東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

台湾行ってきましたよ。

2017年11月21日 (火)

11月6-7日の日程で台湾・台北市で開催されたTaiwan-Japan Plant Biology 2017に参加しました。

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TSPBJSPBの初めての合同会議という記念すべき大会に参加することができました。この合同会議は今後も数年おきに開催することになっている様です。互いに英語が母国語ではないということもあり、議論の際には時間がかかってしまうこともありますが、個人的には気楽にいってくることができました。どちらの国の若い研究者にとっても、価値ある経験ができる会議になるのではないかと感じました。


ポスター発表と5分間・質疑応答なしの発表を行いました。ポスター発表が口頭発表の前に行われたこともあったのか、生殖関連の仕事に興味のある人がそれほどいなかったのか、ポスター発表では孤独な時間を過ごしました。質疑なしとはいえ、国外で英語での発表は初めてでしたので、しっかり緊張しました。5分の発表は何度か練習すると丸暗記する程度ですので、発表は無難にこなしたと思います。発表後に台湾の研究者3人と少し話しましたが、自家不和合性は知っていても、種間・種内の一側性不和合性についてはやはりなじみがないらしく、丁寧に説明しないとミスリードしてしまうと感じました。なかなか難しいことですが、今後はintroductionをもっと工夫して発表したいと思います。


今回の学会参加は新学術領域「植物新種誕生の原理」の国際活動支援班から支援をいただきました。感謝申し上げます。

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高田

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