満身創痍、執念、勝機(9/17)
2018年9月17日 (月)
北海道胆振地方中東部で、M6.7の地震が起きたのが、9月6日(木)の03:08分頃。早くに文章をと思いながら、諸事に追われて。。。犠牲になられた方々に哀悼の意を表すとともに、避難などの生活をされている方々が通常になることを祈るばかりです。2011年の震災経験者としては。。。そんなことを知ったのは、朝起きたときのニュースで。仙台も揺れたようですが、そんなことを気がつかず。。。お世話になっている研究室に急ぎ電話。通常回線なので、また、停電していても、電話が通じることは、3.11で学んでいたので。。偶然にも通じて、無事を確認できたものの、自家発電装置で冷凍庫などは維持でいているものの、停電がいつまで続くのか。。。少しの切れ目はあったものの、確保されていたサンプルなどが使えたのではと言うことで、ほっとでした。北海道全域が停電。東日本大震災の時でもなかったような事態。まさに、満身創痍。そんな中で営業を続けたコンビニがあったとか。これまでのこうしたときの弱点を理解していたからであろうか。
そんな被災の中で、電気を復旧させ、ほぼ10日ほどで「苫東厚真1号機」が復活とか。空路、鉄路の復旧もかなりの速さがあったような。。。また、少し前に台風21号で、連絡橋が壊れたものも、鉄道は18日には復旧すると。いずれも「執念」といえばよいのだろうか。もちろん、これまでの災害での弱点、問題を意識して来たからであろう。ただ、観光などでの訪問客はずいぶん減少しているとか。。。何とかならないものかと。もちろん、これから冬になるという北海道において「暖房」をどうするのか、大きな問題であり、このあたりを意識する必要も重要である。
この被害状況から復活の鍵は。。ものごとをよい方向に回転させて、色々なことを上昇させることなのであろうが、東日本大震災の時も、大変だったような。ただ、そんなことを言っているわけにはいけない。どこかに勝機はないのか。。。少なくとも、関連するところでの連携は不可欠なのであろう。そんなところは、サイエンスの共同研究と同じなのかも知れないが、もちろん、簡単ではない。でも、勝機はあるかと。一日も早い回復をお祈りします。
わたなべしるす