皆さまこんにちは。科学者の卵4期生の山中美慧です。
私は現在、東北大学医学部、分子病理学分野で研究を行っています。
先日東北大学で行われた国際学会のポスターセッションでHPPSと言う家族性のがんの研究発表をして、賞を頂きました。
今回発表した研究は高校生の時に科学者の卵で行わせて頂いていた研究を継続したものです。
大学生になっても同研究室で研究出来ることはとても幸運なことだと思います。
(海外の研究者の方々との質疑応答の様子)
高校生のうちから科学者の卵で大学の本格的な研究に接し、講義を受けることが出来たことは私の進路選択に大きな影響を与えました。
研究室で御指導して頂いている堀井明教授を始めとする先生方、そして、このような素晴らしい講座を企画し、運営して下さっている安藤先生や渡辺先生をはじめとする科学者の卵の関係者の方々に感謝したいと思います。
(国際学会にて堀井教授と)
高校生の皆さんも科学者の卵での経験を糧とし、将来に向かって飛躍して欲しいと思います。
さて、同研究室には現在、科学者の卵の高校生が4人通っています。
3月11日の発表会ではHPPSについての研究や、肺がんの研究、膵がんの研究の3題の発表が行われます。
どれも未発表データを含む最先端の、そしてより良い治療に繋がる可能性を秘めた研究です。
がんは2人に1人が一生のうちにかかる病気です。ですから是非興味を持って発表を聞きに来てください!
東北大学医学部医学科1年 山中美慧
投稿者:山中美慧/ひよこさん1号