【アウトリーチ活動】探求型「科学者の卵養成講座」, 仙台市立中野栄小学校(9/8, 10, 12写真追加)
2018年9月11日 (火)
仙台の長雨もどうやら終わり。しばらく晴れ間が続くのですが、ここ数日は肌寒い天候。そんな中。先週、今週と2件のアウトリーチ活動があったのですが、あれこれとやっている間に。。。なかなか、記事にできず。
探求型「科学者の卵養成講座」パネルディスカッション、特別講義「ダーウィンも注目した高等植物の自家不和合性」(9/8)
タイトルでは、2つのイベントのように見える化もしれないですが、10:30スタートで、コラボ頂いている県教委などの方々と「コンソーシアム」の会議。そのあと、午後からのパネルディスカッションの座長をする関係で、パネラーの方々と前打合せ。11:30からは、学校推薦の受講生向けに開講式で、文章力をつけるための、HPへの記事の書き方講習など。。。
そんなことを終わらせてから、12:00スタートの「キミの現在と未来、そして科学を語ろう!」 と題したパネルディスカッション。今回は、京都大学とのコラボで、4名のパネラーにあらかじめ、5つのお題を。それを見ながら、その神髄はということで、さらなる議論を。こうしたことの座長をするのははじめてと言うこともあったのですが、時間調整とどこに盛り上がりを作るのか。。。そんなことを考えていたら、時間over気味に。。。もちろん、渡辺だけで途中でのコメントは難しいところもあって、工学部・安藤先生からもコメントと最後のまとめを。受講生のレポート、あるいは、HPへの記事を見る限り、いろいろな意味で刺激になったようで、。。。これからもまた、新規な企画を。
15:00からの講義の合間に、今後のさらなる発展をということで、京都大学の方々と反省会。。。ここに来て、少し座る時間が。ありがたい議論の時間でした。そんな議論も途中で、15:00からの講義。お題は「ダーウィンも注目した高等植物の自家不和合性」。去年から、スライドパターンを変えての講義。植物は両性花なので、自殖性だと思っているかも知れないですが、実は、そんなこともなくて、結構、他殖性。そんなイレギュラーなことから、スタート。説明をすればするほど、それまでのことを打ち消すようなこともあって。。。理解がどこまでできたのか。。。レポートで拝見したいなと。そうそう、少し難しいと思った方。こちらの記事を参考にしてみて下さい。
で、ここまで書いて、分かる通り、当日の写真がない。。。あまりに慌ただしく、午後からはほぼ、5hr立ちっぱなしという状態で。写真は、また、後日、uploadしておきますので。しばらくお時間を。
PS. 9/12(水), 12:15. 事務局にお願いして、写真を頂きました。ありがとうございました。
仙台市立中野栄小学校特別講義「花を解剖して、花の構造を理解しよう」。
明けて月曜日。午後からはかなりの雨模様の中。仙台市立中野栄小学校へ。仙台市と多賀城市との境。隣は多賀城市の学区(山王小学校)になると。初めての学校で雨降り。ちょっと迷子になりましたが。なんとか。。玄関先でwelcome boardが。ありがとうございました。
今回は、クラブ活動の20名くらいの4-6年生の方々と、キク、カーネーションの花を解剖。昔であれば、学校の帰り道に、花をばらばらにするのは、よくやったことなのですが。。。今ではなかなか。そんなわけで、理科好きの皆さんで、グループになって、花をばらばらにして、どうなっているのかを、顕微鏡観察。よくあるパターンは、たくさんの花を解剖することなのですが、この学校では、顕微鏡観察がとても人気に。雄しべ、花びらなど、葉っぱとは違うことを実際に自分の目で。さらに、単眼の顕微鏡と言うことで、片目で見て、反対の目でスケッチをするという高度なことを説明したら、できるという方々も。これは感動でした。渡辺は大学時代にずいぶんやりましたが、結局できずだったような。。。45minでのクラブ活動でしたが、また、いろいろな花を解剖してみてくださいと。
この企画を統括頂いている仙台市教育センターの長谷部先生が当日は渡辺の講義風景を参観。さすがに緊張しますが。。。なんとか。。講義の前後には、後藤校長先生とこうした活動をすること、さらには、自然から学ぶことの大切さなどを議論する時間も頂きました。ありがとうございました。最後になりましたが、後藤校長先生、担当の佐藤先生をはじめ、関係の先生方にお礼申し上げます。ありがとうございました。また、次年度もお世話になる機会があれば、幸いです。
わたなべしるす
PS. 校長室の前の廊下には、本物のパンダの剥製が。。。こんな近い距離で。やっぱり本物はすごいなと。学校の近くの方がサポートしてくれていると。本物を見ることの大事さをたくさん実感してみてください。