実施大学が参集し、連絡協議会で東北大の取組をプレゼンし、質疑応答に対応。この形のプログラムが始まったのは、9年前の「未来の科学者養成」というプログラム。この時からのコンセプトは、領域横断的な思考を持った受講生になってほしい。遺伝学もbig dataである数学とのコラボは重要ですし。。。そう考えれば、領域横断・融合的なことができることは大事だと。これが、東北大のプログラムを運営している先生方の統一コンセプト。そのコンセプトの元に、この9年間で枝葉の部分は変化したものの、基礎コースという講義を聴いて、講義の情報だけからレポートを書くということは、9年間、継続したこと。これによって、集中して聴講し、レポート書くことができる多くの受講生が輩出できたのではないかと思っているというような気概で実施してきたと。。そんなことを説明したり、質疑応答をしたり。。。いずれ、受講生が次世代の日本国を背負う人材になってくれればと。そんな会議でした。

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 わたなべしるす

 PS. 今日のニュースで「高大接続」が話題に。。。これから先、何をどうすればよいのか。。。難しい教育問題です。

 PS. 自然現象を観察すると、これはすごいと思える発見も。。。昆虫と寄生細菌との関係。。。こんな形態変化を起こさせる原因は。。。基本的な観察としては、おもしろく大事なことのような。。。




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